野村ホールディングス(8604)株価・配当まとめ│5年連続増益と安定配当で安心投資【2025年5月最新】

銘柄分析
※本記事にはアフィリエイト広告が含まれています。

野村ホールディングス(8604)―最高益・高配当利回りで注目の証券最大手、その成長と財務リスク

野村ホールディングスは、日本を代表する証券グループであり、証券・金融業界の中でも圧倒的な規模と存在感を持っています。近年は個人向けビジネスの強化や異業種連携、バンキング部門新設など、さまざまな成長戦略を打ち出してきました。2024年3月期には過去最高の純利益を達成し、配当利回りも6%超と高水準です。その一方、多額の有利子負債や低い自己資本比率といった財務面のリスクも指摘されています。本記事では、野村ホールディングスの最新業績と注目ポイント、今後の展望について、投資初心者にも分かりやすく解説します。

株式データ

【銘柄名】野村ホールディングス
【銘柄コード】8604
【上場】1961.10
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】証券、商品先物取引業
【17業種区分】金融(除く銀行)
【株価】798.3 円
【PER】6.13倍
【PBR】0.68倍
【EPS】130.2
【BPS】1,174.1
【配当利回り】6.51%
【配当性向】39.9%
【1株配当】52
【営業CF】1,326億円
【投資CF】-8,879億円
【財務CF】10,128億円
【現金等】42,990億円
【自己資本比率】5.9%
【有利子負債】154,089.25億円
【時価総額】31,085億円
【ROE】5.1%
【ROA】0.3%
【公式サイト】https://www.nomura.com/jp/
【株主優待】株主優待なし

主な株価・指標から見える野村ホールディングスの特徴

野村ホールディングスの株価指標を見ると、PER 6.13倍、PBR 0.68倍と、いずれも市場全体と比べて低水準です。これは、収益拡大にも関わらず株価が割安と評価されていることを示しています。一方で、配当利回りは6.5%超と、金融セクター内でも非常に高い水準にあります。配当性向も約40%で、利益のうち一定割合を安定的に株主へ還元している姿勢がうかがえます。

自己資本比率は5.9%と、金融業界特有の低水準ですが、他業種と比べてもやや低い印象です。有利子負債(借入金)は15兆4,000億円超と巨額ですが、現金等も約4兆3,000億円を保有しており、流動性には余裕があると見られます。ROEは5.1%、ROAは0.3%と控えめですが、潤沢な資産規模とバランスシートの特性を考慮する必要があります。

業績推移と成長のポイント

野村ホールディングスは、ここ数年で大きく業績を伸ばしています。特に2023年3月期から2024年3月期にかけて、売上・純利益ともに急拡大しました。2024年3月期の売上高は4兆1,573億円(前年比+67%)、純利益は1,658億円(前年比+79%)と、いずれも大幅増となりました。2025年3月期の会社予想では、売上高4兆8,000億円、純利益3,450億円と、さらに増収増益を見込んでいます。

  • 高水準のストック型収益(資産管理ビジネス)
  • 市場部門(トレーディング・金融収益)の収益増加
  • 土地売却益など一時的要因も収益押し上げに寄与
  • 2025年・2026年も増収増益見通し(会社計画)

直近では、個人向け資産運用サービスの拡大や、異業種との連携、バンキング部門の新設など新たな収益源の開拓が進んでいる点が特徴です。また、100周年記念配当も実施されており、株主還元意識の高さがうかがえます。

初心者向け・野村ホールディングスの注目ポイントまとめ

証券会社の利益は、株式市場の活況や投資家の動向に大きく左右されますが、野村ホールディングスは国内最大手としての顧客基盤とブランド力を活かし、ストック型の安定収益モデルへ転換を進めています。証券会社の中でも、個人向け営業力と商品開発力に強みがあり、未上場株や投資信託、ラップ口座など非伝統分野の拡大にも積極的です。景気や市場環境に左右されやすい業界であることを押さえつつ、グローバル展開や新規分野への取り組みにも注目です。

財務・キャッシュフローの解説

財務面を見ると、売上・利益の拡大に伴い、営業キャッシュフローは1,326億円と堅調です。投資キャッシュフローは-8,879億円と大きくマイナスですが、これは主に金融商品購入や投融資活動によるものです。財務キャッシュフローは1兆128億円と、資金調達面で積極姿勢がうかがえます。現金及び現金同等物は約4兆3,000億円と豊富ですが、有利子負債も15兆円超と極めて大きい点は注意が必要です。

なお、自己資本比率が5.9%と低いことから、財務健全性については業界内でもややリスクを意識したいポイントです。金融セクターでは資産・負債の規模が大きくなりやすいため、単純な数字だけで他業界と比較しない視点も大切です。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

野村ホールディングスは、2025年・2026年にかけても増収増益を目標としており、成長期待は高まっています。資産運用ビジネスの拡大や、グローバルな金融マーケットの活況を背景に、ストック型収益の安定化も進行中です。一方で、証券会社は市況の急変やマーケットショック、規制強化などの外部リスクにさらされやすい業種です。また、多額の有利子負債や低い自己資本比率は、財務リスクとして把握しておくべきポイントです。

配当利回りの高さや収益成長は魅力的ですが、中長期的には金融政策や市況動向、グローバルな経済環境の変化にも目を向ける必要があります。証券最大手ならではのスケールメリットやブランド力、イノベーション力をどう活かせるかも、今後の成長のカギとなるでしょう。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 5/5
    売上・純利益ともに過去最高を更新し、今後も増収増益見通しが続くため。
  • 🏛 財務健全性: 1/5
    自己資本比率が低く、有利子負債も巨額で財務リスクが大きいため。
  • 🎁 株主還元: 4/5
    配当利回りは6%超と高く、増配傾向もみられるため。
🌟 総合評価:3/5

投資分析、ゆっくり学んでみたい方へ

   本記事でやっているようなファンダメンタルズ分析をしっかり学びたい方には、 投資初心者向けのオンライン学習講座「Grow」がおすすめです。
講師と直接やり取りできるカリキュラムで、 3ヶ月で一生使える投資スキルが身につきます。
空いた時間に自分のペースで学べるスタイルなので、忙しい方でも安心です。

→ Growの詳細はこちら

投資分析ができるようになることで、銘柄選定の精度が上がり、情報に振り回されずに自分で判断できる自信がついてきます。
学びながら実践できる環境で、一歩先の投資家を目指してみませんか?


※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

アバター画像
ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。