三菱マテリアル(5711)株価・配当まとめ│安定配当と堅実成長の非鉄企業【2025年6月最新】

銘柄分析
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三菱マテリアル(5711)―非鉄金属大手の復調・高配当と金連動優待が注目の理由

三菱マテリアル(5711)は、日本を代表する非鉄金属メーカーの一角であり、銅や金、プラチナといった資源の製錬を軸に、電子材料や超硬工具など幅広い分野に事業を展開しています。近年はセメント事業の分離や、コア分野への集中により、収益構造の変化もみられます。また、金・プラチナの購入や観光坑道の無料利用といったユニークな株主優待制度も特徴です。本記事では、同社の業績推移や財務状況、配当・優待の魅力、今後の展望について解説します。

株式データ

【銘柄名】三菱マテリアル
【銘柄コード】5711
【上場】1950.9
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】非鉄金属
【17業種区分】鉄鋼・非鉄
【株価】2,255.5 円
【PER】14.73倍
【PBR】0.44倍
【EPS】153.1
【BPS】5,183.34
【配当利回り】4.43%
【配当性向】65.3%
【1株配当】100
【営業CF】513億円
【投資CF】-1,029億円
【財務CF】329億円
【現金等】1,311億円
【自己資本比率】28.3%
【有利子負債】7,095.86億円
【時価総額】3,108億円
【ROE】4.8%
【ROA】1.4%
【公式サイト】https://www.mmc.co.jp/
【株主優待】
権利確定月:3月 9月
権利付最終日:次回:2025/09/26  前回:2025/03/27
・「マイ・ゴールドパートナー」金・プラチナ購入や市場売却時、1gあたり5円の優待(全株主対象)
・銀の購入・売却時は1kgあたり100円の優待(全株主対象)
・金地金購入・売却時も1gあたり5円の優待(売却は自社ブランドのみ)
・金貨購入時は1オンスあたり160円優待
・グループ会社運営の観光坑道が無料で利用可能

株価・指標からみる三菱マテリアルの注目点

現在の株価は2,255.5円で、PBRは0.44倍とかなりの割安水準に位置しています。非鉄金属業界は時流や資源価格の影響を強く受けやすいものの、同社は時価総額3,100億円規模、業界内でも大手のポジションにあります。

  • 配当利回りは4.4%台と、高水準を維持(2024年3月期予想配当100円ベース)。
  • 自己資本比率は28.3%とやや低めだが、現預金も1,300億円以上確保。
  • 有利子負債は7,000億円超と多めで、財務のテコ入れが今後の課題。
  • ROE(自己資本利益率)は4.8%と、資本効率はやや控えめ。

また、業績悪化局面を経て段階的な復調も見られ、配当性向は65%と株主還元意識も高めです。優待内容も金・プラチナなど現物資産との連動性があり、他社にはない個性といえるでしょう。

三菱マテリアルの特徴と初心者向けポイント解説

三菱マテリアルは、金属素材分野で世界的にも存在感がある企業です。主力の銅製錬や金の製造だけでなく、超硬工具や電子材料など幅広い製品を手がけており、自動車や半導体、再生可能エネルギー分野にも関連しています。

  • 資源価格(特に金・銅)の動向が業績に大きく影響します。
  • 自動車業界の需要減や、銅加工品の市況低迷が近年の逆風。
  • 今後は電子素材分野の回復や、非自動車分野への拡販が期待されています。
  • 株主優待は「金・プラチナ・銀」の現物購入時の優遇や観光坑道の利用など、実物資産好きには魅力。

配当利回りが高めである一方で、PBRも割安水準。資源相場への耐性や業績底打ちのタイミングに注目する投資家が多い銘柄です。

三菱マテリアルの業績推移と財務状況

ここ3年ほどは銅加工や超硬工具部門の不振などもあり、売上高は一時的に減少しました。しかし、2024年3月期には売上高1兆5,406億円純利益297億円とやや持ち直し、2025年3月期は売上高1兆9,800億円純利益370億円と大幅な回復を見込んでいます。今後は電子材料部門の復調や金属相場の動向がカギとなりそうです。

財務面では、現金等が1,300億円を超えているものの、有利子負債が7,000億円超と重く、自己資本比率は約28%にとどまっています。積極的な設備投資(878億円)や研究開発(87億円)も見られ、成長投資と財務健全化のバランスが問われる局面です。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

三菱マテリアルは、足元で主力の自動車分野の需要低迷や、銅製錬条件の悪化など向かい風もありますが、電子材料や再生可能エネルギー分野の回復期待、金やプラチナ価格上昇の恩恵を受けやすい体質が強みです。設備投資や研究開発に積極的な点は将来の成長につながる可能性があります。

一方、有利子負債の多さや資本効率の改善は引き続き課題です。資源価格や為替の変動による業績ブレも大きいので、長期投資の際はこうしたリスクを理解しておくことが大切です。

株主優待や配当の安定感を重視しつつ、業績復調の流れや財務改善の進捗を見守る余裕を持った姿勢が求められるでしょう。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 5/5
    業績が底打ちし来期以降の売上・利益成長が鮮明になってきたため。
  • 🏛 財務健全性: 2/5
    有利子負債が大きく、自己資本比率も30%未満とやや懸念が残るため。
  • 🎁 株主還元: 4/5
    高配当かつ金現物など独自の株主優待内容が魅力的なため。
🌟 総合評価:4/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。