DMG森精機(6141)―配当利回り3%超と高付加価値機械で注目、株主優待も魅力の世界的工作機械メーカー
DMG森精機(6141)は、世界最大級の工作機械メーカーとして知られる企業です。日本とドイツの経営統合によってグローバル展開を加速し、先進的な自動化技術や複合加工機など高付加価値機種に強みを持っています。配当利回り3%台の株主還元や、500株以上を1年以上保有した株主向けのコンサート優待など、個人投資家にも注目されるポイントが多い銘柄です。
株式データ
【銘柄名】DMG森精機 【銘柄コード】6141 【上場】1979.11 【市場区分】東証プライム 【33業種区分】機械 【17業種区分】機械 【株価】3,092 円 【PER】12.7倍 【PBR】1.39倍 【EPS】243.4 【BPS】2,224.02 【配当利回り】3.4% 【配当性向】44.2% 【1株配当】105~110 【営業CF】445億円 【投資CF】-381億円 【財務CF】-56億円 【現金等】417億円 【自己資本比率】39.4% 【有利子負債】1064.49億円 【時価総額】3,802億円 【ROE】2.6% 【ROA】1.0% 【公式サイト】https://www.dmgmori.co.jp/ 【株主優待】 権利確定月:12月 権利付最終日:次回:2025/12/26 前回:2024/12/26 - 「ジャパン・ナショナル・オーケストラ」のコンサートチケットまたはCD(500株以上、1年以上継続保有の株主限定。専用Webサイトから申込、チケットは1枚または2枚を選択可能)
配当利回り・株主優待と注目ポイント
DMG森精機の配当利回りは3.4%(2024年6月時点)と、機械セクターの中でも比較的高水準です。配当金は2022年12月期から増配基調が続いており、2025年12月期予想では年間配当55円と見込まれています。配当性向も約44%と、利益に対して適度な還元がなされています。
また、500株以上を1年以上保有することで、ジャパン・ナショナル・オーケストラのコンサートチケットやCDといったユニークな株主優待も用意されています。趣味や文化的な体験を重視する投資家にとっては、ちょっとした魅力になるでしょう。
- 高い配当利回りと増配傾向
- 優待内容が特徴的(コンサート体験型)
- PER12.7倍、PBR1.39倍と、バリュエーションも機械業界平均並み
ビジネスモデルと業界内でのポジション
同社は主にマシンツール(工作機械)を中心に、産業向けの自動化機器やサービスをグローバルに展開しています。売上の約85%が海外で、特に欧州・アメリカ・中国を中心に強い販売網を持っています。近年は高単価の複合加工機や5軸機に注力し、競合他社との差別化を図っています。
2023年12月期には営業利益が減少しましたが、これは欧州市場の停滞や人件費・償却費の増加、海外拠点における輸出許可の遅れなど複合的な要因が重なったためです。一方で、平均受注単価の引き上げや、付加価値向上への取り組みも進行中です。
財務状況・キャッシュフローの解説
DMG森精機の自己資本比率は約39%と、機械メーカーとしては標準的な水準です。現金等の保有額は417億円、有利子負債は1,064億円と負債水準はやや高めながら、事業規模を考えると過度なリスクは感じません。
営業キャッシュフローは445億円と堅調ですが、研究開発費(313億円)や設備投資(438億円)など、成長投資にも積極的です。現状のROEは2.6%、ROAは1.0%とやや控えめな数字となっていますが、これは利益率の低下と資産規模の拡大が影響しています。
今後の見通しと投資家へのメッセージ
2024年12月期の純利益は77億円と大幅な減益予想ですが、これは一時的な要因(ロシア子会社の収用保険金や欧州市況の停滞)によるものです。2025年12月期以降は純利益が345億円、2026年12月期も270億円と、再び回復基調になる見込みです。
同社は、2030年までに売上高8,000億円・営業利益率15%という高い目標を掲げており、今後の付加価値向上やグローバル成長戦略が注目されます。一方で、海外比率が高い分、為替や地政学的リスクにも敏感な点は注意が必要です。設備投資や研究開発投資も活発で、中長期的な成長を目指す姿勢は明確です。
チャンスとしては、世界的な自動化・DX需要の拡大や、次世代産業向けの高付加価値機械の伸長が挙げられます。リスクとしては、欧州経済や中国市場の変調、為替・貿易摩擦などグローバルな外部要因への依存度が比較的高い点です。配当や優待を重視したい投資家、機械業界のグローバルリーダーに注目したい方にとっては、今後の動向を継続的にチェックする価値がある銘柄と言えるでしょう。
かぶポスト的スコア
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🌱 成長性: 2/5直近の利益減や市況の逆風が響き、成長性はやや控えめな印象です。
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🏛 財務健全性: 3/5自己資本比率・キャッシュフローは標準的で、過度な財務リスクは見られません。
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🎁 株主還元: 4/5増配傾向と独自優待を組み合わせ、個人投資家への還元姿勢が目立ちます。
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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。
ひーくん
かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。


