アクシーズ(1381)は、鹿児島県を拠点とする鶏肉生産・加工の大手企業です。ケンタッキーフライドチキン(KFC)などへの業務用卸や外食FC事業も展開し、飼料製造から加工・販売まで自社で一貫管理することが特徴です。1962年の設立以来、国内の食肉需要を支えてきた存在であり、2024年現在も堅実な成長と高い財務健全性を維持しています。
アクシーズ(1381)―安定高配当・自己資本比率86%、食品株の堅実優良銘柄に注目
株式データ
【銘柄名】アクシーズ 【銘柄コード】1381 【上場】2000.12 【市場区分】東証スタンダード 【33業種区分】水産・農林業 【17業種区分】食品 【株価】2,954 円 【PER】13.82倍 【PBR】0.8倍 【EPS】213.7 【BPS】3,685.55 【配当利回り】3.33% 【配当性向】46.1% 【1株配当】98.5円 【営業CF】37.29億円 【投資CF】-21.82億円 【財務CF】-5.84億円 【現金等】71.15億円 【自己資本比率】86.0% 【有利子負債】0.35億円 【時価総額】153億円 【ROE】6.1% 【ROA】5.1% 【公式サイト】http://www.axyz-grp.co.jp/ 【株主優待】 権利確定月:6月 権利付最終日:次回:2025/06/26 前回:2024/06/26 自社ブランドの鶏肉加工食品詰め合わせ(500株以上保有者向け)
株価・指標から見るアクシーズの注目点
アクシーズの株価は2,954円、時価総額は153億円と中堅規模の食品株です。PBRは0.8倍と割安感があり、配当利回りは3.33%と食品業界では高めの水準です。ROEは6.1%、ROAは5.1%と、資本効率も業界平均をやや上回る堅実さが見られます。
自己資本比率86%と非常に高く、有利子負債もわずか0.35億円しかありません。安定的な財務基盤が、長期的な事業運営と配当還元の源泉となっています。また、配当性向は46.1%と利益の約半分を株主に還元する姿勢も評価できます。
業績推移・配当政策の特徴
売上高はここ数年、順調な成長傾向を見せています。2020年6月期には1,977億円、2024年6月期には2,583億円へと拡大。2025年6月期も横ばい水準を予想しています。純利益は2021年にピーク(241億円)を迎えた後、飼料価格高騰や人件費増が響き、減益傾向が続いていますが、2026年6月期も黒字を維持する予想です。
- 売上高:2020年6月期 1,977億円 → 2024年6月期 2,583億円
- 純利益:2021年6月期 241億円 → 2024年6月期 124億円(2026年6月期予想 80億円)
配当金は年々増配傾向で、2020年6月期の85円から2024年・2025年・2026年6月期予想では98.5円を維持しています。業績が一時的に落ち込んでも、安定した配当水準を確保する姿勢がうかがえます。
初心者向けの補足&アクシーズの注目ポイント
アクシーズは「食のインフラ」を支える鶏肉専門企業です。飼料製造から自社農場での鶏の育成、加工、販売まで一貫して手がけており、品質やコスト管理に強みがあります。主力は業務用卸ですが、外食フランチャイズや自社ブランド商品の展開も行っています。
生活防衛型のディフェンシブ株としても注目される理由は、景気変動の影響を受けにくい「食」関連という点です。また、株主優待では500株以上保有で自社ブランドの鶏肉加工食品詰め合わせがもらえ、長期保有者へのメリットも。
- 生活必需品関連で景気敏感度が低い
- 高い自己資本比率と安定財務で長期経営に安心感
- 連続増配実績と高配当利回り
- 株主優待で自社製品を楽しめる
財務状況・キャッシュフローの解説
財務面では、自己資本比率86%と極めて良好な水準にあり、借入金もほぼ無い状態です。現金等は71億円と潤沢で、有事にも備えたバランスシートが構築されています。営業活動によるキャッシュフローは37億円と安定しており、事業拡大や設備投資(直近で22億円規模)も自己資金で十分に賄えています。
研究開発費は1億円台と規模は小さいものの、主に生産性向上や品質管理に投資がなされている様子です。今後も食品業界の中で「安定・堅実」な経営を続けていくことが想定されます。
今後の見通しと投資家へのメッセージ
アクシーズは国内の鶏肉需要に支えられて成長してきましたが、今後は飼料原料価格の高止まりや人件費増など、コスト圧力の継続がリスク要因となります。一方、国内外での鶏肉需要の底堅さや、新農場稼働による生産効率化がどこまで利益に寄与できるかが注目ポイントです。
株価指標面では割安感が強く、配当と優待を楽しみながら長期で安定的に保有したい人に向いています。ただし、食品業界全体が大きく成長するセクターではないため、高い成長性を期待する投資家にはやや物足りない部分もあるでしょう。今後はコスト構造の改善や新市場の開拓が業績回復のカギとなります。
「ディフェンシブな食品株で、安定した配当と優待を重視したい方」には特に注目してほしい銘柄です。
かぶポスト的スコア
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🌱 成長性: 4/5売上は堅調に成長し続けており、新農場の稼働などで今後も一定の伸びが期待できるため。
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🏛 財務健全性: 5/5自己資本比率86%、実質無借金経営と現金保有の厚さは食品業界でもトップクラス。
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🎁 株主還元: 4/5高配当と安定した増配、加えて自社製品の優待制度も充実しているため。
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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。
ひーくん
かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。


