ツムラ(4540)―漢方薬の国内シェア8割超、連続増配と大型設備投資が注目の医薬品株
ツムラ(4540)は、医療用漢方薬で国内トップのシェアを誇る医薬品メーカーです。高齢者向けやがん治療の支持療法、女性の健康領域など、成長性の高い分野に強みを持っています。ここ数年は大型投資による生産能力の増強や、中国での事業提携など成長戦略も加速。連続増配、株主優待といった株主還元にも積極的で、注目度が高まっています。本記事では、ツムラの業績・配当・優待・財務や今後の見通しを、分かりやすく解説します。
株式データ
【銘柄名】ツムラ 【銘柄コード】4540 【上場】1978.8 【市場区分】東証プライム 【33業種区分】医薬品 【17業種区分】医薬品 【株価】3,616 円 【PER】11.83倍 【PBR】0.91倍 【EPS】305.7 【BPS】3,968.05 【配当利回り】3.76% 【配当性向】44.5% 【1株配当】136 【営業CF】56億円 【投資CF】-193億円 【財務CF】-44億円 【現金等】780億円 【自己資本比率】62.9% 【有利子負債】803.64億円 【時価総額】3,262億円 【ROE】6.4% 【ROA】3.9% 【公式サイト】https://www.tsumura.co.jp/ 【株主優待】 権利確定月:9月 権利付最終日:次回:2025/09/26 前回:2024/09/26 ・100株以上(3年以上保有):自社入浴剤1本(210ml) ・1,000株以上(3年以上保有):自社入浴剤1本(650ml) ・抽選で自社漢方記念館見学会に招待(年数回、100株以上・3年以上保有の株主対象)
ツムラ(4540)の注目ポイント:連続増配&着実な業績拡大
ツムラは医療用漢方薬で国内シェア8割超という圧倒的な強みがあります。医療現場での漢方薬需要は年々拡大傾向にあり、特に高齢化社会の進展や女性の健康ニーズの高まりが追い風となっています。
また、PBR(株価純資産倍率)が1倍割れという割安水準や、配当利回り3.7%台といった株主還元の高さも魅力です。直近の決算では、売上高が過去最高を更新するなど、業績も堅調に推移しています。
- 連続増配:2023年3月期32円→2024年3月期50円→2025年3月期予想68円と、配当を大幅に増やしています。
- 大型投資:新工場建設や中国企業との提携など、将来の成長に向けた積極投資も進行中。
- 株主優待:長期保有で自社製品や見学会の特典があり、長期株主を大切にする姿勢がうかがえます。
初心者向けのワンポイント解説:ツムラ株の魅力とは?
ツムラの最大の特徴は「ニッチだが巨大な漢方市場で圧倒的なシェアを持つ」こと。高齢化や医療現場の多様化で、今後も需要が落ちにくい領域です。
PER(株価収益率)はおおよそ12倍と同業他社と比べても割安感があり、PBR(純資産倍率)も1倍未満なので、資産価値から見ても底堅い株価といえます。
配当利回りが3.7%と高い一方で、毎年の増配実績もあるため、長期的な視点での資産形成にも向いている銘柄と言えるでしょう。
株主優待は「3年以上の長期保有」が条件なので、短期売買よりもじっくり保有して恩恵を受けたい人向きです。
財務・キャッシュフローの健全性と大型投資
ツムラは自己資本比率が62.9%と非常に高く、現金等780億円を保有しています。
一方で、工場新設などの投資が進んでいるため、2024年3月期の投資キャッシュフローは-193億円と大きくマイナスですが、潤沢な自己資本と安定した営業キャッシュフロー(56億円)でカバーしています。
有利子負債は803億円ですが、総資産に占める割合や財務バランスから見ても、リスクは限定的です。
研究開発投資も年間82億円と積極的で、今後の新薬開発や生産効率化にも力を入れています。
今後の見通しと投資家へのメッセージ
今後は新工場の本格稼働や、処方制限の解除による出荷数の増加、海外・中国での事業提携など、さらなる成長が期待されます。2025年3月期は売上高1兆8,230億円、純利益340億円と過去最高を予想しており、業績の伸びが際立っています。
一方で、研究開発費や設備投資の負担増、原材料価格の変動リスクなどもあるため、短期的な利益変動には注意も必要です。
ツムラは長期的な視点で「安定成長+株主還元」を両立する企業ですが、成長投資の成果が業績にどう表れるかを注視していくのが良いでしょう。医薬品業界全体の構造変化や、漢方薬市場そのものの動向も合わせてチェックしておきたいポイントです。
かぶポスト的スコア
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🌱 成長性: 5/5漢方薬市場の拡大と大型投資による増収増益が期待できるため。
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🏛 財務健全性: 5/5自己資本比率が高く、現金も十分に確保されているため。
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🎁 株主還元: 4/5増配と優待が充実しているが、優待は長期保有が条件となっているため。
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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。
ひーくん
かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。


