横河電機(6841)株価・配当まとめ│5年増益続く安定配当企業【2025年6月最新】

銘柄分析
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横河電機(6841)―制御システム世界大手、ROE15%超と業績拡大が続く注目株

横河電機(6841)は、産業用制御システムや計測機器の開発・販売を手掛ける日本の大手メーカーです。石油・化学プラント向けを中心とした自動化制御分野でグローバルに展開しており、売上の7割以上を海外が占める国際企業です。近年はAIやIoT活用によるプラント運用最適化の分野でも存在感を強め、サステナビリティや省人化ニーズが高まる世界市場で新しい成長機会をつかみつつあります。
本社は東京都武蔵野市に所在、創業100年超の歴史ある企業です。2024年3月期は、売上・利益ともに過去最高を更新するなど、全体として力強い業績拡大が続いています。

株式データ

【銘柄名】横河電機
【銘柄コード】6841
【上場】1949.5
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】電気機器
【17業種区分】電機・精密
【株価】3,549 円
【PER】17.32倍
【PBR】1.96倍
【EPS】204.9
【BPS】1,807.37
【配当利回り】1.8%
【配当性向】31.2%
【1株配当】64
【営業CF】638億円
【投資CF】26億円
【財務CF】-574億円
【現金等】1,344億円
【自己資本比率】66.2%
【有利子負債】241.29億円
【時価総額】7,721億円
【ROE】15.1%
【ROA】9.2%
【公式サイト】https://www.yokogawa.co.jp/
【株主優待】株主優待なし

株価・指標から見る横河電機の注目ポイント

現在の株価は3,549円、時価総額は約7,700億円と、電気機器セクターの中でも規模の大きい企業です。ROE(自己資本利益率)は15.1%と、日本企業としてはかなり高い水準にあり、資本効率の良さが際立っています。
PERは17倍台と、市場平均と比べてやや割高感はあるものの、過去数年の業績拡大ペースや高い利益率を考えれば、成長期待を織り込んだ評価とも言えるでしょう。PBRは約2倍で、株主資本に対するマーケットの信頼も厚いと考えられます。

自己資本比率は66%台と財務の健全性も高く、有利子負債は241億円と資金繰りに問題は見られません。配当利回りは1.8%と高配当ではありませんが、配当性向は31%前後と余裕があり、業績拡大に合わせて配当も増やしてきている点は見逃せません。

業績成長とその背景をやさしく解説

横河電機は、ここ3年ほどで売上高・純利益ともに大幅な伸びを見せています。

  • 2022年3月期:売上高3,899億円、純利益212億円
  • 2023年3月期:売上高4,565億円、純利益389億円
  • 2024年3月期:売上高5,401億円、純利益617億円
この3年間で売上高は約1,500億円増(約38%増)、純利益は3倍近い成長となっています。背景としては、石油・化学分野のプラント制御システムの受注が引き続き好調なことに加え、海外向け(特に中東・アフリカのLNG=液化天然ガス関連)で大型案件の消化が進んだことが大きいです。

また、AIやデジタル化の波を受けて、工場の自動化や効率化ニーズが拡大。横河電機は、米国企業とのAI分野での協業も進めるなど、伝統的な制御ビジネスから先端技術領域へのシフトにも積極的です。
これらの取り組みが、今後も持続的な成長につながるかどうか、注目が集まっています。

財務とキャッシュフローの状況

財務面でも横河電機は優等生です。自己資本比率は66.2%と極めて高く、万一のリスクにも耐えられる体力があります。現金・現金同等物も1,344億円と潤沢です。
キャッシュフローを見ても、営業活動によるキャッシュフローが638億円と安定しており、投資活動(設備投資・研究開発など)も堅実に行っています。財務キャッシュフローはマイナスですが、これは借入返済や配当などによるもの。特段の懸念材料とはいえません。

研究開発費(324億円)、設備投資(273億円)、減価償却(202億円)と、いずれも業界屈指の水準で、将来への成長投資も十分に行えている点が特徴的です。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

横河電機は、2026年3月期に向けて売上高5,900億円、純利益520億円を見込んでおり、引き続き堅調な成長路線を維持する計画です。受注残高も好調を維持しており、中東やアフリカなど海外でのLNG関連案件が今後の成長ドライバーとなります。一方で、中国市場の景気減速や販売価格低下による粗利率の縮小など、外部環境によるリスクも指摘されています。

財務基盤の強さや研究開発投資の手厚さ、グローバルな受注力は大きな強みですが、産業構造の変化や地政学リスクの影響も無視できません。短期的には株価が高値圏にあることから値動きのブレも想定されるため、投資はご自身のリスク許容度や長期の視点を持って判断することが大切です。
配当利回りは現時点では控えめですが、安定した増配傾向は長期投資家にとって安心材料となるでしょう。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 5/5
    海外事業・LNG関連など新規需要が継続し、業績が急拡大しているため。
  • 🏛 財務健全性: 5/5
    自己資本比率・現預金ともに高水準で、財務リスクが極めて低い。
  • 🎁 株主還元: 2/5
    増配傾向はあるが、配当利回りは1%台とやや物足りない。
🌟 総合評価:4/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。