住石ホールディングス(1514)は、石炭を中心とした資源事業を展開する企業です。かつては国内炭鉱を主力としましたが、現在は豪州炭鉱からの配当収入が利益の柱となっています。また、医療・建設コンサルの麻生グループを親会社に持ち、炭鉱跡地活用や新素材事業への展開も進めています。2024年3月期の売上高は2,259億円、純利益は75億円と、資源価格の動向に左右されながらも高い収益性を維持しています。
住石ホールディングス(1514)―超高ROE・高配当利回りと安定した財務が注目の資源株
株式データ
【銘柄名】住石ホールディングス 【銘柄コード】1514 【上場】2008.10 【市場区分】東証スタンダード 【33業種区分】鉱業 【17業種区分】エネルギー資源 【株価】706 円 【PER】10.29倍 【PBR】1.53倍 【EPS】68.6 【BPS】461.06 【配当利回り】4.25% 【配当性向】43.7% 【1株配当】30 【営業CF】187.78億円 【投資CF】-0.11億円 【財務CF】-39.83億円 【現金等】187.17億円 【自己資本比率】92.2% 【有利子負債】0.00億円 【時価総額】513億円 【ROE】31.8% 【ROA】24.2% 【公式サイト】https://www.sumiseki.co.jp/ 【株主優待】株主優待なし
株価・指標で見る注目点
住石ホールディングスの株価は706円(2024年6月時点)で、時価総額は513億円です。PERは10.29倍、PBRは1.53倍と、資源株としてはやや割安感のある水準に位置しています。ROE(自己資本利益率)は31.8%、ROA(総資産利益率)は24.2%と、日本株全体でもトップクラスの高い資本効率を誇ります。
配当利回りは4.25%と高水準で、配当性向も43.7%。2024年3月期は1株当たり60円の配当と大幅な増配がありましたが、直近では安定配当を意識し25円に着地予想です。
業績推移と事業構造のポイント
売上高は2023年3月期に3,989億円、2024年3月期は2,259億円と大きく変動しています。これは主に豪州炭鉱からの配当収入や石炭価格の影響が大きいためです。
純利益は2024年3月期で75億円と過去最高水準。その一方、2025年3月期以降は30億円前後と、やや平常水準への回帰が予想されています。
- 主力は豪州ワンボ炭鉱からの配当収入
- 新素材(多結晶・単結晶ダイヤ)などの新規分野も展開
- 炭鉱跡地の有効活用・不動産事業も模索中
- 従業員数は連結46名と、極めて小規模な組織
資本効率と配当政策の特徴
住石ホールディングスの最大の特徴は極めて高いROEと財務の健全性です。自己資本比率は92.2%と非常に高く、有利子負債はゼロ。営業キャッシュフローは約188億円と潤沢で、現預金も同水準を有しています。
配当方針も安定配当を基本としつつ、利益水準に応じた増配も実施。2024年3月期の大幅増配(60円)は特別要素が強いですが、今後も4%台の配当利回りが期待できる点は魅力です。
初心者向け・住石HDの注目ポイント
資源株は石炭価格や為替など外部環境の影響を受けやすい特徴がありますが、住石HDは固定費が小さく、主力収益が配当収入中心という独自のビジネスモデルです。そのため、従来の「鉱山を自社で運営し採掘するタイプ」とは少し異なり、資本効率が高く、景気悪化時にも損失を出しにくい構造となっています。
一方で、業績が外部要因で大きくぶれる点、また配当も利益に応じて変動しやすい点には注意が必要です。
財務・キャッシュフロー分析
財務面では、現預金が約188億円、自己資本比率92.2%、有利子負債ゼロという圧倒的な健全性が際立ちます。営業キャッシュフローも非常に安定しており、毎期大きな投資を行う必要がないため、資本効率が高くなっています。
一方、設備投資や研究開発費は限定的で、成長投資よりは安定収益を重視した経営スタイルです。
資源価格の変動リスクはあるものの、財務体質としては日本株の中でも随一の堅さを誇ります。
今後の見通しと投資家へのメッセージ
今後については、石炭価格や豪州炭鉱の配当水準が最大のカギとなります。2026年3月期まで配当収入は堅調維持が予想されますが、資源市況の大幅な変動には注意が必要です。
新素材や不動産活用などの新分野も模索していますが、現在の利益インパクトは限定的です。
チャンスとしては、高い配当利回り・資本効率・財務健全性が続く限り、中長期で安定収益が期待できる点。
リスクとしては、石炭需要や価格下落、配当収入の予想外の減少が挙げられます。
全体として、「安定収益を重視した資源株」として、堅実な経営を続けている点が投資家から評価されています。
かぶポスト的スコア
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🌱 成長性: 4/5景気や資源価格に左右されるものの、収益源の多角化と新素材分野の成長が期待できるため。
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🏛 財務健全性: 5/5現預金が豊富で自己資本比率も高く、負債ゼロという非常に強固な財務基盤を持つため。
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🎁 株主還元: 5/5高配当利回りを維持し、利益水準に応じた柔軟な配当政策が魅力的なため。
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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
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企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。
ひーくん
かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。


