イオン(8267)―株主優待と業績拡大で注目の総合スーパー大手
イオン(8267)は、国内外に数千店舗を展開する日本最大級の総合スーパーグループです。食品スーパーからショッピングモール、金融、不動産まで幅広い事業を手がけており、日常生活に密着した存在として多くの消費者に親しまれています。
売上規模は日本屈指で、近年はM&AやPB商品の拡大、ECなど新分野への取り組みも積極的です。株主優待制度も人気があり、個人投資家からの関心も高い銘柄です。この記事では、イオンの最新業績や株主優待、注目ポイントについて解説します。
株式データ
【銘柄名】イオン 【銘柄コード】8267 【上場】1974.9 【市場区分】東証プライム 【33業種区分】小売業 【17業種区分】小売 【株価】4,365 円 【PER】100.81倍 【PBR】3.58倍 【EPS】43.3 【BPS】1,218.63 【配当利回り】0.92% 【配当性向】92.4% 【1株配当】40 【営業CF】3,684億円 【投資CF】-5,088億円 【財務CF】-158億円 【現金等】10,640億円 【自己資本比率】7.0% 【有利子負債】34546.38億円 【時価総額】32,836億円 【ROE】4.4% 【ROA】0.3% 【公式サイト】https://www.aeon.info/ 【株主優待】 権利確定月:2月 8月 権利付最終日:次回:2025/08/27 前回:2025/02/26 【優待内容(抜粋)】 ・優待カード(オーナーズカード):100株以上で3%キャッシュバック。保有株数に応じて最大7%まで還元率アップ。半年ごとに100万円までの買物金額が対象。 ・1,000株以上かつ3年以上継続保有で、2月権利確定時に自社ギフトカード(2,000円~最大10,000円相当)を進呈。
イオン(8267)の株価・指標から見る注目点
イオンの株価は4,365円(2024年6月時点)で、時価総額は約3.3兆円と小売業界の中でもトップクラスです。
主な指標を見ると、PERは100倍超、PBRは3.58倍と非常に高い水準にあります。利益成長期待やブランド価値、安定した収益基盤がこれらのバリュエーションを支えていると考えられますが、割安感は薄い点には注意が必要です。
また、配当利回りは0.92%と、配当重視の投資家にはやや物足りない水準です。配当性向も92.4%と高く、利益をほぼ全て配当に回している状況がうかがえます。
- ROE(自己資本利益率):4.4% ― 収益性は決して高くありません。
- 自己資本比率:7.0% ― 財務レバレッジを効かせた経営で、負債の比率が高いのが特徴です。
- 有利子負債:3兆4,500億円超 ― 小売業界でも有数の規模。
- 営業キャッシュフロー:3,684億円 ― 本業は安定したキャッシュを生み出しています。
株主優待が魅力!イオンの優待内容をわかりやすく解説
イオンは個人投資家から特に注目されている株主優待制度を持っています。
最大の特徴は「オーナーズカード」によるキャッシュバック。100株以上保有すれば買物金額の3%が半年ごとに還元され、保有株数が増えると5%、最大7%までアップします(半期100万円を上限)。イオン系列店舗でよく買い物をする方には非常にメリットが大きい仕組みです。
さらに、1,000株以上かつ3年以上の長期保有で、2月権利時に自社ギフトカード(2,000円~1万円相当)がもらえる特典もあります。
この優待は「日常生活の節約に直結する」として、安定的に人気を保っています。
イオンの業績推移とポイント
イオンの業績は直近数年で着実に成長しています。特に2022年~2024年にかけては売上高が堅調に伸長し、2024年2月期には売上高9兆5,535億円、純利益446億円を記録しました。
2025年2月期も売上高1兆円の大台突破を予想しており、グループの規模拡大が続いています。
利益面では好不調の波もありますが、M&Aや新規事業での上積み、既存店の底堅さが業績を下支えしています。
財務内容・キャッシュフローのポイント
イオンの総資産は約13兆8,000億円、現金等は約1兆640億円と、規模の大きさが際立っています。一方、自己資本比率は7.0%とかなり低めで、高い財務レバレッジを活用した経営体質が特徴です。これは大型投資やM&Aを積極的に進めていることの裏返しでもあります。
営業キャッシュフローは堅調ですが、投資キャッシュフローがマイナス5,000億円と設備投資・出店など積極的な資本支出が続いています。
利益率は高くありませんが、大規模チェーンのスケールメリットと日常消費の安定需要に支えられている点が強みです。
今後の見通しと投資家へのメッセージ
今後のイオンは、PB商品やモール事業の拡大、ネットスーパーなどデジタル分野の強化が成長のカギとなります。イオンモールやイオンディライトの完全子会社化も収益拡大に寄与する見込みです。
一方で、自己資本比率の低さや有利子負債の大きさ、国内人口動態の変化といった課題も抱えており、景気減速や消費低迷時のリスクには注意が必要です。
株主優待の魅力や業績の安定感から、長期的な生活密着型企業への投資先として関心を集める一方、成長期待や割高な指標面をどう評価するかがポイントとなりそうです。
かぶポスト的スコア
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🌱 成長性: 5/5国内外での積極的な出店やM&A、EC・PB分野の拡大で高い成長余地が期待できるため。
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🏛 財務健全性: 1/5自己資本比率が低く、有利子負債も大きいため財務安全性には課題が残る。
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🎁 株主還元: 3/5配当利回りは低めだが、実用性の高い株主優待によるメリットが大きい。
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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。
ひーくん
かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。


