アズビル(6845)株価・配当まとめ│安定配当と堅実な成長戦略【2025年6月最新】

銘柄分析
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アズビル(6845)―ビル自動化とエネルギー管理、海外成長も追い風の注目株

アズビル(6845)は、制御機器や自動化ソリューションの国内トップ企業の一つとして知られています。特にビルディングオートメーション(BA)分野に強みを持ち、エネルギー管理や設備の省力化ニーズの高まりとともに存在感を増しています。最近では、AIやクラウドを活用したIoTソリューション、データセンター向け投資など新たな成長分野にも積極的です。海外売上比率は2割を超えグローバル展開も進行中。業績は堅調で、財務の健全さも際立っています。

株式データ

【銘柄名】アズビル
【銘柄コード】6845
【上場】1961.10
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】電気機器
【17業種区分】電機・精密
【株価】1,271 円
【PER】21.18倍
【PBR】2.77倍
【EPS】60
【BPS】459.01
【配当利回り】2.05%
【配当性向】43.3%
【1株配当】26
【営業CF】275億円
【投資CF】-23億円
【財務CF】-224億円
【現金等】755億円
【自己資本比率】78.1%
【有利子負債】57.39億円
【時価総額】6,439億円
【ROE】14.2%
【ROA】9.6%
【公式サイト】https://www.azbil.com/jp/
【株主優待】株主優待なし

株価・指標から見るアズビルの注目点

現在の株価は1,271円、PER(株価収益率)は21.18倍と、電気機器業界の中ではやや高めの水準です。これは、安定した成長性や将来の成長期待が株価に織り込まれていることを示唆しています。PBR(株価純資産倍率)は2.77倍で、バリュー株というよりは成長株として評価されている印象です。ROE(自己資本利益率)は14.2%ROA(総資産利益率)は9.6%と高い水準を維持しており、効率的な経営がなされていることが分かります。

自己資本比率は78.1%と極めて高く、財務の健全性は業界でもトップクラス。有利子負債も57億円台と時価総額や総資産規模に比べてかなり小さく、財務リスクは非常に限定的です。営業キャッシュフローは275億円と安定的で、設備投資や研究開発にも十分な資金余力があります。

配当利回りは2.05%で高配当とはいえませんが、配当性向は43.3%と利益の一定割合を還元しており、今後の業績拡大とともに配当も増加傾向にあります。なお、株主優待は実施していません。

アズビルの事業と成長ドライバー――脱炭素・省人化で注目

アズビルは、ビルディングオートメーション(BA)事業で国内トップクラスのシェアを持ち、空調・照明・エネルギー管理の自動制御装置やシステムの開発・提供を主力としています。昨今の脱炭素化・省エネ推進や、労働力不足への対応が急務となる中で、同社の自動化・最適化技術へのニーズはますます高まっています。

  • ビルディングオートメーション(BA):オフィスビル、商業施設等の空調・照明・セキュリティ制御等
  • アドバンスオートメーション:工場・プラント向けプロセス自動化、品質管理、予兆保全など
  • ライフオートメーション:医療・福祉・生活分野への自動化機器

さらに、AIやIoT、クラウドを活用した新製品の拡充や、データセンター向けの設備投資も加速中。海外売上比率は約2割ですが、その比率も年々拡大しています。日本国内だけでなく、アジア・欧米の新たな市場開拓も進んでいる点が注目です。

業績・財務の推移――安定成長と高い収益性

アズビルの業績はここ数年、着実な拡大が続いています。直近の2024年3月期は、売上高2,900億円(前年比+4.5%)、当期純利益302億円(前年比+33.7%)と大幅増益となりました。2025年3月期も引き続き売上高3,010億円純利益384億円(会社予想)と増収増益が見込まれています。

以下に、売上高と純利益の推移をグラフで示します(単位:億円)。

財務面でも、自己資本比率78.1%現金等755億円と、極めて安定した資本構成です。有利子負債は57億円台と低く、キャッシュ創出力が強い点も見逃せません。営業キャッシュフローは275億円設備投資86億円研究開発費123億円と、将来の成長へ投資を行いながらも資金繰りには余裕があります。

配当については、2023年3月期33.5円→24年3月期39.5円→25年3月期も2回合計約22~24円(中間・期末11~12円ずつ)と、連続増配を記録しています。配当性向も4割超とバランス良く、安定的な株主還元を維持しています。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

アズビルは、脱炭素社会化・省エネ・自動化といった時代の大きな流れに乗った企業です。AI・クラウド・IoT技術を取り入れた新サービスも拡大中で、国内外での需要拡大が期待できます。特にデータセンターや工場自動化など成長分野にも積極投資しており、中長期的な成長余地は大きいでしょう。

一方で、国内のビル市場は新設案件が多い時期と少ない時期で波があること、海外展開は競合も多くリスクも伴います。また、景気後退や建設投資の減速が一時的な業績のブレーキになる可能性も意識しておきたいところです。

全体としては、安定感と成長性を兼ね備えた企業として、長期保有を意識する投資家にも注目されています。配当や株主優待目的の投資にはやや向きませんが、財務・事業基盤の強さは魅力的です。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 5/5
    省エネ・自動化・海外展開が追い風となり、業績は安定成長を継続。
  • 🏛 財務健全性: 5/5
    自己資本比率78%超、キャッシュリッチで財務リスクは極めて低い。
  • 🎁 株主還元: 3/5
    配当は安定増配傾向だが、利回りや優待などの魅力はやや控えめ。
🌟 総合評価:4/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。