オーテック(1736)は、空調自動制御設備の建設やメンテナンスを主軸とする設備工事会社です。工場やビルなどの大規模施設を中心に、省エネ化や設備更新のニーズに対応したソリューション提供で強みを持っています。加えて、建築設備資材や機器の販売事業も展開。堅実な財務体質と着実な成長を続けており、近年は再開発や半導体関連工場向け案件、省エネ工事の受注が好調です。
オーテック(1736)―増配・最高益更新と堅実経営で注目の設備工事会社
株式データ
【銘柄名】オーテック 【銘柄コード】1736 【上場】2000.4 【市場区分】東証スタンダード 【33業種区分】建設業 【17業種区分】建設・資材 【株価】1,439 円 【PER】9.29倍 【PBR】1.13倍 【EPS】154.9 【BPS】1,273.43 【配当利回り】3.71% 【配当性向】34.4% 【1株配当】53.333 【営業CF】27.79億円 【投資CF】-8.42億円 【財務CF】-1.87億円 【現金等】62.98億円 【自己資本比率】63.6% 【有利子負債】17.72億円 【時価総額】228億円 【ROE】7.3% 【ROA】4.4% 【公式サイト】https://www.o-tec.co.jp/ 【株主優待】株主優待なし
株価・指標から見るオーテックの注目点
オーテックの株価は1,439円(2024年6月時点)。PERは9.29倍、PBRは1.13倍と、建設業界内でも割高感はなく、むしろ堅実な評価と言えます。ROE(自己資本利益率)は7.3%で、業界平均水準をやや上回る安定した収益性が見て取れます。
配当利回りは3.71%と高めで、配当性向も34.4%と適度なバランス。2024年3月期の配当実績は1株あたり125円、2025年3月期予想では160円への増配を計画しており、株主還元意識の高さがうかがえます。
業績推移と事業の強み
ここ数年の業績を見ると、売上高は2022年3月期の2,541億円から、2024年3月期には2,937億円まで増加。2025年3月期は3,120億円と、さらに成長を見込んでいます。
純利益も2022年3月期の13億円台から、2025年3月期予想では24億円への大幅増加が見込まれています。これは、空調工事の新設・既設ともに受注が好調で、省エネ関連や半導体関連工事の需要増が追い風となっています。加えて、管工機材事業も黒字化に転じ、全体の利益押し上げに寄与しています。
- 省エネ・再開発需要の取り込み…大都市の再開発、工場の省エネ化更新工事など、時代のニーズに合致
- 堅調な財務…自己資本比率63.6%と高水準で、借入依存度も低い
- 着実な増配…業績好調を背景に、配当も段階的に増加
財務・キャッシュフローの健全性
財務面でもオーテックは非常に堅実です。自己資本比率は63.6%と高く、現金等残高は62.98億円と潤沢。有利子負債も17.72億円にとどまり、無理な資金調達に依存しない経営姿勢が見られます。
営業キャッシュフローは27.79億円と安定しており、設備投資(8.42億円)や研究開発投資(0.51億円)も十分に賄える水準です。
これにより、将来的な景気変動や一時的な受注減にも耐えうる財政基盤を築いています。
初心者向けの補足と注目ポイント
設備工事会社は景気変動や建設需要に左右されやすい側面はありますが、オーテックは「省エネ工事」「再開発」「工場の設備更新」といった今後も需要が見込まれる分野に注力しています。
特に省エネ化や半導体工場の設備増強など、国策や産業トレンドと親和性が高い点は注目ポイントでしょう。
また、増配傾向や安定した財務も、長期投資を検討する投資家にとって安心材料となります。
今後の見通しと投資家へのメッセージ
オーテックは、今後も大都市の再開発や工場の設備更新、省エネ関連工事の案件獲得で最高益の更新が続く可能性があります。一方で、建設資材価格や人件費の高騰が利益を圧迫するリスクも意識が必要です。
株主優待は設けていませんが、着実な増配や安定財務という点で、配当重視の投資家にも一定の関心を集めています。
今後の成長ポテンシャルと、堅実さのバランスをどう評価するかがポイントです。
かぶポスト的スコア
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🌱 成長性: 4/5省エネや再開発需要を背景に業績成長が続く見通しのため。
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🏛 財務健全性: 5/5自己資本比率が高く現金も潤沢、借入依存も低い安定経営だから。
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🎁 株主還元: 4/5増配傾向と高めの配当利回りが魅力だが、株主優待がない点はややマイナス。
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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。
ひーくん
かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。


