ハウス食品グループ本社(2810)株価・配当まとめ│安定配当と成長を支える財務力【2025年5月最新】

銘柄分析
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ハウス食品グループ本社(2810)―安定成長×株主優待で注目、国内シェア首位の食品大手

ハウス食品グループ本社(2810)は、カレールウをはじめとする香辛・調味加工食品で国内トップシェアを持つ老舗食品メーカーです。グループ傘下には外食チェーン「壱番屋(CoCo壱番屋)」もあり、飲料や健康食品など多角的に事業を展開。海外展開も積極的で、アメリカの豆腐事業やアジア圏の機能性飲料など、グローバルにも存在感を示しています。
本社は大阪府東大阪市に置き、従業員数は連結で約6,600人。長期安定成長と堅実な財務体質、そして食品企業らしい株主優待制度が特徴です。

株式データ

【銘柄名】ハウス食品グループ本社
【銘柄コード】2810
【上場】1971.7
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】食料品
【17業種区分】食品
【株価】2,826 円
【PER】21.59倍
【PBR】0.9倍
【EPS】130.9
【BPS】3,125.41
【配当利回り】1.7%
【配当性向】36.7%
【1株配当】48
【営業CF】255億円
【投資CF】-22億円
【財務CF】-73億円
【現金等】801億円
【自己資本比率】67.5%
【有利子負債】90.55億円
【時価総額】2,731億円
【ROE】6.2%
【ROA】4.1%
【公式サイト】https://housefoods-group.com/
【株主優待】
権利確定月:3月 9月
権利付最終日:次回:2025/09/26  前回:2025/03/27
・100株以上:自社グループ製品詰合せ(食品等)1,000円相当などから選択(6カ月以上継続保有が条件、寄付への変更も可能)
・200株以上:同2,000円相当
・1,000株以上:同3,000円相当

株価・指標から見る注目点 ― 割安感と安定性

株価は2,826円、時価総額はおよそ2,731億円。PER(株価収益率)は21.59倍と東証プライムの食品セクターではやや高めの水準ですが、PBR(株価純資産倍率)は0.9倍と1倍を下回っており、株式の純資産価値と比べて割安感が見られます。自己資本比率は67.5%と非常に高く、財務の安全性が際立っています。
配当利回りは1.7%と高配当とは言えませんが、配当性向36.7%で安定した還元が続いています。ROE(自己資本利益率)6.2%、ROA(総資産利益率)4.1%も安定企業らしい水準です。

株主優待&安定配当 ― 食品企業らしい楽しみも

ハウス食品グループのもうひとつの魅力は株主優待制度。年2回(3月・9月)に、一定期間以上(6カ月以上)継続保有した株主を対象に、自社グループ製品の詰め合わせなどが贈られます。100株で1,000円相当、200株で2,000円相当、1,000株で3,000円相当と、保有株数に応じて優待内容がグレードアップ。食品メーカーならではの実用性・楽しさがあり、長期保有インセンティブも付いています。優待品の代わりに指定先への寄付も選択可能です。

売上・利益推移 ― 国内トップシェアの底堅さ

ここ数年の業績は非常に堅調です。

  • 2022年3月期:売上高2,534億円、純利益139億円
  • 2023年3月期:売上高2,751億円、純利益137億円
  • 2024年3月期:売上高2,996億円、純利益176億円
  • 2025年3月期(予想):売上高3,160億円、純利益123億円
  • 2026年3月期(予想):売上高3,400億円、純利益174億円
2024年3月期の売上高は前年から約9%増となり、純利益も大幅に増加。カレールウ・レトルト製品の販売増、値上げ効果が寄与しています。一方、2025年3月期は一時的に純利益が減少する見込ですが、2026年3月期には再び回復が予想されています。

財務・キャッシュフロー ― 盤石な財務基盤

ハウス食品グループは現金等が801億円と潤沢で、有利子負債も90億円程度と極めて低水準。営業活動によるキャッシュフローは255億円と安定しており、財務CFは-73億円、投資CFも大きくは膨らんでいません。自己資本比率67.5%という水準は、食品業界でも非常に高い部類です。
また、設備投資(147億円)、減価償却(127億円)、研究開発費(46億円)と、将来に向けた投資もバランス良く実施しています。

今後の見通し ― 国内安定成長+海外の拡大がカギ

今後の成長ドライバーは、国内調味料・加工食品の安定成長海外事業の拡大です。国内ではカレールウやレトルト食品、健康食品などの値上げが浸透し、収益性は底堅い一方、人件費や原材料費高騰の影響も続きます。海外はアメリカの豆腐事業やタイの機能性飲料、中国の市場開拓が注目ポイント。特にアジア圏では健康志向の高まりを背景に、成長余地が大きい分野です。
リスク要因としては、原材料価格の変動、為替リスク、海外での競争激化などがありますが、財務体質の強さやブランド力で十分に対応できる余地が大きいと考えられます。
食品セクターの中では成長性・安定性・株主還元のバランスが取れており、長期でじっくり向き合える銘柄のひとつです。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 5/5
    国内外で着実な売上拡大が続き、海外事業の成長も期待できるため。
  • 🏛 財務健全性: 5/5
    自己資本比率が高く、現金等も潤沢で財務基盤が非常に強固。
  • 🎁 株主還元: 2/5
    配当利回りは低めで、優待も長期保有条件付きのためやや物足りない。
🌟 総合評価:4/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。