シマノ(7309)株価・配当まとめ│海外売上6割超の安定配当銘柄分析【2025年5月最新】

銘柄分析
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シマノ(7309)―世界トップシェアの自転車部品メーカー、財務健全性と増配で注目

シマノは、世界的に有名な自転車部品メーカーであり、その圧倒的なグローバルシェアと堅実な財務体質、そして近年の増配政策が注目を集めています。自転車部品だけでなく、釣り具事業も手掛けるなど事業ポートフォリオを広げつつ、海外売上比率が非常に高い点が特徴です。コロナ禍におけるアウトドア需要の高まりを背景に、近年は業績に大きな変動が見られたものの、今後も世界的な健康志向や環境意識の高まりを追い風に成長が期待されています。

株式データ

【銘柄名】シマノ
【銘柄コード】7309
【上場】1972.11
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】輸送用機器
【17業種区分】自動車・輸送機
【株価】19,575 円
【PER】26.89倍
【PBR】1.98倍
【EPS】727.9
【BPS】9,907.24
【配当利回り】1.73%
【配当性向】46.6%
【1株配当】339
【営業CF】870億円
【投資CF】-358億円
【財務CF】-494億円
【現金等】5,303億円
【自己資本比率】92.0%
【有利子負債】0.00億円
【時価総額】18,452億円
【ROE】9.1%
【ROA】8.0%
【公式サイト】https://www.shimano.com/
【株主優待】株主優待なし

株価・指標から見るシマノの注目ポイント

シマノの株価は19,575円(2024年6月時点)と高水準で推移しています。PER(株価収益率)は26.89倍、PBR(株価純資産倍率)は1.98倍と、業種平均と比べてもやや割高感がありますが、これは同社の高いブランド力と安定した収益モデル、さらには成長期待が株価に織り込まれているためと考えられます。

自己資本比率は92.0%と非常に高く、有利子負債はゼロ。現預金も5,300億円を超えており、極めて健全な財務体質が確立されています。また、ROE(自己資本利益率)は9.1%、ROA(総資産利益率)は8.0%と、利益率の高さも際立っています。

  • 時価総額は1兆8,452億円と、エンターテインメント・レジャー関連企業の中でもトップクラスです。
  • 配当利回りは1.73%と高配当株とは言えませんが、近年増配傾向にあり、株主還元にも積極的です。
  • 配当性向は46.6%と、利益の半分近くを配当に充てています。

シマノのビジネスモデルと強み

シマノは自転車部品の分野で世界トップシェアを誇り、マウンテンバイク用やロードバイク用の高級コンポーネントを生産しています。特に欧州や北米市場でのプレゼンスが高く、安定した需要が見込めるのが特色です。釣り具事業も堅調で、アウトドア志向の広がりとともに成長しています。

海外売上比率が90%を超えているため、為替の影響を受けやすいものの、グローバルでの販売網やブランド力を背景に、市場環境の変化にも柔軟に対応しています。また、先進的な技術開発や生産効率向上にも積極的で、高級製品の刷新や生産拠点の改修など、競争力維持に余念がありません。

  • 自転車部品事業が売上の約8割を占める主力事業
  • 釣り具も国内外で高いシェア
  • 海外生産・販売が主体で、グローバル展開が進む

財務・キャッシュフロー・業績推移のポイント

シマノは「無借金経営」と言えるほど、財務の健全性が際立っています。有利子負債はゼロで、自己資本比率も90%超。現預金も潤沢で、安定したキャッシュフローを生み出すビジネスモデルが確立されています。

2020年~2023年にかけては、コロナ禍の巣ごもり需要や健康志向の高まりから、自転車部品・釣り具ともに出荷が急増。2022年には売上高が6,289億円、当期純利益が1,281億円と過去最高を記録しました。その後は特需の反動もあり、2023年は売上高4,743億円、純利益611億円と一服しましたが、今後は在庫調整の進展や新製品効果で業績の回復が期待されています。

配当についても注目で、2022年12月期には年142.5円だったものが、2024年12月期には154.5円、さらに2025年予想では169.5円へと、着実に増配傾向が続いています。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

今後のシマノは、コロナ特需後の需要調整が一巡し、自転車部品の出荷が徐々に回復する見通しです。新興国の自転車需要や先進国の健康志向、環境意識の高まりによる自転車利用の普及は、長期的な追い風となります。また、釣り具事業も堅調に推移しています。

一方で、海外売上比率が非常に高いため、為替変動の影響を受けやすい点や、世界経済の減速リスク、競合メーカーの動向などには注意が必要です。増配や自己株取得など株主還元策も強化されていますが、配当利回りはやや物足りない水準です。財務体質は抜群に良いので、安定性重視の投資家には魅力的な銘柄と言えるでしょう。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 5/5
    世界的な自転車需要の拡大と釣り具事業の堅調により、長期的な成長が期待できるため。
  • 🏛 財務健全性: 5/5
    自己資本比率90%超・無借金経営で、極めて安定した財務基盤を有するため。
  • 🎁 株主還元: 2/5
    増配トレンドはあるが、配当利回りや優待面ではやや物足りなさが残るため。
🌟 総合評価:4/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。