トライアルホールディングス(141A)株価・配当まとめ│九州発!IT活用で急成長する郊外大型店【2025年5月最新】

銘柄分析
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九州地方を中心に全国へと店舗展開を広げるトライアルホールディングス(141A)は、郊外型の大型ディスカウントストア運営を主軸とする小売企業です。自社開発のIT技術を駆使した効率経営や、2025年7月には関東地盤の大手スーパー・西友の買収を予定するなど、業界内でも注目を集めています。直近の売上・利益成長や財務状況、株主還元方針などをもとに、今後の展望や投資家が知っておきたいポイントをやさしく解説します。

トライアルホールディングス(141A)―西友買収と成長投資で注目のディスカウント小売大手

株式データ

【銘柄名】トライアルホールディングス
【銘柄コード】141A
【上場】2024.3
【市場区分】東証グロース
【33業種区分】小売業
【17業種区分】小売
【株価】2,243 円
【PER】22.86倍
【PBR】2.28倍
【EPS】98.1
【BPS】982.64
【配当利回り】0.71%
【配当性向】16.3%
【1株配当】16
【営業CF】594億円
【投資CF】-260億円
【財務CF】345億円
【現金等】919億円
【自己資本比率】38.1%
【有利子負債】141.64億円
【時価総額】2,338億円
【ROE】12.6%
【ROA】4.0%
【公式サイト】https://trial-holdings.inc/
【株主優待】株主優待なし

株価・指標から見るトライアルHDの特徴

現在の株価は2,243円、時価総額は約2,338億円です。PERは約22.9倍、PBRは2.28倍と、小売業界の中ではやや高めの水準となっています。これは、今後の成長期待が株価に織り込まれていることを示唆しています。

ROE(自己資本利益率)は12.6%と、業界平均と比べても高い水準です。企業が効率的に利益を上げていることがうかがえます。配当利回りは0.71%と控えめですが、近年は増配傾向にあり、2023年6月期の13円から2024年6月期は15円、2025年6月期は16円の予想となっています。配当性向は16.3%とそれほど高くなく、利益の多くを成長投資や内部留保へ回している印象です。

ディスカウント業態を活かした成長戦略と注目ポイント

トライアルホールディングスは、食品や日用品を中心に低価格で提供するディスカウントストア事業が主力です。九州発祥ながら、積極的な新規出店で全国展開を進めており、特に郊外や地方都市での存在感を高めています。

  • IT技術による効率経営:自社開発のレジや棚卸システムを活用し、人件費や在庫管理の効率化を推進。
  • 積極的な店舗拡大:2024年6月期は24店舗の大型店を新規オープン(前期は7店舗)。既存店も総菜や生鮮食品の強化により堅調。
  • 西友の完全子会社化:2025年7月に、関東を中心に展開する西友を約3,800億円で買収予定。これにより首都圏でのシェア拡大が見込まれます。

直近の業績推移では、2022年6月期の売上高5,977億円から2024年6月期には7,204億円へと順調に拡大、2025年6月期は8,115億円、2026年6月期は8,950億円とさらなる成長が見込まれています。純利益も2022年6月期の71億円から2024年6月期は114億円、2026年6月期は133億円の予想です。

一方で、仕入れ価格や人件費の上昇といったコスト増も大きな課題です。西友買収にともなう財務負担や、統合効果の実現速度も今後の注目材料となります。

財務・キャッシュフローのポイント

財務面では自己資本比率が38.1%と、上場したばかりの成長企業としては標準的な水準です。現金等は919億円と潤沢で、有利子負債は約142億円。営業キャッシュフローは594億円と十分な資金を生み出しています。

投資キャッシュフローは-260億円と、積極的な設備投資や店舗拡大に資金を投じている様子がうかがえます。今後は西友買収のための銀行借入が大きく増える見込みですが、現時点では資本の厚みやキャッシュ創出力に一定の余裕が感じられます。

営業活動で稼いだ資金を効率よく成長投資に振り向けている点は、投資家からも前向きに評価されやすいポイントです。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

トライアルホールディングスにとって、2025年7月の西友買収は大きなターニングポイントです。これにより、関東エリアでのプレゼンスが大きく高まり、売上・利益ともに一段の拡大が期待されます。一方、買収資金の調達やグループ一体運営の難しさ、統合コストなどリスクも無視できません。

物価高や人件費の上昇といった逆風下でも、ITを活用した効率経営や価格訴求力の強さが業績の下支えになっています。配当は控えめですが、今後の利益成長とともに増配余地もあるでしょう。

総じて、成長性と収益力のバランス、M&A後の運営力などを見極めたい銘柄です。中長期的な視点での変化が期待される一方、短期的には統合リスクや急速な投資負担にも注意が必要です。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 3/5
    西友買収など積極的な拡大戦略が期待される一方、既存事業の成長はやや落ち着きつつあるため。
  • 🏛 財務健全性: 3/5
    現金等は潤沢だが、今後大型買収による負債増加リスクがあるため中間評価。
  • 🎁 株主還元: 3/5
    配当は増加傾向だが、利回りは低めで株主優待も設定されていない。
🌟 総合評価:3/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
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企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。