JFEホールディングス(5411)―配当利回り4%超・都市開発にも期待集まる国内鉄鋼大手
JFEホールディングスは、JFEスチールを中核にエンジニアリングや商事分野も展開する国内屈指の鉄鋼グループです。粗鋼生産で国内第2位、世界的にもトップ10に入る規模を誇り、日本の産業インフラを支える存在です。
近年は鉄鋼本業に加え、都市開発や新規分野への取り組みも強化。株主還元にも積極的で、配当利回り4%超の水準や株主優待制度も投資家から注目されています。
株式データ
【銘柄名】JFEホールディングス 【銘柄コード】5411 【上場】2002.9 【市場区分】東証プライム 【33業種区分】鉄鋼 【17業種区分】鉄鋼・非鉄 【株価】1,711.5 円 【PER】14.52倍 【PBR】0.43倍 【EPS】117.9 【BPS】3,976.84 【配当利回り】4.67% 【配当性向】67.9% 【1株配当】80 【営業CF】4,789億円 【投資CF】-3,252億円 【財務CF】-454億円 【現金等】2,430億円 【自己資本比率】44.1% 【有利子負債】19,485.49億円 【時価総額】11,714億円 【ROE】8.6% 【ROA】3.4% 【公式サイト】https://www.jfe-holdings.co.jp/ 【株主優待】 権利確定月:3月 権利付最終日:次回:2026/03/27 前回:2025/03/27 100株以上保有の株主を対象に、抽選で自社グループ工場の見学会に招待。
注目ポイントと株価・指標の特徴
- 配当利回り4%超の高水準は東証プライムでも魅力的な部類。
- PER(株価収益率)14.52倍・PBR(株価純資産倍率)0.43倍と、割安感が目立ちます。
- 自己資本比率44.1%、ROE(自己資本利益率)8.6%と財務も健全。
- 時価総額は1兆1,714億円と、鉄鋼業界で国内2位の規模。
- 株主優待では、工場見学会への抽選招待(100株以上保有者対象)とユニークな特典も。
JFEホールディングスの事業概要
グループの中心は高炉メーカー「JFEスチール」。国内外で自動車や建設向けの鋼材を供給し、世界有数の鉄鋼メーカーとして存在感を示しています。また、エンジニアリング事業や商社機能も有しているため、鉄鋼市況だけでなく幅広い産業と関わっています。
近年は京浜地区(神奈川県川崎市)の高炉休止による余剰地を活用した都市開発にも本格参入。鉄鋼不振が続く海外事業の不透明感もある一方、不動産や新規分野での収益源確保を目指している点が特徴です。
業績・配当の推移と財務状況
JFEホールディングスの業績推移を見ると、売上高は直近3期で5兆円規模を維持していますが、利益面では市況や在庫評価の影響を受けて変動が大きい傾向があります。
2022年3月期は純利益2,880億円超と好調でしたが、その後は海外事業の不振や在庫評価損の影響もあり減益が続き、2025年3月期の純利益予想は950億円と控えめです。
財務面では自己資本比率44.1%と鉄鋼業界では比較的高く、有利子負債は約1兆9,486億円と大きいものの、現金等2,430億円を確保。営業キャッシュフローも4,789億円と潤沢です。設備投資や減価償却も多額(それぞれ3,461億円、2,741億円)で、今後の成長投資にも力を入れています。
配当・株主還元と優待制度
JFEホールディングスは株主還元にも積極的です。2023年3月期は1株あたり80円(年間配当)、2024年3月期・2025年3月期も同水準を予定しており、配当利回りは4%台後半と高水準。配当性向はやや高めの67.9%ですが、安定配当を重視する姿勢が見て取れます。
また、100株以上保有の株主を対象に、抽選で自社グループ工場の見学会に招待するというユニークな株主優待も実施しています。実際に現場を見る機会は貴重で、鉄鋼業のスケール感や技術力を体感できる特典です。
今後の見通しと投資家へのメッセージ
今後の業績見通しについては、海外中心に鋼材需要の軟調さが続く一方、京浜地区などの不動産事業やインド拠点の成長が期待されます。鉄鋼市況には景気変動や原材料価格の影響を受けやすい面もありますが、事業ポートフォリオの多角化や都市開発の新収益源化によって収益の下支えが期待できます。
リスクとしては、世界的な景気減速や鋼材需要のさらなる低迷、為替・原材料高騰などが挙げられます。一方で、国内外のインフラ投資拡大や都市開発の進展がプラス要因となる可能性も。
鉄鋼株としては安定配当・割安感・将来の事業多角化といった複数の魅力があり、長期目線での注目度は引き続き高いでしょう。
かぶポスト的スコア
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🌱 成長性: 4/5新規事業や都市開発による成長期待がありつつ、基盤事業も安定感があるため。
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🏛 財務健全性: 4/5自己資本比率・キャッシュフローともに良好で、適度な財務レバレッジも活用。
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🎁 株主還元: 4/5高配当水準と安定した株主優待が魅力、継続性も評価できる。
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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。
ひーくん
かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。


