マネーフォワード(3994)株価・配当まとめ│安定配当と財務健全性の分析【2025年5月最新】

銘柄分析
※本記事にはアフィリエイト広告が含まれています。

マネーフォワード(3994)―売上急拡大×赤字縮小で注目、成長SaaS銘柄の現在地と今後

マネーフォワードは、中小企業向けの業務ソフトやフィンテックサービスを中心としたクラウド型SaaS事業を展開している、いま注目のIT企業です。個人向けの資産管理アプリ「マネーフォワード ME」でも広く知られており、法人・個人両面でDX(デジタルトランスフォーメーション)を牽引しています。
上場から約7年、売上規模は2,000億円台を大きく超え、直近も急成長を持続。一方で、積極的な先行投資による赤字が続いており、「いつ黒字転換するのか?」や財務の健全性にも注目が集まっています。

株式データ

【銘柄名】マネーフォワード
【銘柄コード】3994
【上場】2017.9
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】情報・通信業
【17業種区分】情報通信・サービスその他
【株価】4,503 円
【PER】--倍
【PBR】6.95倍
【EPS】-92.2
【BPS】647.62
【配当利回り】0%
【配当性向】データなし
【1株配当】0
【営業CF】-47.61億円
【投資CF】-95.05億円
【財務CF】203.46億円
【現金等】452.11億円
【自己資本比率】33.3%
【有利子負債】354.43億円
【時価総額】2,403億円
【ROE】-20.0%
【ROA】-6.0%
【公式サイト】https://corp.moneyforward.com/
【株主優待】株主優待なし

株価・指標から見るマネーフォワードの注目点

現在の株価は4,503円、時価総額は2,403億円。直近のPERは赤字のため算出できませんが、PBR(株価純資産倍率)は6.95倍と、業界平均を大きく上回る水準です。
ROEは-20.0%、ROAも-6.0%と、利益面では依然として赤字が続いていることが数値に表れています。配当は無配を継続しており、当面は成長投資に資金を振り向ける方針です。

  • 高い成長性:売上高は年々大きく伸びており、直近では4,000億円超(2023年11月期)。2025年11月期の会社予想では5,200億円まで拡大する見通しです。
  • 赤字幅の縮小:積極投資を続ける中でも、純利益の赤字幅は徐々に縮小しつつあります(2022年11月期:-944億円 → 2023年11月期:-631億円)。
  • 自己資本比率は33.3%:ITスタートアップとしては標準的~やや低めですが、現預金は452億円と一定の資金余力があります。
  • 有利子負債は354億円:今後、借入依存度の動向も注視ポイントです。

マネーフォワードの特徴と押さえておきたいポイント

マネーフォワードは、法人向けクラウド会計・経費精算・請求書管理などのSaaSサービスで急成長。中小企業のバックオフィス業務を効率化することで、働き方改革・DX推進という社会的ニーズにも合致しています。個人向けサービスも好調で、ユーザー基盤の広がりが今後の成長エンジンとなっています。
一方で、競合も多いSaaS業界では、サービス開発や広告、人材採用への先行投資が不可欠。結果として利益面は赤字ながら、今後の黒字化タイミングが経営の大きな焦点です。

  • 主力は法人向けSaaS型業務ソフト(会計・人事・給与・請求書など)
  • 個人向け資産管理アプリも国内最大級のユーザー数
  • 中堅・中小企業のDX支援や金融機関との連携など、成長市場をターゲット
  • 現状は赤字ながら売上急拡大。広告・人材投資を継続して黒字化を目指す

財務・キャッシュフローの現状

直近の財務データを見ると、営業キャッシュフローは-47.61億円とマイナス。投資キャッシュフローも-95.05億円と、積極的な設備投資・開発費用が続いていることがわかります。その一方、資金調達(財務CF)は203.46億円と潤沢で、現預金も452億円と十分な資金を確保しています。
自己資本比率は33.3%と高くはありませんが、資金繰りに急な不安は見られません。ただし、有利子負債(銀行などからの借入)が354億円あり、今後の財務バランスには注意が必要です。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

マネーフォワードは、今後もSaaS市場の拡大とDX需要の高まりを追い風に成長が期待されます。売上高は年率30%超のペースで拡大中。2026年11月期には6,300億円の売上を予想しています。
一方で、黒字化はもう少し先と見込まれ、赤字事業からの早期脱却と財務の健全化が今後の最大の課題です。競合も多く、ユーザー獲得コストや人材獲得競争の激化といったリスクにも注意が必要です。
「成長性」を重視する投資家にとっては魅力的な側面が多い一方、安定配当や短期的な利益を重視するスタンスにはやや不向きかもしれません。中長期での事業拡大と黒字転換をどこまで信じられるかが、本銘柄の判断ポイントと言えるでしょう。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 5/5
    SaaS市場の拡大とサービス多角化で、今後も高い成長が期待できるため。
  • 🏛 財務健全性: 3/5
    赤字基調が続いているものの、資金調達力と現金保有額は十分だから。
  • 🎁 株主還元: 3/5
    現状は無配だが、将来的な還元強化への期待も持てるため。
🌟 総合評価:4/5

投資分析、ゆっくり学んでみたい方へ

   本記事でやっているようなファンダメンタルズ分析をしっかり学びたい方には、 投資初心者向けのオンライン学習講座「Grow」がおすすめです。
講師と直接やり取りできるカリキュラムで、 3ヶ月で一生使える投資スキルが身につきます。
空いた時間に自分のペースで学べるスタイルなので、忙しい方でも安心です。

→ Growの詳細はこちら

投資分析ができるようになることで、銘柄選定の精度が上がり、情報に振り回されずに自分で判断できる自信がついてきます。
学びながら実践できる環境で、一歩先の投資家を目指してみませんか?


※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

アバター画像
ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。