安川電機(6506)株価・配当まとめ│安定配当と堅実成長の技術株【2025年6月最新】

銘柄分析
※本記事にはアフィリエイト広告が含まれています。

安川電機(6506)―ROE13%超・ロボット×サーボで世界首位の実力派、業績回復に注目

安川電機は、サーボモーターやインバーター、産業用ロボットといった産業自動化領域で世界トップクラスのシェアを誇る技術系メーカーです。1915年創業と歴史も古く、独自の制御技術を強みに、国内外のものづくり現場を支えています。直近では半導体・電子部品業界の回復や自動化投資の再加速を背景に、業績・株価ともに再び注目を集めています。
今回は、安川電機の特徴や最新決算データ、財務状況、今後の展望までを分かりやすく解説します。

株式データ

【銘柄名】安川電機
【銘柄コード】6506
【上場】1949.5
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】電気機器
【17業種区分】電機・精密
【株価】3,412 円
【PER】19.67倍
【PBR】2.05倍
【EPS】173.5
【BPS】1,662.6
【配当利回り】1.99%
【配当性向】39.2%
【1株配当】68
【営業CF】546億円
【投資CF】-293億円
【財務CF】-294億円
【現金等】402億円
【自己資本比率】57.5%
【有利子負債】825.14億円
【時価総額】11,403億円
【ROE】13.6%
【ROA】7.2%
【公式サイト】https://www.yaskawa.co.jp/
【株主優待】株主優待なし

高ROE・自己資本比率の高さに注目―収益力×財務健全性のバランスが魅力

安川電機の株価指標を見ると、ROE(自己資本利益率)は13.6%と国内製造業の中でも高水準です。これは事業の収益性が高いことを示しており、効率的な経営がなされている証拠といえます。
また、自己資本比率は57.5%と財務の安全性も十分。時価総額は1兆1,400億円規模、PBRは2倍超と、グローバル展開を背景に市場から一定の評価を受けています。配当利回りはおよそ2%と高配当とまでは言えませんが、配当性向は40%弱とバランス型。
なお、株主優待はありませんので、インカムゲイン(配当収入)重視の方は配当利回り中心で検討しましょう。

サーボ・インバーター・ロボットが主力―世界に誇る自動化技術

安川電機の最大の特徴は、サーボモーターとインバーターで世界トップシェア、産業用ロボットでも世界有数の実績を持つこと。各領域とも自動車・半導体・電子部品・工作機械・物流など、製造業の自動化・省人化に不可欠な製品です。

  • サーボモーター…精密な速度・位置制御に強み。半導体製造装置などで不可欠。
  • インバーター…モーターの電力制御で省エネ需要に対応。グローバル展開が進む。
  • 産業用ロボット…自動車・電子部品分野を中心に、累積出荷台数は世界有数。

2026年2月期には、半導体業界の回復や米国の自動化投資が追い風となる見通し。北九州工場ではサーボからロボットまで一貫生産する新工場稼働も控え、競争力強化に向けた投資も積極的です。

安川電機の業績推移―売上・利益ともに回復傾向

ここ数年の業績推移を見ると、2022年2月期の売上高は4,790億円・純利益は384億円。その後も堅調に推移し、2024年2月期には売上高5,756億円・純利益507億円と大きく成長しました。
2025年2月期は一時的に売上が減少予想ですが、純利益は増加見込み。2026年2月期には再び売上回復が予想され、景気敏感ながらも底堅い事業ポートフォリオが光ります。

キャッシュフロー・財務状況―投資積極も現金水準に余裕

安川電機のキャッシュフローを見てみましょう。営業キャッシュフローは546億円のプラスと本業でしっかり現金を稼いでいます。投資キャッシュフローは-293億円と積極的な設備投資や研究開発投資を継続していますが、現金等の保有は402億円と手元資金も豊富。自己資本比率は57.5%と、借入依存度も低めです。
設備投資額(378億円)、減価償却費(213億円)、研究開発費(212億円)と、成長分野を見据えた資本投下を続けている点もポイントです。

今後の見通し―ロボット・自動化需要の波にどう乗るか?

今後の安川電機は、半導体・電子部品業界の再成長や、グローバルでの自動化投資加速をいかに取り込むかがカギとなります。北米・中国・東南アジアなど新興国での工場自動化需要が高まる中、サーボ・インバーター・ロボットの技術優位性を活かした展開が期待されます。一方、世界経済の景気変動や為替、競合他社の動向にも注意が必要です。
また、日系ロボットメーカーとしては同業のファナック、三菱電機などと比較しても、グローバル事業展開力や収益力をアピールしやすいポジションといえるでしょう。

投資家へのメッセージ
安川電機は高い技術力とグローバル展開を武器に、景気敏感ながらも自動化トレンドの長期成長に乗れる企業です。
一方で、配当利回りや株主優待はやや控えめなので、インカムゲインよりも中長期での成長性を重視したい方に向いています。
今後の市場動向や競合、為替リスクなどにも目を配りつつ、注目していきたい企業のひとつです。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 5/5
    サーボ・ロボット・インバーターの世界的需要を背景に、今後も自動化分野で高成長が期待できるため。
  • 🏛 財務健全性: 4/5
    自己資本比率57%超・キャッシュも潤沢で、借入依存度も低い堅実な財務体質だから。
  • 🎁 株主還元: 2/5
    配当性向や配当利回りはバランス型だが、株主優待がなく、還元面はやや物足りない。
🌟 総合評価:4/5

投資分析、ゆっくり学んでみたい方へ

   本記事でやっているようなファンダメンタルズ分析をしっかり学びたい方には、 投資初心者向けのオンライン学習講座「Grow」がおすすめです。
講師と直接やり取りできるカリキュラムで、 3ヶ月で一生使える投資スキルが身につきます。
空いた時間に自分のペースで学べるスタイルなので、忙しい方でも安心です。

→ Growの詳細はこちら

投資分析ができるようになることで、銘柄選定の精度が上がり、情報に振り回されずに自分で判断できる自信がついてきます。
学びながら実践できる環境で、一歩先の投資家を目指してみませんか?


※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

アバター画像
ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。