全国保証(7164)―連続増配・高ROEが光る住宅ローン保証最大手の今を分析!
全国保証(7164)は、住宅ローン保証を主力とする金融サービス会社です。独立系としては最大手の地位を確立しており、銀行など金融機関と連携して住宅ローンの保証サービスを提供しています。積極的なM&Aやベンチャー投資も特徴で、事業の幅を広げながら安定した成長を続けている点が注目されています。
また、直近の業績は好調で、連続増配実績や高水準のROE(自己資本利益率)も個人投資家から関心を集める材料となっています。加えて、QUOカードやカタログギフトといった株主優待も導入されていました(2026年3月贈呈分をもって優待廃止予定)。
株式データ
【銘柄名】全国保証 【銘柄コード】7164 【上場】2012.12 【市場区分】東証プライム 【33業種区分】その他金融業 【17業種区分】金融(除く銀行) 【株価】3,196 円 【PER】13.83倍 【PBR】1.81倍 【EPS】231.1 【BPS】1,767.98 【配当利回り】3.6% 【配当性向】49.8% 【1株配当】115 【営業CF】313億円 【投資CF】-559億円 【財務CF】-103億円 【現金等】776億円 【自己資本比率】48.0% 【有利子負債】300.00億円 【時価総額】3,818億円 【ROE】13.4% 【ROA】6.2% 【公式サイト】https://www.zenkoku.co.jp/ 【株主優待】 権利確定月:3月 権利付最終日:次回:2026/03/27 前回:2025/03/27 3,000円相当のQUOカードを200株以上保有で進呈。1年以上継続保有の場合は5,000円相当のQUOカードまたはカタログから選べる特産品など。2026年3月優待を最後に制度廃止予定。
株価・指標から見る全国保証の注目点
全国保証の株価は3,196円で、PER(株価収益率)は13.83倍、PBR(株価純資産倍率)は1.81倍となっています。配当利回りは3.6%と、東証プライム上場の金融銘柄の中でも比較的高水準です。自己資本比率は48.0%、ROEは13.4%と、収益性・財務健全性ともに安心感があります。
- 連続増配実績:2020年3月期の1株配当95円から2024年3月期には170円まで増加し、2025年3月期は197円予想と右肩上がり。
- 配当性向(49.8%):利益に対して安定的な還元姿勢。
- 高いROE(13.4%):効率よく資本を活用している証拠。
- 市場規模の拡大:住宅価格の上昇や住宅ローン需要の増加が追い風。
初心者向け・全国保証の魅力とリスク
全国保証は「住宅ローン保証」という、日常生活ではあまり馴染みのない分野を手掛けています。これは、銀行などから住宅ローンを借りる際に、万が一返済が滞った場合に代わりに返済する保証サービスを提供するものです。全国保証はこの分野でシェアが非常に高く、安定した収益基盤を持っています。
一方で、住宅ローン需要の変動や不動産市況の影響を受けやすい面もあります。また、今後は株主優待が廃止される予定なので、優待目的の投資を検討している方は注意が必要です。
- 安定収益:保証残高が積み上がるビジネスモデルで、収益が安定しやすい。
- M&Aによる成長:積極的な買収で事業領域を拡大中。
- 優待廃止予定:長期保有メリットがやや減少。
財務状況・キャッシュフロー分析
財務面では、自己資本比率48.0%と金融業の中では高めの水準を維持。有利子負債は300億円と、資産規模(約4,677億円)に対して抑えられています。現金等は776億円あり、手元流動性にも余裕が見られます。
キャッシュフローの内訳を見ると、営業キャッシュフローは313億円とプラス。一方、投資キャッシュフローが-559億円と大きくマイナスですが、これはM&Aや新規投資によるものと推察され、成長への積極姿勢がうかがえます。財務キャッシュフローが-103億円となっているのは、配当や借入返済によるものです。
業績・配当の推移グラフ
今後の見通しと投資家へのメッセージ
全国保証は、住宅ローン保証市場の拡大や住宅価格の上昇を受けて、今後も堅実な成長が期待されます。特に、地方銀行との連携強化や買収戦略が業績に寄与している点がポイントです。連続増配や高いROEも魅力ですが、一方で住宅ローン需要が鈍化した場合や不動産市況の逆風には注意が必要です。また、株主優待制度が2026年3月をもって廃止されるため、優待目当ての長期保有には変化が生じます。
総じて、安定成長・堅実経営を重視する投資家にとっては注目に値する銘柄ですが、住宅市場の動向や金融環境の変化には引き続き目配りが必要です。
かぶポスト的スコア
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🌱 成長性: 5/5住宅ローン保証市場の拡大と積極的なM&Aで成長性が高いと評価。
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🏛 財務健全性: 4/5自己資本比率や現金等、財務基盤の安定感が強み。
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🎁 株主還元: 4/5増配傾向と高配当性向だが、優待廃止がややマイナス材料。
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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。
ひーくん
かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。


