ポーラ・オルビスホールディングス(4927)―高配当・優待&財務健全性が際立つ国内化粧品大手
ポーラ・オルビスホールディングス(4927)は、日本を代表する化粧品グループとして「ポーラ」と「オルビス」の2大ブランドを核に、多様なビューティー事業を展開しています。特に高級化粧品や通販化粧品に強みを持ち、安定した顧客基盤とブランド力を誇ります。直近では株主優待や高配当利回りに注目が集まり、個人投資家からも人気の高い銘柄です。さらに、抜群の財務健全性も特徴で、長期保有を前提とした資産形成銘柄としても注目されています。
株式データ
【銘柄名】ポーラ・オルビスホールディングス 【銘柄コード】4927 【上場】2010.12 【市場区分】東証プライム 【33業種区分】化学 【17業種区分】素材・化学 【株価】1,317.5 円 【PER】34.31倍 【PBR】1.77倍 【EPS】38.4 【BPS】744.16 【配当利回り】3.95% 【配当性向】135.4% 【1株配当】52 【営業CF】261億円 【投資CF】-121億円 【財務CF】-133億円 【現金等】473億円 【自己資本比率】82.2% 【有利子負債】0.46億円 【時価総額】2,829億円 【ROE】5.6% 【ROA】4.6% 【公式サイト】https://www.po-holdings.co.jp/ 【株主優待】 権利確定月:12月 権利付最終日:次回:2025/12/26 前回:2024/12/26 ・100株以上で15ポイント(1ポイント=100円相当)を付与、優待カタログ内の自社グループ商品と交換可能。3年以上継続保有で20ポイント追加。 ・400株以上で60ポイント(同上)。3年以上継続保有で20ポイント追加。 ・1,200株以上で80ポイント(同上)。3年以上継続保有で20ポイント追加。 ・2,000株以上で100ポイント(同上)。3年以上継続保有で20ポイント追加。
株価・指標から見るポーラ・オルビスの注目ポイント
現在の株価は1,317.5円、時価総額はおよそ2,800億円台で、国内化粧品業界の中堅上位に位置しています。配当利回りは3.95%と、同業他社と比べても高水準。PER(株価収益率)は34倍台とやや高めですが、これは一時的な利益減少と将来の回復期待を織り込んだものと考えられます。PBR(株価純資産倍率)は1.77倍で、ブランド力や安定資産を考慮すれば割高感は大きくありません。
自己資本比率は82.2%と極めて高く、有利子負債はわずか0.46億円。実質的に無借金経営といえる状況です。ROE(自己資本利益率)は5.6%、ROAは4.6%で、業界標準からみるとまずまずですが、安定的な収益体質がうかがえます。
- 安定した財務と高配当が魅力
- 実質無借金・豊富な現預金
- PERは高めだが、中長期の収益改善期待
- PBR水準は同業比で大きな割高感なし
株主優待&配当の特徴―長期保有にメリットあり
ポーラ・オルビスの株主優待は、自社グループの商品カタログから選べる「ポイント制」を採用しています。100株保有で1,500円相当(15ポイント)の優待がもらえ、400株以上なら6,000円相当(60ポイント)まで拡大。3年以上継続保有すると一律で20ポイントが追加されるため、長期保有者にとっては実質的な利回りアップとなります。
配当も安定しており、直近の年間配当は1株あたり52円(2024年12月期予想)。配当性向は135.4%と高めですが、これは一時的な利益減少によるもので、過去には30~50%台で推移してきました。将来的な業績回復で適正水準に戻る可能性もあります。
業績推移と財務の健全性
ポーラ・オルビスHDの直近5年間の連結売上高は1,600億円台~1,700億円台で推移しており、コロナ禍の影響を受けながらも安定した規模を維持しています。純利益面では2020年12月期に一時的な落ち込み(46億円)を記録しましたが、2021年以降は毎期100億円前後を確保。2025年12月期以降の会社予想でも純利益は85億円前後の見通しです。
キャッシュフローも非常に健全で、営業活動によるキャッシュフローが261億円と潤沢。投資キャッシュフローは-121億円と堅実な範囲で、バランスの取れた資金運用ができています。現金・現金同等物は473億円と潤沢で、自己資本比率も82.2%と盤石な財務基盤が魅力です。
今後の見通しと投資家へのメッセージ
ポーラ・オルビスグループは中長期的なブランド育成と海外展開に力を入れており、特に「ジュリーク」の黒字化や、主力「ポーラ」の新サロン展開などテコ入れ策が進行中です。利益面では一時的に減益傾向ですが、将来的には海外・EC強化や新規ブランドの成長により回復が期待されます。
リスク要因としては、国内の人口減少や競争激化、円高時の為替影響、海外事業の立て直しの進捗などが挙げられます。一方で、財務体質の強さや優待・配当の安定感は大きな安心材料となります。短期的な値動きよりも、中長期でのブランド価値向上や配当・優待狙いの投資スタンスがフィットしやすい銘柄といえるでしょう。
かぶポスト的スコア
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🌱 成長性: 5/5新ブランド開発や海外戦略への積極投資で将来性が期待できるため。
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🏛 財務健全性: 5/5自己資本比率8割超・実質無借金経営で極めて健全な財務内容。
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🎁 株主還元: 3/5配当・優待ともに魅力はあるが、配当性向が高く今後の持続性にはやや注意が必要。
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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。
ひーくん
かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。


