ダイワボウホールディングス(3107)株価・配当まとめ│安定配当と堅実成長を支える企業【2025年5月最新】

銘柄分析
※本記事にはアフィリエイト広告が含まれています。

ダイワボウホールディングス(3107)―IT流通拡大と連続増配で注目の総合商社

ダイワボウホールディングスは、ITインフラ流通を核とする商社グループです。近年は、IT分野の成長を背景に売上・利益の拡大が続いており、安定した配当政策も魅力となっています。本記事では、同社の業績推移や注目ポイント、今後の見通しなどをフラットな視点で解説します。

株式データ

【銘柄名】ダイワボウホールディングス
【銘柄コード】3107
【上場】1949.5
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】卸売業
【17業種区分】商社・卸売
【株価】2,416.5 円
【PER】9.08倍
【PBR】1.56倍
【EPS】266.1
【BPS】1,547.71
【配当利回り】3.72%
【配当性向】33.8%
【1株配当】90
【営業CF】245億円
【投資CF】-49億円
【財務CF】-28億円
【現金等】691億円
【自己資本比率】33.3%
【有利子負債】205.70億円
【時価総額】2,556億円
【ROE】3.0%
【ROA】1.1%
【公式サイト】https://www.daiwabo-holdings.com/
【株主優待】株主優待なし

株価・指標から読み解くダイワボウHDの現在地

ダイワボウホールディングスの株価は2,400円台、時価総額は2,556億円と、卸売業界の中でも中堅規模の企業です。PER(株価収益率)は9.08倍、PBR(株価純資産倍率)は1.56倍と、東証プライム上場企業の中では平均的な水準に位置しています。配当利回りは3.7%台と高めで、株主還元にも一定の積極姿勢が伺えます。

自己資本比率は33.3%と、過度な高レバレッジではないものの、卸売業としては標準的な水準です。有利子負債も約200億円台と、資金繰りの余裕は十分とみられます。ROE(自己資本利益率)は3.0%、ROA(総資産利益率)は1.1%と、収益性の面ではやや控えめな印象ですが、これはIT流通という低マージン・高回転型ビジネスの特性も影響していると考えられます。

ダイワボウHDの特徴と注目ポイント

同社はグループ中核であるダイワボウ情報システム(DIS)を通じ、パソコンやサーバーなど各種IT機器の流通を手がけており、売上の9割以上をITインフラ流通事業が占めています。また、直近ではサブスクリプションサービス『雷』の拡大や、GIGAスクール向け需要の本格化など、時流に乗った事業展開が続いています。

  • ITインフラ流通の安定成長: OS更新需要や教育分野向け大型案件などで、主力事業が堅調です。
  • サブスク事業の拡大: サブスク型ビジネス『雷』の取扱高増加が目立ち、今後の収益源としても注目されています。
  • 連続増配: 配当は2023年3月期以降で増配が続いており、2024年9月期からは1株45円への引き上げが発表されています。
  • 低PBR・高配当: 業界平均と比べてもPBRは割安感があり、配当利回りも相対的に魅力的です。

一方で、ROEやROAが伸び悩んでいる点や、事業の大部分がIT流通に集中している点など、収益構造の多様性や効率性という観点では今後の課題も残されています。

業績・財務の推移とポイント

直近の業績推移を見ると、2022年3月期以降、売上高は7,600億円台から9,600億円台へと着実に拡大してきました。2025年3月期の会社予想では1兆1,400億円台と、初の1兆円超えが見込まれています。これは、OS更新特需やGIGAスクール需要、サブスク事業の成長が寄与しています。

純利益については2024年3月期に一時的な減益(428億円→約43億円)となりましたが、これは特別損失の計上など一時要因が影響したものです。2025年3月期以降は239億円(2025年3月期予想)、248億円(2026年3月期予想)と再び大幅な増益が見込まれています。

配当については安定的な増配基調が続いており、2024年3月期は年間77円(中間32円+期末45円)、2025年3月期は90円、2026年3月期には90~95円への増配を視野に入れています。

キャッシュフロー面でも、営業キャッシュフローは245億円と安定しており、投資・財務キャッシュフローも無理のない範囲に収まっています。現金等保有額は691億円と潤沢で、自己資本比率も33.3%と、財務基盤は比較的健全といえるでしょう。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

ダイワボウホールディングスは、ITインフラ流通の市場成長やGIGAスクール関連需要、サブスク型サービスの拡大など、今後も一定の成長ストーリーが見込まれています。特に、OS更新特需の残存や教育現場でのIT化推進は、2025年~2026年にかけて業績を押し上げる主因となるでしょう。加えて、安定増配の姿勢も株主にとっては安心材料です。

一方で、IT流通事業への依存度が高い点や、利益率の低さ、ROE・ROAの伸び悩みといった課題も存在します。今後はサブスク事業の成長や新たな収益源の確立が、企業価値向上のカギを握るでしょう。株価は直近高値圏にありますが、さらなる成長をどう実現できるか、今後の経営戦略にも注目です。

全体として、成長性を重視したい方や安定的な配当を評価する投資家には一定の魅力がある銘柄です。反面、リスクとしてはIT流通業界特有の競争激化や、景気変動による需要減なども意識しておきたいところです。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 5/5
    IT流通事業の拡大とサブスクリプション分野の成長が今後も期待できるため。
  • 🏛 財務健全性: 3/5
    自己資本比率・キャッシュ水準は良好だが、ROE・ROAは平均的な水準にとどまるため。
  • 🎁 株主還元: 4/5
    連続増配と高い配当利回りが安定的に維持されている点を評価。
🌟 総合評価:4/5

投資分析、ゆっくり学んでみたい方へ

   本記事でやっているようなファンダメンタルズ分析をしっかり学びたい方には、 投資初心者向けのオンライン学習講座「Grow」がおすすめです。
講師と直接やり取りできるカリキュラムで、 3ヶ月で一生使える投資スキルが身につきます。
空いた時間に自分のペースで学べるスタイルなので、忙しい方でも安心です。

→ Growの詳細はこちら

投資分析ができるようになることで、銘柄選定の精度が上がり、情報に振り回されずに自分で判断できる自信がついてきます。
学びながら実践できる環境で、一歩先の投資家を目指してみませんか?


※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

アバター画像
ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。