セコム(9735)―安定成長&防災優待に注目、堅実経営の警備最大手
セコムといえば、家庭や企業の「安全・安心」を守る存在として、日本全国で高い知名度を誇る警備サービスのリーディングカンパニーです。センサー付きの機械警備システムを軸に、防災・医療・損害保険・地理空間情報サービス・BPO(業務受託)など、幅広い事業を展開。国内で圧倒的シェアを持つ一方、海外展開やデータセンター事業の拡大も進めており、中長期的な成長が期待されています。
また、安定した業績と財務体質、そして防災備蓄品がもらえる株主優待制度も、多くの個人投資家に支持されています。この記事では、最新の株式データや業績推移、株主優待内容、今後の注目ポイントまで、フラットな視点で分かりやすく解説していきます。
株式データ
【銘柄名】セコム 【銘柄コード】9735 【上場】1974.6 【市場区分】東証プライム 【33業種区分】サービス業 【17業種区分】情報通信・サービスその他 【株価】5,369 円 【PER】21.34倍 【PBR】1.8倍 【EPS】251.6 【BPS】2,974.61 【配当利回り】1.82% 【配当性向】38.8% 【1株配当】97.5 【営業CF】1,657億円 【投資CF】-1,622億円 【財務CF】-954億円 【現金等】4,241億円 【自己資本比率】58.6% 【有利子負債】427.63億円 【時価総額】23,927億円 【ROE】8.5% 【ROA】4.9% 【公式サイト】https://www.secom.co.jp/ 【株主優待】 権利確定月:3月 権利付最終日:次回:2026/03/27 前回:2025/03/27 ・100株以上保有で、自社の防災備蓄品(3,000円相当)が贈られます。 ・200株以上で7,000円相当、400株以上で15,000円相当、600株以上で22,500円相当、800株以上で30,000円相当の防災備蓄品。 ・3年以上継続保有すると、優待額はさらにアップ。たとえば200株以上400株未満なら8,500円相当、400株以上600株未満で20,000円相当など、長期保有者に手厚い内容です。
株価・指標から見るセコムの注目点
現在、セコムの株価は5,369円。時価総額は約2兆4,000億円と、サービス業界ではトップクラスの規模です。PER(株価収益率)は21.34倍、PBR(株価純資産倍率)は1.8倍と、やや割高感はあるものの、安定成長が見込める企業としては妥当な水準と言えるでしょう。
配当利回りは約1.8%、配当性向38.8%と、配当についても安定感がうかがえます。自己資本比率は58.6%と高く、有利子負債も427億円と抑えられており、財務体質の健全さも際立ちます。
- ROE(自己資本利益率)8.5% ― 資本効率は高めの水準
- 営業キャッシュフロー1,657億円 ― 安定した資金創出力
- 現金等4,241億円 ― 潤沢な手元資金
- 配当性向38.8% ― 配当維持の余力も十分
セコムの特徴と個人投資家に注目される理由
セコムの強みは、生活インフラとしての「安全・安心」を支えるサービスにあります。
警備業界での圧倒的シェアと、景気変動に左右されにくい安定収益が特徴で、長期投資の対象としても根強い人気があります。
注目すべきは、防災備蓄品がもらえる独自の株主優待。100株~800株以上と、保有株数や継続年数に応じて内容が充実していく仕組みは、長期保有者にとって大きなメリットです。また、今後もAIやデータセンターといった新分野への投資により、企業としての成長が期待されています。
- 景気に左右されにくい安定収益
- 国内外のBPO・ICTや医療、防災分野でも成長
- 株主優待は“防災”という社会性の高さが魅力
- 高い財務健全性と現金保有による安定感
財務・キャッシュフロー・業績推移
セコムは3期連続で過去最高益を更新中です。売上高も年々増加しており、2024年3月期は1兆1,547億円(前年同期比+4.8%)、純利益は1,019億円(同+6.1%)と、安定した成長を見せています。2026年3月期の会社予想では、売上高1兆2,300億円、純利益1,110億円と、さらに増収増益を見込んでいます。
設備投資は年間993億円、減価償却費は652億円、研究開発費も75億円と、将来の成長に向けた投資も怠っていません。有利子負債は少なく、自己資本比率は約59%と、盤石の財務体質です。
現金などの流動性資産も4,241億円に達しており、突発的な経済変動にも対応できる体制が整っています。
配当は、2023年3月期以降1株当たり95円で据え置きが続いていましたが、2025年3月期・9月期は各50円、2026年3月期は50~55円と、増配基調の兆しも見えてきています。
今後の見通しと投資家へのメッセージ
今後も警備・防災という社会インフラ分野での強みは揺るがず、AIやデータセンターといった新たな成長分野への積極投資も評価できます。一方で、労働集約型産業ゆえの人件費増加や、競合との価格競争、技術革新のスピードなど、リスク要因も意識しておきたいところです。
株主優待については、日常生活に役立つ防災備蓄品がもらえる点が好評です。長期保有で優待内容が充実する仕組みもあるため、「じっくり保有したい」投資家には相性が良い企業と言えるでしょう。
株価水準はやや高めですが、安定成長と財務の健全性を重視する方には、安心感のある銘柄のひとつです。
かぶポスト的スコア
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🌱 成長性: 5/5グループ全体の売上・純利益が連続最高益を更新中で、新分野投資も積極的なため。
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🏛 財務健全性: 4/5自己資本比率が高く、有利子負債も低水準で現金も豊富な堅実経営。
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🎁 株主還元: 2/5配当利回りはやや控えめだが、長期で優待内容が充実する点は評価できる。
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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。
ひーくん
かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。


