伊藤忠商事(8001)株価・配当まとめ│中国市場で急成長する総合商社の安定収益力【2025年5月最新】

銘柄分析
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伊藤忠商事(8001)―高ROE・連続最高益、配当増強で注目の総合商社

伊藤忠商事は、国内外に幅広い事業を展開する大手総合商社です。近年は連続して最高益を更新し、ROE(自己資本利益率)の高さや安定した配当政策が投資家から高く評価されています。繊維や食料分野に強みを持ち、ファミリーマートなど有力子会社も傘下に収めるなど、多角的な収益構造が特徴です。2024年3月期も好調な業績を維持し、今後も増配が見込まれるなど、安定成長と株主還元の両立で注目を集めています。

株式データ

【銘柄名】伊藤忠商事
【銘柄コード】8001
【上場】1950.7
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】卸売業
【17業種区分】商社・卸売
【株価】7,042 円
【PER】11.09倍
【PBR】1.8倍
【EPS】634.8
【BPS】3,907.24
【配当利回り】2.84%
【配当性向】31.5%
【1株配当】200
【営業CF】9,781億円
【投資CF】-2,059億円
【財務CF】-8,011億円
【現金等】6,004億円
【自己資本比率】36.8%
【有利子負債】37803.86億円
【時価総額】10.2兆円
【ROE】15.6%
【ROA】5.5%
【公式サイト】https://www.itochu.co.jp/
【株主優待】株主優待なし

株価・指標から見る伊藤忠商事の注目点

伊藤忠商事の株価は直近で7,000円台と堅調に推移しています。PERは約11倍と、日本の大型株としては割安感と成長期待のバランスが取れた水準です。また、PBRは1.8倍で、資産規模に対して市場評価も比較的高いことがわかります。ROEは15.6%と、総合商社業界でもトップクラス。効率的な資本活用と高い収益力が際立っています。

  • 時価総額10兆円超は、国内商社で最上位グループ。
  • 配当利回り2.8%台は東証プライム上位水準。
  • 配当性向も30%超で、今後も増配の余地あり。
  • 自己資本比率36.8%で、財務の健全性も確保。

また、有利子負債は3兆7,800億円と大きいですが、商社ビジネスの特性上、一定の負債活用は効率性を高める要素といえます。

伊藤忠商事の事業構造と成長ドライバー

伊藤忠商事の事業は、伝統的な繊維や食料分野に加え、エネルギー・化学品、機械、金属、住生活、情報・金融など多岐にわたります。特に食料分野は売上比率が高く、ファミリーマートをはじめとした小売・流通事業が安定収益を下支えしています。また、情報通信分野では伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)などの成長が目立ち、非資源分野の強化が近年の業績拡大をリードしています。

  • 海外売上比率が約24%で、グローバル展開も積極的。
  • 資源価格の変動リスクを抑えつつ、非資源分野を拡大。
  • 事業ポートフォリオの分散で、安定的な利益成長を実現。

このような多角化の強みにより、市況変動の影響を受けにくい利益体質を構築しています。

財務状況・キャッシュフロー解説

伊藤忠商事の営業キャッシュフローは9,781億円と潤沢で、安定的に資金を生み出しています。投資キャッシュフローは-2,059億円と積極的な投資活動が続く一方、財務キャッシュフローは-8,011億円で、主に借入金返済や株主還元に充当されています。現金等は6,004億円と十分な手元資金を保有しており、自己資本比率は36.8%と、総合商社としては高水準。ROEの高さもあり、資本効率の良さが際立ちます。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

伊藤忠商事は2025年3月期、2026年3月期とも売上高・純利益の過去最高更新を予想しており、配当も1株100円以上の高水準を継続する計画です。一方、資源価格の下落や海外景気減速の影響を受けるリスクは残っています。ただし、非資源分野の拡大と収益分散、財務の安定性によって、他の総合商社と比べても下方耐性の強い銘柄といえるでしょう。今後もグローバル展開や新規事業投資、提携などで成長余地は十分あるものの、商社株全体の一時的な調整や外部環境変化には注意が必要です。

  • チャンス:非資源分野の成長、株主還元強化、グローバル事業の拡大
  • リスク:資源市況の急変、海外景気の減速や為替変動、投資先の業績悪化

伊藤忠商事は、安定成長・高ROE・配当増加という三拍子揃った企業ですが、総合商社ならではのダイナミックな事業環境の変化もあるため、中長期的な視点で注目したい銘柄です。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 3/5
    非資源分野の拡大と安定収益が成長を支えるが、爆発的な伸びは限定的。
  • 🏛 財務健全性: 3/5
    自己資本比率や手元資金は十分だが、商社特有の有利子負債の大きさは留意点。
  • 🎁 株主還元: 3/5
    増配傾向と配当性向の引き上げが好感される一方、優待制度はなし。
🌟 総合評価:3/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
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企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。