タスキホールディングス(166A)は、2024年4月に新設された持株会社です。新築投資用マンションの開発・販売を手掛けるタスキと、資産運用型マンションで実績のある新日本建物が統合し、グループ全体で不動産分野の新しい価値創出を目指しています。グループ会社にはタスキ、新日本建物、タスキプロス、オーラなどが名を連ね、従業員数は合計103名(2024年12月時点)、本社は東京都港区北青山に構えています。
マンション開発に加え、不動産DX(デジタルトランスフォーメーション)への投資や、AIを使った建築プラン生成サービスなど、新しい領域にも積極的に挑戦。第三者割当増資による資金調達やCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)の設立など、成長投資も活発です。
タスキホールディングス(166A)―高成長と増配、DX推進が際立つ新興不動産グループ
株式データ
【銘柄名】タスキホールディングス 【銘柄コード】166A 【上場】2024.4 【市場区分】東証グロース 【33業種区分】不動産業 【17業種区分】不動産 【株価】655 円 【PER】7.42倍 【PBR】1.58倍 【EPS】88.3 【BPS】413.42 【配当利回り】5.34% 【配当性向】39.6% 【1株配当】35 【営業CF】-13.48億円 【投資CF】-26.24億円 【財務CF】68.44億円 【現金等】144.30億円 【自己資本比率】35.7% 【有利子負債】355.13億円 【時価総額】336億円 【ROE】10.4% 【ROA】3.7% 【公式サイト】https://tasuki-holdings.co.jp/ 【株主優待】 権利確定月:9月 権利付最終日:次回:2025/09/26 前回:- - 300株以上保有で2,500円相当のデジタルギフト - 500株以上保有で5,000円相当のデジタルギフト - 1,000株以上保有で7,500円相当のデジタルギフト
株価・指標から見る注目点
現在の株価は655円、予想PERは7.42倍、PBRは1.58倍となっています。PERは10倍を下回り、割安感がある水準です。配当利回りも5.3%と高く、配当性向は約40%。ROE(自己資本利益率)は10.4%と、不動産業界の中でも比較的高い水準に位置しており、収益性の高さがうかがえます。
また、時価総額は336億円で、東証グロース市場の不動産企業の中では中堅クラス。自己資本比率35.7%、現金等144億円と、規模の割にキャッシュリッチな印象です。今期・来期の業績予想も大幅増収増益となっており、成長期待が株価水準にも現れています。
- PER:7倍台と割安感
- 配当利回り:5%超で高水準
- ROE:10%超えで収益力高い
- 自己資本比率:約36%で一定の安定感
業績推移と今後の成長見通し
2024年9月期の連結売上高は約474億円、純利益は約22億円と、グループ統合初年度から好調な滑り出しです。2025年9月期は売上高760億円、純利益47億円の予想となっており、前年比で約1.6倍の増収増益を見込んでいます。2026年9月期には売上870億円、純利益57億円まで拡大する見通しで、極めて高い成長スピードが特徴です。
この背景には、新築マンション需要の堅調さに加え、資産運用型マンションやコンサル分野の拡大、経営統合によるシナジー効果などが挙げられます。また、AIやDX領域への投資も進めており、不動産ビジネスの幅を広げている点も注目されます。
株主優待・配当の魅力
タスキホールディングスは株主還元にも積極的です。2024年9月期の年間配当は16円でしたが、2025年9月期には35円に倍増を予想しており、増配基調が続いています。配当性向も約40%と適度な水準です。
さらに、毎年9月末時点で一定株数以上を保有する株主には、デジタルギフト(2,500円~7,500円相当)が贈られる株主優待制度も用意。配当+優待の総合利回りは個人投資家にとって魅力的です。
財務内容・キャッシュフローの状況
財務面では、現金等が約144億円と潤沢で、自己資本比率も35.7%と業界平均と比べて十分な水準です。一方、有利子負債は355億円と大きいですが、不動産業は事業特性上、一定の負債活用が一般的。資金調達力も強く、財務CFがプラス(約68億円)となっています。
営業キャッシュフロー、投資キャッシュフローはそれぞれマイナスですが、これは成長投資や在庫増加、積極的な事業拡大によるもので、現時点では問題視される水準ではありません。ROEは10%超、ROAも3.7%と収益性も高く、効率的な経営がなされている印象です。
今後の展望と投資家へのメッセージ
タスキホールディングスは、マンション開発・販売分野での強みを活かしつつ、DXやAI活用による新規事業開発にも積極的です。今後も首都圏を中心としたマンション需要の取り込み、グループシナジーの強化、DXサービスの拡大などが期待されます。
一方で、不動産市況の変動や金利上昇リスク、在庫負担増加など、不動産業特有のリスク要因も存在します。成長投資によるキャッシュフローの変動や、経営統合後のグループ運営にも注視が必要です。
「高成長」「増配」「DX推進」など、投資家にとって注目すべき材料が多数ある一方、リスク面も冷静に見極めつつ、今後の動向をウォッチしていきたい銘柄です。
かぶポスト的スコア
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🌱 成長性: 5/5売上・利益ともに高い成長率と、DX・AI事業への積極投資が評価ポイントです。
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🏛 財務健全性: 5/5現金等が豊富で自己資本比率も高く、事業拡大に備えた安定感があります。
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🎁 株主還元: 4/5増配・優待ともに魅力的ですが、安定性の面では今後の推移に注目が必要です。
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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。
ひーくん
かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。


