インターネットイニシアティブ(3774)株価・配当まとめ│5年連続増益の安定配当株【2025年5月最新】

銘柄分析
※本記事にはアフィリエイト広告が含まれています。

インターネットイニシアティブ(3774)―DX需要で業績拡大、ROE16%超が光る通信インフラ企業

インターネットイニシアティブ(IIJ)は、日本のネット接続の黎明期から事業を展開してきた独立系の通信サービス企業です。法人向けネットワークやクラウド、セキュリティを中心に事業を拡大し、MVNO(仮想移動体通信事業者)としても大手の地位を築いています。デジタルトランスフォーメーション(DX)需要の高まりを背景にシステムインテグレーション(SI)事業も好調。近年はAIクラウド事業への参入など、新分野にも積極的に挑戦しています。

株式データ

【銘柄名】インターネットイニシアティブ
【銘柄コード】3774
【上場】2005.12
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】情報・通信業
【17業種区分】情報通信・サービスその他
【株価】2,830 円
【PER】23.96倍
【PBR】3.83倍
【EPS】118.1
【BPS】738.75
【配当利回り】1.24%
【配当性向】30.1%
【1株配当】35~36
【営業CF】407億円
【投資CF】-179億円
【財務CF】-207億円
【現金等】454億円
【自己資本比率】44.4%
【有利子負債】336.35億円
【時価総額】4,627億円
【ROE】16.3%
【ROA】7.2%
【公式サイト】https://www.iij.ad.jp/
【株主優待】株主優待なし

指標から見るIIJの特徴と注目点

IIJの時価総額は約4,600億円と、国内通信サービス業界でも上位に入る規模です。ROE(自己資本利益率)は16.3%と非常に高く、効率的な資本活用が実現できている点が魅力的です。PERは約24倍で、成長性が期待されている銘柄といえます。
また、PBRは3.83倍とやや高めですが、これは将来の利益成長への期待値や、安定したビジネスモデルを反映していると考えられます。

  • 自己資本比率は44.4%と健全な水準
  • 有利子負債は約336億円ですが、現金等(約454億円)を上回る流動性があります
  • 配当性向は30%台で抑制的ですが、着実な増配傾向を維持

配当利回りは1.24%とやや控えめですが、利益成長に応じた増配が続いており、中長期的な株主還元にも配慮が見られます。

成長ドライバーと注目ポイント

IIJの成長をけん引しているのは、企業のDX推進によるシステム構築需要の拡大と、法人・個人向けネットワークサービスの安定成長です。特に、システムインテグレーション(SI)事業は複数の大型案件を獲得し、売上・利益ともに好調を維持。
2026年3月期からは三菱商事・プリファードネットワークスと組むAIクラウド事業も本格スタート予定。先端分野への参入姿勢が評価されています。また、MVNO事業も個人・法人ともに順調で、価格改定やサービス強化による顧客基盤の拡大を狙っています。

  • DX関連の需要増加が大きな追い風
  • AIクラウドなど新規分野への積極投資
  • MVNO事業の価格戦略でシェア拡大を目指す

業績・財務の推移とポイント

IIJの業績は、売上高が2022年3月期の2,263億円から2024年3月期には2,760億円へと順調に拡大。2025年3月期は3,120億円、2026年3月期には3,450億円までの伸長を予想しています。
当期純利益も2022年3月期の157億円から2024年3月期には198億円へ増加。2026年3月期の予想は245億円と、着実な増益基調です。
営業キャッシュフローも400億円台と安定しており、積極的な設備投資や新規事業投資を行いながらも、財務体質の健全性を維持しています。

配当も安定しており、2023年3月期は1株あたり14.63円2024年3月期は17.18円と増配傾向。2025年3月期以降は17.5~21円とさらなる増配を計画しています。
設備投資は年200億円規模、減価償却費も300億円近くに上っており、高度な通信インフラの維持・拡充に継続的な投資を行っている点も特徴です。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

IIJは、DXやAI、クラウドといった社会的な成長テーマの中心に位置し、今後もデジタルインフラの基盤企業としての役割がますます重要になると考えられます。
一方で、通信業界特有の価格競争や、大手キャリアとの競合、新規事業が期待通りに伸びるかといった課題もあります。
財務的には健全性が高く、安定したキャッシュフローを背景に投資余力も十分。配当利回りは控えめですが、今後の増配や成長性を重視する投資家にとって注目度の高い銘柄といえるでしょう。

  • チャンス: DX・AIクラウド需要の拡大、SI大型案件の獲得、新規事業の成長性
  • リスク: 通信料金競争、利益率の低下、新規分野の成否に左右される面

今後も業界のデジタル化とともに、IIJの成長ストーリーには注目が集まります。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 5/5
    DXやAIクラウド分野の高成長と安定したSI案件獲得が続いているため。
  • 🏛 財務健全性: 4/5
    自己資本比率・キャッシュフローともに高水準だが、有利子負債はやや多め。
  • 🎁 株主還元: 2/5
    増配傾向はあるものの、配当利回りは低く株主優待も設定されていないため。
🌟 総合評価:4/5

投資分析、ゆっくり学んでみたい方へ

   本記事でやっているようなファンダメンタルズ分析をしっかり学びたい方には、 投資初心者向けのオンライン学習講座「Grow」がおすすめです。
講師と直接やり取りできるカリキュラムで、 3ヶ月で一生使える投資スキルが身につきます。
空いた時間に自分のペースで学べるスタイルなので、忙しい方でも安心です。

→ Growの詳細はこちら

投資分析ができるようになることで、銘柄選定の精度が上がり、情報に振り回されずに自分で判断できる自信がついてきます。
学びながら実践できる環境で、一歩先の投資家を目指してみませんか?


※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

アバター画像
ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。