J.フロント リテイリング(3086)株価・配当まとめ│安定配当と堅実成長を支える【2025年5月最新】

銘柄分析
※本記事にはアフィリエイト広告が含まれています。

J.フロント リテイリング(3086)―百貨店・パルコ・優待がそろう注目の小売大手、その業績と今後

J.フロント リテイリングは、大丸・松坂屋百貨店を中核に持つ日本有数の小売グループです。グループ傘下には百貨店だけでなく、商業施設「パルコ」や高級商業施設「ギンザシックス」もあり、都心部を中心に独自色ある店舗展開を行っています。近年は訪日観光客(インバウンド)の増加や高額品需要が追い風となり、業績の回復と増配、さらには幅広い株主優待プログラムも注目されています。

株式データ

【銘柄名】J.フロント リテイリング
【銘柄コード】3086
【上場】2007.9
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】小売業
【17業種区分】小売
【株価】1,785.5 円
【PER】15.02倍
【PBR】1.12倍
【EPS】118.9
【BPS】1,597.24
【配当利回り】3.02%
【配当性向】45.4%
【1株配当】54
【営業CF】906億円
【投資CF】134億円
【財務CF】-727億円
【現金等】713億円
【自己資本比率】35.0%
【有利子負債】1932.64億円
【時価総額】5,382億円
【ROE】8.1%
【ROA】2.7%
【公式サイト】https://www.j-front-retailing.com/
【株主優待】
権利確定月:2月 8月
権利付最終日:次回:2025/08/27  前回:2025/02/26

<株主優待の内容>
・大丸・松坂屋で使える「10%割引優待カード」
 - 100株以上:年間50万円分まで(8月末の新規株主は半額に設定)
 - 500株以上:年間100万円分まで
 - 1,000株以上:年間200万円分まで(1,000株ごとに100万円増)
 - 4,000株以上:年間500万円分まで
※オンラインストアも対象(一部除外品あり)、事前登録が必要。各店・パルコの有料文化催事への無料入場カードの特典もあり。
※同一株主番号で3年以上継続保有の場合、年間限度額がさらに100万円増。

株価・指標から見る注目ポイント

J.フロント リテイリングの株価は1,700円台で推移しており、時価総額は約5,400億円と百貨店業界でも上位に位置します。PER(株価収益率)は15倍、PBR(株価純資産倍率)は1.12倍と、割高感はやや抑えめ。配当利回りは3%を超え、東証プライム銘柄としてはバランスの良い水準です。自己資本比率は35%と小売業としては標準的ですが、有利子負債も約1,930億円と大きめで、財務面の安定性も重要な観点です。

ROE(自己資本利益率)は8.1%と、業界平均をやや上回るレベル。コロナ禍からの回復基調や、インバウンド需要の増加による高額品販売の伸びが収益性の向上に寄与しています。配当性向は45%と高めで、今後も安定した株主還元が期待できそうです。

株主優待の魅力と活用方法

J.フロント リテイリングの株主優待は、百貨店利用者やパルコによく行く方には特に魅力的です。大丸・松坂屋で10%割引を受けられる「優待カード」は、年間の利用限度額が株数に応じて増額され、長期保有者にはさらにボーナス枠も付与されます。また、パルコや百貨店の有料文化催事への無料入場権も含まれており、買い物だけでなくイベント好きにも嬉しい内容です。

  • 100株~:年間50万円分まで10%オフ(3年以上保有で100万円に増枠)
  • 500株~:年間100万円分まで
  • 1,000株~:年間200万円分まで(1,000株ごとに100万円増)
  • 4,000株~:年間500万円分まで

オンラインストアや催事でも利用できるため、投資+生活メリットを感じやすい優待設計です。

業績・財務の推移をチェック

近年はコロナ禍からの消費回復やインバウンド需要の再拡大で、業績は力強く回復しています。2024年2月期の売上高は4,070億円、純利益は299億円と、いずれも前年を大幅に上回りました。2025年2月期も売上高4,370億円、純利益370億円と増収増益を見込んでいます。なお、2026年2月期はやや減益予想となっていますが、長期トレンドとしては安定成長が続いています。

財務面では、営業キャッシュフローが906億円、現金等も700億円規模を確保。自己資本比率は35%台で、有利子負債の水準は高いものの、リテール大手らしく安定感のあるバランスシートです。

今後の見通しとリスク・チャンス

J.フロント リテイリングは、「百貨店離れ」が叫ばれる中でも、外商(富裕層向け販売)や訪日外国人の高額品需要、グループ施設の多角展開で存在感を維持しています。特に、パルコのアニメ関連イベントやギンザシックスなど新しい商業体験の提供が若年層や観光客の流入を促進。今後もインバウンド需要の動向や消費マインドの変化に応じた柔軟な戦略が求められます。

一方、百貨店ビジネス全体は人口減・消費スタイルの多様化で成長鈍化リスクも。加えて、有利子負債が大きく、金利動向や大型設備投資の判断には注意が必要です。今後の注目点は、リアル店舗とECの融合、そして株主還元策の進化と言えるでしょう。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 5/5
    インバウンド需要や高額品販売の拡大で業績が大幅回復中のため。
  • 🏛 財務健全性: 3/5
    自己資本比率は標準的だが、有利子負債が多めで今後の資金繰りに要注目。
  • 🎁 株主還元: 4/5
    配当利回りと優待内容が充実しており、長期保有でさらなるメリットも。
🌟 総合評価:4/5

投資分析、ゆっくり学んでみたい方へ

   本記事でやっているようなファンダメンタルズ分析をしっかり学びたい方には、 投資初心者向けのオンライン学習講座「Grow」がおすすめです。
講師と直接やり取りできるカリキュラムで、 3ヶ月で一生使える投資スキルが身につきます。
空いた時間に自分のペースで学べるスタイルなので、忙しい方でも安心です。

→ Growの詳細はこちら

投資分析ができるようになることで、銘柄選定の精度が上がり、情報に振り回されずに自分で判断できる自信がついてきます。
学びながら実践できる環境で、一歩先の投資家を目指してみませんか?


※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

アバター画像
ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。