SHIFT(3697)―急成長のソフトウェアテスト大手、海外展開と高収益モデルに注目
SHIFT(シフト)は、ソフトウェアテストや品質保証サービスを軸に、システム開発やITコンサルティングなどを手がける情報・通信業の大手企業です。独自の技術者育成や積極的なM&A戦略を展開し、近年は海外(特に米国)への進出にも力を入れています。
時価総額は 3,595億円(2024年6月時点)と、同業界でも上位に位置しており、急成長と高い収益性が注目されています。
株式データ
【銘柄名】SHIFT 【銘柄コード】3697 【上場】2014.11 【市場区分】東証プライム 【33業種区分】情報・通信業 【17業種区分】情報通信・サービスその他 【株価】1,458 円 【PER】44.05倍 【PBR】10.71倍 【EPS】33.1 【BPS】136.08 【配当利回り】0% 【配当性向】0.0% 【1株配当】0 【営業CF】90.88億円 【投資CF】-99.46億円 【財務CF】41.54億円 【現金等】208.44億円 【自己資本比率】52.4% 【有利子負債】128.26億円 【時価総額】3,595億円 【ROE】16.4% 【ROA】8.2% 【公式サイト】https://www.shiftinc.jp/ 【株主優待】株主優待なし
株価・指標から見るSHIFTの注目ポイント
SHIFTの株価は1,458円、PER(株価収益率)は44.05倍、PBR(株価純資産倍率)は10.71倍と、成長期待が織り込まれた“高評価”銘柄の一つです。
ROE(自己資本利益率)16.4%、ROA(総資産利益率)8.2%と収益性も高く、効率的な経営が続いています。
配当は現在「無配」ですが、これは成長投資を優先しているためであり、現時点では株主還元よりも事業拡大やM&A、海外展開へ資金を振り向けている姿勢が見て取れます。
成長ドライバーと特徴:SI・テスト市場の拡大と海外戦略
SHIFTはソフトウェアテスト市場で大きなシェアを有し、ITシステム開発やコンサルティング分野にも事業を拡大しています。SI(システムインテグレーション)需要の伸びを背景に、「ソフトウェアの品質保証」という独自の強みで差別化を図っています。
さらに、積極的な人材採用や技術者育成、AI活用の知見も蓄積し、業務効率化や生産性向上に寄与。海外では米国進出にも注力し、日系企業のグローバル案件を取り込む動きも見られます。
- ソフトウェアテスト分野で国内最大級の実績
- 積極的なM&A戦略で事業領域を拡大
- 高い従業員の生産性と独自の技術者教育体制
- 米国進出をはじめとした海外展開も推進
初心者向け補足:「成長企業」としての魅力とリスク
SHIFTの特徴は、単なるIT企業ではなく、「社会インフラ化」するソフトウェアの信頼性を担う役割を果たしている点です。
SIや品質保証のニーズは、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進やIT化の加速により、今後も増加することが期待されています。一方、高いPERやPBRは成長期待の裏返しであり、業績が期待に届かなかった場合の株価下落リスクにも注意が必要です。
また、配当や株主優待は現状ありませんが、その分、企業価値向上に資金を集中させている点を理解しておきましょう。
財務・キャッシュフロー分析 ― 安定した成長投資と自己資本のバランス
直近の財務データを見ると、SHIFTは自己資本比率52.4%と十分な健全性を保ちつつ、営業キャッシュフロー90.88億円、投資キャッシュフローは-99.46億円と成長投資に積極的です。
現金等(キャッシュ)は208.44億円あり、財務的な余裕も見られます。有利子負債は128.26億円とやや増加傾向ですが、事業拡大に伴うものです。
売上高も2022年8月期の648億円から2024年8月期見込みで1,106億円超へと大幅増加が続いており、純利益も安定して5,000~6,000億円台(24年8月予想は5,127百万円=約51億円)で推移しています。今後も売上・利益ともに2桁成長が見込まれています。
今後の見通しと投資家へのメッセージ
SHIFTは、デジタル化の波に乗って需要拡大が続くソフトウェアテスト市場で確固たる地位を築いています。今後もIT投資の拡大やAI活用の進展を背景に、高成長が見込まれる一方、人材獲得競争や海外展開のリスク、M&Aの成否など、成長企業ならではの課題もあります。
高い株価指標(PER/PBR)は将来の成長期待の裏返しであり、好調な業績が続けばさらなる評価も期待できますが、成長鈍化や競争激化があれば株価が大きく調整する可能性もあります。
配当や優待がないため、「企業の成長性そのものに投資する」というスタンスが合うか、投資家自身の方針と照らし合わせて考えることが大切です。
かぶポスト的スコア
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🌱 成長性: 5/5売上・利益ともに2桁成長が続き、今後も大幅な拡大が見込まれるため。
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🏛 財務健全性: 4/5自己資本比率52%超と堅実で、キャッシュも豊富なため。
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🎁 株主還元: 3/5配当・優待はないが、成長投資による企業価値向上が重視されているため。
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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。
ひーくん
かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。


