第一カッター興業(1716)株価・配当まとめ│急成長のダイヤモンド切断技術で安定収益実現【2025年5月最新】

銘柄分析
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ダイヤモンドを用いたコンクリート構造物の切断・穿孔工事で知られる第一カッター興業(1716)は、建設現場の高度なニーズに応える専門工事会社です。高速道路や工場の補修、ビルメンテナンスの受注増加を背景に、着実な業績成長と安定した財務基盤を築いています。配当性向の引き上げや増配傾向もみられ、投資家からの注目度が高まりつつある企業です。本記事では、同社の直近業績や財務状況、注目ポイントをわかりやすく解説します。

第一カッター興業(1716)―高ROE・増配・鉄壁財務が光るコンクリート切断のプロ集団

株式データ

【銘柄名】第一カッター興業
【銘柄コード】1716
【上場】2004.6
【市場区分】東証スタンダード
【33業種区分】建設業
【17業種区分】建設・資材
【株価】1,384 円
【PER】8.92倍
【PBR】0.84倍
【EPS】155.1
【BPS】1,643.89
【配当利回り】2.89%
【配当性向】25.8%
【1株配当】40
【営業CF】21.73億円
【投資CF】-16.50億円
【財務CF】-4.81億円
【現金等】94.63億円
【自己資本比率】84.2%
【有利子負債】2.07億円
【時価総額】166億円
【ROE】11.3%
【ROA】9.0%
【公式サイト】https://www.daiichi-cutter.co.jp/
【株主優待】株主優待なし

株価・指標から見る注目点

第一カッター興業の株価は1,384円(2024年6月時点)で、PERは約8.9倍、PBRは0.84倍と、建設関連株の中でも割安感があります。自己資本比率は84.2%と非常に高く、財務の健全性が際立っています。ROE(自己資本利益率)は11.3%と、資本効率の良さも特徴です。
配当利回りは2.89%と市場平均をやや上回り、配当性向は25.8%と余裕を持った水準。今後は「配当性向30%以上」を目安にする方針が示され、さらなる増配も期待されています。株主優待は現在ありませんが、安定配当銘柄としての魅力が高まっています。

業績推移と成長性のポイント

業績はここ数年堅調に推移しています。2024年6月期の売上高は2,092億円、純利益は19億7,300万円で、過去最高益を更新。25年6月期も売上高2,100億円、純利益17億5,000万円と、引き続き高水準の業績が見込まれています。

  • 公共インフラの老朽化対策や大規模修繕需要の高まりで、主力の切断・穿孔工事が安定成長
  • ビルメンテナンス分野でもタワーマンション等の受注増加が貢献
  • 資材・労務費の上昇はあるものの、価格転嫁や効率化で対応

配当実績も右肩上がりで、2019年6月期の25円から2024年6月期は38円、2025年6月期は40円、2026年6月期には50円の増配予想となっています。安定した収益を背景に、着実な株主還元姿勢がうかがえます。

第一カッター興業の注目ポイント ― 初心者向け補足

この会社の最大の特徴は、独自技術に強みを持つニッチトップ企業である点です。コンクリートの切断や穿孔といった分野は特殊で、熟練工の技術伝承や機械設備への投資も重要です。同社は、eラーニングなどを活用した人材育成と、各地拠点の強化を進めており、成長基盤の強化に余念がありません。
また、自己資本比率が高いため、景気変動や資材価格高騰といった外部環境の変化にも強い体質を持っています。PER・PBRの指標から見ても割安な水準が続いており、今後の業績拡大や配当政策の見直しが株価の見直し材料となる可能性があります。

財務・キャッシュフローの状況

財務面も非常に安定しています。

  • 現金等:94億6,300万円
  • 有利子負債:2億700万円(借入極小)
  • 自己資本比率:84.2%(非常に高水準)
  • 営業キャッシュフロー:21億7,300万円(安定して黒字)

営業キャッシュフローが安定的に積み上がり、投資キャッシュフローも堅実な設備投資にとどまっています。フリーキャッシュフローも黒字基調で、資金繰りの懸念はほぼありません。ROE・ROAともに高い数値を維持し、効率的な経営が実現できています。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

建設分野の中でも、インフラ補修や特殊工事の需要は今後も底堅く推移する見通しです。第一カッター興業は、技術力・人材育成・財務健全性の三拍子がそろった企業であり、「守り」にも「攻め」にも強い体質を持っています。
一方で、資材・労務費の高騰や景気変動による受注環境の悪化がリスク要因となります。また、株主優待がない点や、株価の割安感が市場でどこまで評価されるかは注目ポイントです。全体としては、安定成長の中で着実な増配・財務健全性を重視する投資家にとって魅力的な選択肢といえるでしょう。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 4/5
    インフラ補修需要の増加と技術伝承への取り組みで今後も堅実な成長が見込まれるため。
  • 🏛 財務健全性: 5/5
    自己資本比率が84%超と極めて高く、有利子負債も非常に少ない無借金経営に近い状態だから。
  • 🎁 株主還元: 3/5
    配当性向引き上げ方針や増配傾向は評価できるが、株主優待制度がない点がやや物足りないため。
🌟 総合評価:4/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。