ニッスイ(1332)―株主優待・安定配当に注目!水産大手の成長と財務を徹底分析
ニッスイ(日本水産)は、水産業界のトップクラス企業として知られ、国内外で広く食品事業を展開しています。水産・加工食品だけでなく、EPA/DHA関連の健康素材なども強化しており、家庭用・業務用の冷凍食品や惣菜、養殖魚事業まで幅広い分野に事業を持っています。直近の業績では、堅実な増収・増益傾向が続いており、株主優待や安定した配当も個人投資家に人気のポイントです。
株式データ
【銘柄名】ニッスイ 【銘柄コード】1332 【上場】1949.5 【市場区分】東証プライム 【33業種区分】水産・農林業 【17業種区分】食品 【株価】879.3 円 【PER】11.39倍 【PBR】1.01倍 【EPS】77.2 【BPS】870.12 【配当利回り】3.18% 【配当性向】36.3% 【1株配当】28 【営業CF】544億円 【投資CF】-377億円 【財務CF】-123億円 【現金等】195億円 【自己資本比率】41.2% 【有利子負債】2230.83億円 【時価総額】2,669億円 【ROE】10.2% 【ROA】3.9% 【公式サイト】https://www.nissui.co.jp/ 【株主優待】 権利確定月:3月 権利付最終日:次回:2026/03/27 前回:2025/03/27 ・500株以上で自社商品セット(EPA/DHA入り飲料や瓶詰、缶詰など)3,000円相当 ・1,000株以上で自社商品セット(EPA/DHA入り飲料や瓶詰、缶詰など)5,000円相当
株価・指標から見るニッスイの特徴
ニッスイの株価は現在879.3円で、PERは11.39倍、PBRは1.01倍と、割高感のないバリュエーションです。自己資本比率は41.2%で、財務の安全性も一定水準を保っています。
配当利回りは3.18%(1株配当28円)と、食品業界内でも比較的高水準。配当性向も36.3%と無理のない範囲で、今後の安定配当が期待できます。加えて、株主優待も継続して実施しており、500株以上で自社食品セット(3,000円相当)、1,000株以上で5,000円相当の自社製品がもらえる点も魅力です。
ROE(自己資本利益率)は10.2%と、業界平均を上回る水準。収益性の高さも特徴的です。
ニッスイの注目ポイントと初心者向け補足
ニッスイは、国内外での水産・加工食品の安定供給に加え、EPA・DHA入り健康食品などのファインケミカル分野も成長させています。近年は、冷凍食品の値上げやコンビニ向け販売の拡大、サケの市況回復が追い風となり、堅調な業績を維持しています。
- 食品事業が売上の過半を占め、景気変動にも比較的強い
- 配当・優待の両面で個人投資家に魅力的
- 海外展開や新規分野(ファイン事業)への投資も積極的
なお、PER・PBRは株価の割安さや資産価値を示す指標ですが、ニッスイはこれらがほぼ市場平均並みで“安定成長+配当”志向の投資家にも検討しやすい銘柄です。
財務状況・キャッシュフローの解説
2024年3月期の売上高は8,314億円(前年から+8%)、純利益は238億円(+12%)と、着実に増収増益を達成しています。予想でも2025年3月期は売上8,800億円、純利益240億円と、緩やかな成長が見込まれています。
営業キャッシュフローは544億円と安定しており、設備投資は285億円、研究開発費も43億円と将来成長への投資も積極的。現金等は195億円で、必要な資金をしっかり確保しています。有利子負債(2,230億円)はやや多めですが、自己資本比率が4割を超えているため、資本構成は健全な部類です。
以下のグラフで、売上高と純利益、配当の推移を視覚的に確認できます。
今後の見通しと投資家へのメッセージ
ニッスイは食品事業の安定収益に加え、水産・ファイン分野での新たな成長も模索しています。2026年3月期には冷凍食品の値上げ効果やコンビニ向け販売の拡大、サケ市況の回復など複数の追い風が見込まれます。一方で、燃料費や原材料費の高騰、海外経済の先行きなど、リスク材料も存在します。
チャンスとしては、安定した配当と株主優待、着実な成長性が挙げられます。リスクとしては、原材料コストの上昇や円安、海外事業の不透明感などが考えられるでしょう。バリュエーション面では既に“割安”感はやや薄れてきているものの、長期での安定運用や優待・配当重視の投資スタンスには引き続き注目できる銘柄です。
かぶポスト的スコア
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🌱 成長性: 3/5国内外の食品事業は堅調だが、大幅な成長加速は限定的。
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🏛 財務健全性: 4/5自己資本比率が4割超で、キャッシュフローも安定している。
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🎁 株主還元: 4/5安定配当と自社製品の優待がバランスよく提供されている。
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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。
ひーくん
かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。


