九電工(1959)株価・配当まとめ│安定配当と堅実な成長実績【2025年5月最新】

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九電工(1959)―堅調な増収増益と連続増配、財務健全性で注目の設備工事大手

九電工(きゅうでんこう)は、九州を本拠地としながら全国・海外にも事業展開する総合設備工事会社です。電気・空調・給排水といったインフラ設備の設計・施工を主軸に、国内では九州電力グループの一員として安定した受注基盤を持っていますが、近年は関東圏・東南アジアにも進出し、事業の多角化と成長を推進しています。
2024年3月期の売上高は4,690億円、純利益は280億円と、着実な増収増益基調が続いています。加えて、配当も連続で増配しており、財務体質の健全さと株主還元への姿勢が評価されています。
本記事では、最新の業績や財務内容、株価指標から見た九電工の注目ポイント、今後の見通しについて分かりやすく解説します。

株式データ

【銘柄名】九電工
【銘柄コード】1959
【上場】1968.11
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】建設業
【17業種区分】建設・資材
【株価】5,015 円
【PER】11.09倍
【PBR】1.14倍
【EPS】452.4
【BPS】4,384.3
【配当利回り】3.59%
【配当性向】39.8%
【1株配当】180
【営業CF】439億円
【投資CF】-23億円
【財務CF】-110億円
【現金等】945億円
【自己資本比率】65.2%
【有利子負債】185.18億円
【時価総額】3,158億円
【ROE】10.2%
【ROA】5.6%
【公式サイト】https://www.kyudenko.co.jp/
【株主優待】株主優待なし

指標から読み解く九電工の強みと注目点

九電工の株価は2024年6月時点で5,015円、時価総額は3,158億円と、業界内でも規模の大きな企業です。
主なポイントは以下の通りです。

  • PER(株価収益率)11.09倍・PBR(株価純資産倍率)1.14倍:業界平均と比較して割高感はなく、安定成長株としてバランスの取れた水準です。
  • 配当利回り3.59%:建設関連銘柄の中でも比較的高い利回りで、インカムゲイン志向の投資家にも注目されています。
  • ROE 10.2%:自己資本利益率が10%を超えており、効率的な経営を実現しています。
  • 自己資本比率65.2%:財務基盤が非常に強固で、有利子負債も185億円と低水準です。

また、現金等の保有額も945億円と潤沢で、将来的な成長投資や不測の事態にも柔軟に対応できる体力があります。

増収増益・連続増配のトレンドを解説

九電工は直近数年、売上高・純利益ともに右肩上がりで推移しています。2024年3月期の売上高は4,690億円(前年比+18.6%)、純利益は280億円(前年比+6.3%)と順調な業績拡大を続けています。
配当も着実に増配しており、2023年3月期の年間配当は115円、2024年3月期は130円に増額。2025年3月期は140~145円とさらなる増配を予定しています。

  • 設備工事の受注拡大(特に半導体工場や再開発案件)
  • 中規模工事の粗利益率改善
  • 有利子負債の圧縮、現金等の積み増し

などが、業績と財務の改善を支えています。

初心者向けワンポイント解説:なぜ九電工に注目が集まる?

設備工事会社は、景気や建設投資の動向に左右されやすい一方、公共・インフラ関連の安定受注や、再生可能エネルギー(太陽光・風力など)分野の需要拡大で底堅い収益基盤を持つことが多いです。
九電工は従来の「九州電力向け」依存度が低下し、首都圏や東南アジアでの事業拡大に積極的。多角化した受注先高水準の財務健全性が、株式市場でも安定成長株として評価されるポイントとなっています。
また、連続増配の実績は、長期保有での配当収入を重視する個人投資家からも注目されています。

財務・キャッシュフロー概況と業績推移(グラフ付き)

九電工の財務状況はきわめて良好です。キャッシュフローの面でも、営業活動によるキャッシュフロー(営業CF)は439億円と潤沢で、投資CF・財務CFは堅実な資金運用を反映しています。
自己資本比率は65.2%と高く、有利子負債も低水準。今後の成長投資や不動産事業の強化にも十分な余力があると言えるでしょう。

売上高・純利益ともに、2022年3月期から2026年3月期予想まで堅調な伸びが見込まれています。特に2024年3月期は大型案件の進捗や中規模工事の採算改善が寄与し、今後も半導体工場や再開発関連での需要が追い風となる見込みです。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

今後の九電工は、半導体工場や地元再開発の活況、首都圏・海外での受注拡大などを背景に、さらなる成長が期待されます。一方で、再生可能エネルギー分野の大型プロジェクト(宇久島案件など)には進捗不透明感が残る点や、建設コスト・人件費上昇への対応も注視が必要です。
財務体質が極めて強固なため、短期的な景気変動や不測のトラブルにも一定の耐性があります。連続増配も続く見通しですが、今後の配当政策や資本効率の変化には引き続き注意が必要です。

  • チャンス:新規事業・大型案件での業績拡大、安定した配当収入
  • リスク:大型再エネ案件の不透明感、建設費・人件費の上昇

総じて、堅実な成長性と株主還元、財務健全性を兼ね備えた銘柄として、今後も注目が集まるでしょう。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 5/5
    売上・利益が安定して増加し、多角化や海外展開も進展しているため。
  • 🏛 財務健全性: 5/5
    自己資本比率が高く、現金等も豊富で、有利子負債も少ないため。
  • 🎁 株主還元: 4/5
    連続増配を続けており、配当利回りも高水準だが株主優待は実施していないため。
🌟 総合評価:5/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
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企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。