極洋(1301)株価・配当まとめ│海外展開で急成長する寿司ネタ加工企業【2025年5月最新】

銘柄分析
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極洋(1301)は、日本の水産業界を代表する上場企業の一つです。水産品の輸出入・加工・販売を主力とし、特に寿司ネタや業務用食品の分野で強みを持っています。創業は1937年と歴史が長く、国内外の生産・販売拠点を活かして、近年は海外の加工食品事業にも注力しています。直近では、主力のサーモンやエビなどの販売増加や冷凍マグロの採算改善が業績を押し上げており、堅調な成長を続けています。また、配当も安定的に増配傾向を維持しており、株主還元にも前向きな姿勢が見られます。

極洋(1301)―増配と海外展開が進む、PBR1倍割れの水産大手に注目

株式データ

【銘柄名】極洋
【銘柄コード】1301
【上場】1949.5
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】水産・農林業
【17業種区分】食品
【株価】4,125 円
【PER】6.8倍
【PBR】0.8倍
【EPS】606.2
【BPS】5,164.33
【配当利回り】2.67%
【配当性向】18.1%
【1株配当】110
【営業CF】-17.21億円
【投資CF】-57.07億円
【財務CF】85.24億円
【現金等】84.52億円
【自己資本比率】33.7%
【有利子負債】905.25億円
【時価総額】496億円
【ROE】11.1%
【ROA】3.7%
【公式サイト】https://www.kyokuyo.co.jp/
【株主優待】
権利確定月:3月
権利付最終日:次回:2026/03/27  前回:2025/03/27
◎100株以上:自社製品2,500円相当(例:缶詰や冷凍食品など詰め合わせ)
◎300株以上:自社製品6,000円相当

株価・指標から見る極洋の特徴と注目点

極洋の直近株価は4,125円。PERは6.8倍、PBRは0.8倍と、いずれも割安水準に位置しています。配当利回りは約2.7%で、同業他社と比較しても安定した配当が魅力です。特に注目したいのは、配当性向が18.1%と低めに抑えられている点。業績の伸びに合わせて今後も配当余力が十分にあると言えます。また、ROE(自己資本利益率)は11.1%と、資本効率の高さも見逃せません。

PBRが1倍を下回っていることから、株価が純資産に対して割安に放置されているとも解釈できます。時価総額は約500億円と業界内では中堅のポジションですが、水産業界の中では存在感のある企業です。

配当・株主優待と個人投資家への魅力

配当実績を見ると、ここ数年は増配基調が続いています。2020年3月期の1株配当は70円だったのが、2024年3月には100円、2025年3月予想は110円、さらに2026年3月も110~120円と予想されています。長期的に安定した配当が期待できる点は、インカムゲイン志向の投資家にとってプラス材料です。

また、3月末の株主には自社製品詰め合わせ(100株以上で2,500円相当、300株以上で6,000円相当)が贈られる株主優待もあります。水産加工品や缶詰、冷凍食品など実用的な内容で、食卓に直結する優待として人気です。

業績推移から見た成長のポイント

売上高・純利益ともに堅調な推移を見せています。2022年3月期の売上高は2,535億円、純利益は46億円。2023年3月期には売上高2,721億円、純利益58億円、2024年3月期も売上高2,616億円、純利益59億円と、安定成長が続きました。2025年3月期予想では売上高3,030億円、純利益72億円、さらに2026年3月期予想では売上高3,500億円、純利益93億円と、今後も増収増益が見込まれています。

  • 主力の水産事業に加え、業務用食品や冷凍加工品の好調が業績をけん引
  • 新工場の稼働など設備投資を拡大し、国内外で生産能力を強化
  • アメリカを中心とした海外市場でのシェア拡大も成長ドライバー

このように、従来の水産商社としての機能だけでなく、食品メーカーとしての側面も強めていることが、業績・収益の安定化につながっています。

財務・キャッシュフローの現状と課題

財務体質を見ると、自己資本比率は約34%と、上場食品企業の中では平均的な水準です。有利子負債は約900億円とやや多めですが、安定した収益力を背景に返済能力は十分と考えられます。現金・現金同等物は約85億円を確保しており、短期的な資金繰りに問題は見られません。

一方で、直近のキャッシュフローは営業活動によるキャッシュフローが-17億円、投資活動によるキャッシュフローが-57億円とマイナスですが、これは新工場建設や設備投資を積極的に進めていることが要因です。財務活動によるキャッシュフローがプラスとなっているのは、資金調達や借入が増加した影響と見られます。成長投資のため一時的なキャッシュアウトが発生しているものの、これが今後の業績拡大につながるか注目されます。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

今後の極洋は、国内外での生産能力強化や加工食品分野の拡大を通じて、中長期的な成長が期待されます。アメリカなど海外での需要拡大や、業務用食品の値上げ効果も業績を下支えする材料です。新工場の稼働により、さらなる数量増加・効率化が進めば収益性の向上も見込めます。

一方で、為替変動や原材料価格の高騰、市場環境の変化といった外部リスクも意識しておく必要があります。また、借入金が多いことから、金利負担の増加や財務バランスには引き続き注意が必要です。

割安な株価水準や安定した配当・優待は、長期保有を考える投資家にとって魅力的な要素です。ただし、食品業界は景気や原材料価格の影響を受けやすいため、リスクとリターンの両面を冷静に見極めることが大切です。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 3/5
    海外展開や新工場稼働による増収増益が見込まれる一方、市場環境の影響も受けやすい。
  • 🏛 財務健全性: 3/5
    自己資本比率や現金水準は標準的だが、有利子負債が多めな点は注意が必要。
  • 🎁 株主還元: 3/5
    増配傾向と自社製品優待が魅力だが、配当利回りは平均的。
🌟 総合評価:3/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。


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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。