ヤクルト本社(2267)株価・配当まとめ│安定配当と海外売上の成長【2025年5月最新】

銘柄分析
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ヤクルト本社(2267)―海外成長と高い財務健全性が光る食品大手、株主優待にも注目

ヤクルト本社は、日本を代表する乳酸菌飲料メーカーとして知られています。「ヤクルト」をはじめとした発酵乳製品のほか、化粧品事業なども手がける総合食品企業です。全国各地の販売員による訪問販売網を武器に、長年にわたり家庭の健康を支えています。近年は海外展開にも積極的で、売上高の約半分を海外が占めるまでに成長。特に米州地域での販売拡大が進む一方、中国事業の再編や収益力改善にも注力しています。株主優待や配当にも特徴があり、個人投資家からの人気も高い銘柄です。

株式データ

【銘柄名】ヤクルト本社
【銘柄コード】2267
【上場】1980.1
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】食料品
【17業種区分】食品
【株価】2,956.5 円
【PER】17.28倍
【PBR】1.5倍
【EPS】171.1
【BPS】1,966.54
【配当利回り】2.16%
【配当性向】37.4%
【1株配当】64
【営業CF】707億円
【投資CF】-439億円
【財務CF】-395億円
【現金等】1,976億円
【自己資本比率】67.0%
【有利子負債】798.09億円
【時価総額】10,430億円
【ROE】9.7%
【ROA】6.1%
【公式サイト】https://www.yakult.co.jp/
【株主優待】
権利確定月:3月 9月
権利付最終日:次回:2025/09/26  前回:2025/03/27

【優待内容】
・自社商品(3月のみ):100株以上保有で進呈。保有株数や継続年数により内容が変化。5年以上継続保有(株主名簿に連続11回以上記載)の場合はQUOカードも追加。
・自社オンラインショップで使える優待クーポン(3月のみ・100株以上)
・東京ヤクルトスワローズ オフィシャルファンクラブ「ライト会員」無料入会権(9月・100株以上)
・東京ヤクルトスワローズ オフィシャルファンクラブ「レギュラー会員」無料入会権(9月・1,000株以上)

株価・指標から見るヤクルト本社の特徴と注目点

ヤクルト本社の株価は2,956.5円、時価総額は約1兆430億円と、食品セクターでも屈指の規模を誇ります。PER(株価収益率)は17.28倍、PBR(株価純資産倍率)は1.5倍と、同業他社と比較しても妥当な水準に位置しています。配当利回りは2.16%で、安定した配当政策を維持しています。ROEは9.7%、ROAは6.1%と、収益性の面でも優れた指標を示しており、効率よく利益を生み出していることが分かります。

また、自己資本比率は67.0%と非常に高く、財務体質の強さが際立ちます。現金等も1,976億円と潤沢で、有利子負債も798億円台にとどまり、バランスの良い資本構成と言えるでしょう。営業キャッシュフローも707億円と安定しており、設備投資や研究開発への投資も積極的です(それぞれ562億円、90億円規模)。

株主優待の魅力と使い方

ヤクルト本社の株主優待は、毎年3月・9月の年2回が権利確定日です。3月は自社商品セットやオンラインショップで使えるクーポンが贈られます。特に5年以上の長期保有者にはQUOカードも追加されるなど、長期投資家にとってうれしい内容です。9月はプロ野球・東京ヤクルトスワローズのファンクラブ無料入会権がもらえます。100株保有で「ライト会員」、1,000株以上で「レギュラー会員」と、保有株数に応じて優待内容がグレードアップする仕組みです。

  • 自社商品セット:健康志向の飲料をいろいろ試せるのが魅力
  • オンラインショップクーポン:好きな商品を自由に選べる
  • ファンクラブ無料入会権:野球ファンにも嬉しい特典
  • 長期保有特典:5年以上でQUOカードも加わる

食品・飲料メーカーならではの実用的な優待が揃っており、家族で楽しめる点も人気の理由です。

業績推移と財務状況――海外成長が牽引、国内は新商品効果に期待

直近3年の売上高と純利益を見てみると、2022年3月期は4,151億円、2023年3月期は4,830億円、2024年3月期は5,030億円と、着実に増加傾向を維持しています。純利益も同様に、2022年3月期の449億円から2024年3月期の510億円へと伸長。海外、とくに米州での売上・利益成長が全体をけん引している点が大きな特徴です。

一方、中国事業は近年やや苦戦傾向でしたが、再編やコスト削減などで収益改善を進めています。国内市場では主力の乳酸菌飲料の数量減が課題でしたが、話題の「ヤクルト1000」や新商品の投入で需要回復を目指しています。今後は国内外のバランスの良い成長が期待されます。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

ヤクルト本社は、2025年3月期に売上高5,120億円、純利益514億円を見込んでおり、中期的にも安定成長が予想されています。米州など海外市場の拡大や、国内での新商品展開が今後のカギです。一方で中国事業の回復や為替動向、原材料コストの変動には注意が必要です。また、自己株取得や高い総還元性向(70%目安)といった株主還元策にも積極的な姿勢が見られます。

リスクとしては、海外・特に中国市場の景気や競争激化、為替変動が業績に与える影響が挙げられます。一方で、健康志向の高まりやブランド力の向上は大きな追い風です。安定感と成長性を兼ね備えた銘柄であるため、長期的な視点でじっくり注目したい企業です。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 4/5
    海外市場の拡大と新商品投入で持続的な成長が見込めるため。
  • 🏛 財務健全性: 5/5
    自己資本比率が高く、現金等も潤沢で財務体質は非常に良好です。
  • 🎁 株主還元: 3/5
    配当・優待とも平均的だが、長期保有で特典が増える点はプラス。
🌟 総合評価:4/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。