トレンドマイクロ(4704)株価・配当まとめ│安定配当と堅実成長の実力企業【2025年5月最新】

銘柄分析
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トレンドマイクロ(4704)―高収益とグローバル展開が強みのセキュリティ大手、今後の成長性に注目

トレンドマイクロ(4704)は、サイバーセキュリティ分野で世界トップクラスの実績を誇る、日本発のグローバルIT企業です。法人向けの統合セキュリティプラットフォーム(XDR)を中心に、企業・組織のIT環境やクラウド、IoTデバイスなど多様な領域でセキュリティサービスを展開しています。全売上の約7割が海外で構成されており、国内外での安定的な収益基盤と高い成長性が特徴です。

株式データ

【銘柄名】トレンドマイクロ
【銘柄コード】4704
【上場】1998.8
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】情報・通信業
【17業種区分】情報通信・サービスその他
【株価】10,625 円
【PER】40.34倍
【PBR】11.93倍
【EPS】263.4
【BPS】890.85
【配当利回り】1.73%
【配当性向】69.9%
【1株配当】184
【営業CF】467億円
【投資CF】50億円
【財務CF】-1,309億円
【現金等】1,873億円
【自己資本比率】29.2%
【有利子負債】0.00億円
【時価総額】15,640億円
【ROE】20.9%
【ROA】8.6%
【公式サイト】https://www.trendmicro.com/
【株主優待】株主優待なし

株価・指標から見えるトレンドマイクロの特徴

現在の株価は10,625円で、時価総額は1兆5,640億円と、国内ITセキュリティ企業の中でも圧倒的な存在感を示しています。PER(株価収益率)は40.3倍、PBR(株価純資産倍率)は11.9倍と、いずれも高水準です。これは、トレンドマイクロが持つ高い成長期待や、安定的なリカーリング(継続)収益モデルへの評価が株価に織り込まれているためと考えられます。

自己資本比率は29.2%と一般的なIT企業と比べやや低めですが、有利子負債はゼロ。現金等が1,873億円あり、財務の安全性にも一定の安心感があります。ROE(自己資本利益率)は20.9%と非常に高く、効率的に資本を活用して利益を生み出している点も見逃せません。

  • 配当利回り1.73%とやや低めですが、配当性向は69.9%と高水準。
  • 株主還元策としては、配当だけでなく自己株取得(自社株買い)も積極的に実施しています。
  • 株主優待制度はありません。

注目ポイントと企業概要の補足

トレンドマイクロの最大の特徴は、法人向けXDRプラットフォームに注力し、クラウドやIoTなど新しいITインフラ環境への対応力を高めている点です。既存顧客の追加購入による売上増加や、新規顧客獲得の再強化も進めており、世界的にサイバーセキュリティ需要が拡大する中、グローバル市場で高い存在感を維持しています。

従業員の平均年収は900万円で、業界内でも高い水準です。2023年には米州を中心に営業人員を再配置し、新規開拓を本格化。今期中に102億円規模の自己株取得を予定するなど、資本政策も柔軟です。

財務・キャッシュフローの分析

売上高は2,486億円(2023年12月期)と順調に拡大傾向で、直近では2,726億円(2024年12月期予想)、3,100億円(2026年12月期予想)と、今後も成長が見込まれています。純利益はやや波があるものの、2023年に一時的な減益を経て、2024年以降は340億円台への回復が予想されています。

営業キャッシュフローは467億円と潤沢で、設備投資(271億円)や研究開発費(58億円)もしっかりと確保。財務キャッシュフローは自己株買いなどの影響でマイナスとなっていますが、現金等の保有額が大きく、有利子負債ゼロの健全な財務構造が維持されています。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

世界的にサイバー攻撃が高度化・多様化する中、企業のセキュリティ投資は増加傾向にあり、トレンドマイクロの成長機会は大きいと考えられます。特に法人向けXDRやクラウドセキュリティの分野は今後も拡大が期待されます。一方で、グローバル競争は激化しており、為替動向や新規投資の成否による業績の振れ幅にも注意が必要です。また、2023年は一時的に純利益が大きく減少しましたが、これは一過性の要因が中心で、今期以降は持ち直しが予想されています。

投資家にとっては、成長性と財務安全性、株主還元バランスをどう評価するかがポイントになります。配当利回りは高くありませんが、長期的な成長ストーリーと安定的なキャッシュ創出力、そしてグローバルシェアを重視する方には注目の企業といえるでしょう。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 5/5
    世界的なサイバーセキュリティ需要の高まりと、法人向け新規事業の拡大が続いているため。
  • 🏛 財務健全性: 2/5
    自己資本比率がやや低めであり、財務CFもマイナスが続いているため慎重な評価。
  • 🎁 株主還元: 2/5
    配当利回りは低く、優待もないが、自己株買いなど総還元性向は高め。
🌟 総合評価:3/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。