不二製油(2607)株価・配当まとめ│安定配当と堅実な売上成長【2025年5月最新】

銘柄分析
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不二製油(2607)―業務用チョコレート好調と構造改革で注目、株主優待も魅力の食品大手

不二製油(ふじせいゆ)は、植物性油脂や業務用チョコレートの大手として国内外で高いシェアを持つ食品メーカーです。大豆タンパクや発酵素材など健康志向の高まりに応じた事業展開も積極的で、海外売上比率が65%を超えるグローバル企業へと成長。近年では米国の業務用チョコレート大手「ブラマー」の買収や管理体制強化のため持株会社制へ移行するなど、事業改革にも力を入れています。

株式データ

【銘柄名】不二製油
【銘柄コード】2607
【上場】1961.10
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】食料品
【17業種区分】食品
【株価】3,383 円
【PER】103.77倍
【PBR】1.36倍
【EPS】32.6
【BPS】2,488.39
【配当利回り】1.54%
【配当性向】159.5%
【1株配当】52
【営業CF】482億円
【投資CF】88億円
【財務CF】-500億円
【現金等】274億円
【自己資本比率】39.3%
【有利子負債】2336.90億円
【時価総額】2,303億円
【ROE】3.0%
【ROA】1.4%
【公式サイト】https://www.fujioilholdings.com/
【株主優待】
権利確定月:3月
権利付最終日:次回:2026/03/27  前回:2025/03/27
  - 100株以上(6カ月以上継続保有の株主)…自社グループ関連製品 1,000円相当
  - 200株以上(6カ月以上継続保有の株主)…自社グループ関連製品 3,000円相当
  - 1,000株以上(6カ月以上継続保有の株主)…自社グループ関連製品 4,500円相当

株価・指標から見る不二製油の注目点

現在の株価は3,383円で、時価総額は2,303億円。PER(株価収益率)は103倍台とかなり高めで、これは足元の純利益が一時的に落ち込んでいる影響が大きいです。PBR(株価純資産倍率)は1.36倍と食品業界の中では平均的な水準。ROEは3.0%ROAは1.4%とやや控えめですが、積極的な海外展開や構造改革の効果が今後どう反映されるかが注目されます。

配当は年間52円(予想)で、配当利回りは1.54%。配当性向は159.5%と非常に高く、現状の利益水準に対して配当がやや重く感じられるものの、安定した配当政策を続けています。株主優待もあり、長期保有のインセンティブになりそうです。

不二製油の特徴と注目ポイントをやさしく解説

不二製油は、植物性油脂・チョコレート・発酵素材・大豆加工素材など幅広い食品原料を手がけています。特に業務用チョコレート分野に強く、近年は米国ブラマー社の買収でグローバル事業を拡大。カカオ価格の高騰という逆風もあり業績は一時的に軟調ですが、チョコレート油脂の需要増や販価改善、そして買収先の構造改革が進むことで、2025年度以降の回復が期待されています。

  • 海外売上比率が6割以上とグローバル展開が進んでいる
  • 健康志向や代替食市場の拡大で大豆タンパクなど新分野にも注力
  • 株主優待は100株以上の長期保有で自社グループ製品がもらえる
  • 安定配当ながら、利益水準によっては配当性向が高くなりやすい

食品セクターの中では海外比率が高く、為替や原料市況の影響を受けやすい半面、グローバル需要を取り込める点は大きな強みです。

財務状況・キャッシュフローのポイント

2024年3月期の売上高は5,640億円(前年比+1.2%)、純利益は65億円(前年比+6.5%)と回復傾向。2025年3月期は売上6,550億円、純利益28億円を見込むものの、2026年3月期には143億円の大幅な増益を計画しています。
営業キャッシュフローは482億円と潤沢で、投資活動も88億円と堅調。財務キャッシュフローは-500億円と大きく出ているため、借入返済や配当等の資金流出があったとみられます。
自己資本比率は39.3%とまずまずの水準。有利子負債は2,336億円と負債規模はやや大きいですが、現金等の保有も厚く、資金繰りに大きな問題は感じられません。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

不二製油は、原材料価格の高騰(特にカカオ)や為替変動の影響を強く受ける一方で、世界的なチョコレート・植物性食品需要の拡大という追い風も受けています。2025年3月期は利益が一時的に落ち込む見通しですが、2026年3月期には構造改革や販価改善が進みV字回復が予想されています。

チャンスの面:

  • グローバル市場での成長余地が大きい
  • 大豆タンパクや代替食品分野での新規展開
  • 株主優待・安定配当による長期保有メリット
リスクの面:
  • カカオや大豆など原材料価格の高騰リスク
  • 海外事業の為替・政治リスク
  • 利益変動が大きく、配当性向も高止まりしやすい

食品セクターの中では値動きがやや大きく、グローバル志向の投資家や業績回復を見込む方には注目される存在ですが、短期的な収益変動には注意が必要です。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 5/5
    業務用チョコレートや大豆タンパク分野でのグローバル成長が期待できるため。
  • 🏛 財務健全性: 3/5
    有利子負債は多めだが、自己資本比率・キャッシュフローは一定の安定感があるため。
  • 🎁 株主還元: 3/5
    安定配当と長期優待は魅力だが、配当性向が高く利益水準による変動リスクも考慮。
🌟 総合評価:4/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。