すかいらーくホールディングス(3197)―外食最大手の成長戦略と株主優待に注目!
すかいらーくホールディングスは、「ガスト」や「バーミヤン」など多数のファミリーレストランを展開する、日本を代表する外食チェーンの一つです。コロナ禍を経て外食業界全体が大きな変化を求められる中、同社は新業態の展開や海外進出、店舗改装による集客力強化など、多角的な成長戦略を打ち出しています。株主優待も個人投資家から根強い人気を集めており、今後の動向が注目されています。
株式データ
【銘柄名】すかいらーくホールディングス 【銘柄コード】3197 【上場】2014.10 【市場区分】東証プライム 【33業種区分】小売業 【17業種区分】小売 【株価】3,042 円 【PER】46.73倍 【PBR】3.99倍 【EPS】65.1 【BPS】762.07 【配当利回り】0.66% 【配当性向】30.7% 【1株配当】20 【営業CF】679億円 【投資CF】-392億円 【財務CF】-364億円 【現金等】191億円 【自己資本比率】36.8% 【有利子負債】1063.31億円 【時価総額】5,712億円 【ROE】8.3% 【ROA】3.0% 【公式サイト】https://corp.skylark.co.jp/ 【株主優待】 権利確定月:6月 12月 権利付最終日:次回:2025/06/26 前回:2024/12/26 ・飲食代割引カード 2,000円相当(100株以上) ・飲食代割引カード 5,000円相当(300株以上) ・飲食代割引カード 8,000円相当(500株以上) ・飲食代割引カード 17,000円相当(1,000株以上)
株価・指標からみた注目ポイント
すかいらーくHDの株価は3,000円台を推移しています。PERは約47倍、PBRは約4倍と、同業他社と比較してやや高めの水準です。直近のROE(自己資本利益率)は8.3%と平均以上で、収益力を一定程度維持できている点が評価されています。配当利回りは0.66%と控えめですが、株主優待の飲食割引カード(年2回)は個人投資家に好評です。
配当性向は30.7%と、利益のうち一定割合を配当に還元しています。近年の業績低迷時には無配となった年もありましたが、2023年からは復配し、2024年12月期以降も増配が予想されています。
すかいらーくHDの特徴と魅力―個人投資家からの人気の理由
同社は全国に3,000店舗超を展開する外食業界のリーディングカンパニーです。主力の「ガスト」をはじめ、「バーミヤン」「しゃぶ葉」「ジョナサン」など多彩な業態で幅広い客層を取り込んでいます。近年は店舗リニューアルやメニュー刷新、新業態の開発にも積極的で、既存店の集客増や単価向上に努めています。
- 多様なブランド展開:和洋中からデザートカフェまで、幅広いブランドを持ち、外食シーンの多様化に対応。
- 海外展開も強化:マレーシアなどアジア圏への進出も着実に進めており、今後の成長ドライバーとなる可能性があります。
- 株主優待が人気:年2回の飲食割引カードは、家族や友人との外食シーンで使いやすく、長期保有の動機付けにもなっています。
一方で、原材料費や人件費の上昇、競争激化など外食業界特有のリスクも抱えています。しかし、仕入れや調達の工夫、値上げ戦略などでコスト増を吸収し、着実に利益を確保している点は注目に値します。
財務・キャッシュフローの解説
2023年12月期の売上高は3,548億円、当期純利益は48億円と、コロナ禍からの回復基調が鮮明です。2024年12月期は4,011億円の売上、純利益も140億円台に増加する見通しです。今後2年の予想では、売上高は4,550億円、純利益も165億円へと、着実な増収増益が期待されています。
キャッシュフローでは、営業活動によるキャッシュフローが679億円と潤沢な一方、投資活動によるキャッシュフローは-392億円(設備投資など)、財務活動によるキャッシュフローは-364億円(借入金の返済等)と、成長投資と財務改善の両立を図っています。自己資本比率は36.8%と、業界平均と比べて安定的な水準です。
配当は2022年に一時無配となったものの、2023年・2024年と復配・増配傾向です。加えて、株主優待の飲食割引カード(年2回)は、配当利回りの低さを補う魅力となっています。
今後の見通しと投資家へのメッセージ
今後のすかいらーくHDは、コロナ禍からの回復や新規出店の加速、買収した「資さんうどん」など新業態の成長が期待されています。特に、海外展開の拡大や国内既存店のリニューアルによる集客増が業績押し上げ要因となるでしょう。一方、原材料費や人件費の上昇、消費者の節約志向など外部環境の不確実性も残っています。配当利回りは低水準ですが、安定的な株主優待制度が魅力であり、業績回復が続けば今後の増配余地も見込まれます。
外食産業の競争は激しいものの、業界最大手ならではのスケールメリットとブランド力は大きな強みです。短期的な株価変動に左右されず、中長期的な視点で動向を見守るのが良いでしょう。
かぶポスト的スコア
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🌱 成長性: 2/5出店加速や業態転換で増収基調ですが、外食市場全体の伸びは限定的です。
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🏛 財務健全性: 3/5自己資本比率やキャッシュフローは安定していますが、有利子負債がやや多い点に注意。
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🎁 株主還元: 1/5配当利回りは低く、株主優待が主な還元策となっています。
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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。
ひーくん
かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。


