荏原製作所(6361)株価・配当まとめ│安定配当と堅実成長の技術力【2025年6月最新】

銘柄分析
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荏原製作所(6361)―半導体需要と世界トップ技術で連続増配、今注目の設備機器メーカー

荏原製作所(6361)は、ポンプをはじめとする流体機器の大手メーカーであり、環境・インフラ、精密・電子分野にも強みを持つ企業です。特に半導体製造向けの研磨装置などで世界的なシェアを誇り、近年はAI・データセンター需要の波に乗って業績を大きく伸ばしています。創業100年を超える歴史を持ちながら、時代の変化に合わせて事業ポートフォリオを進化させてきた点が魅力的です。

株式データ

【銘柄名】荏原製作所
【銘柄コード】6361
【上場】1949.5
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】機械
【17業種区分】機械
【株価】2,326.5 円
【PER】14.85倍
【PBR】2.27倍
【EPS】156.7
【BPS】1,024.6
【配当利回り】2.41%
【配当性向】36.4%
【1株配当】56~58
【営業CF】1,009億円
【投資CF】-485億円
【財務CF】-319億円
【現金等】1,710億円
【自己資本比率】47.1%
【有利子負債】1504.32億円
【時価総額】11,334億円
【ROE】16.2%
【ROA】7.1%
【公式サイト】https://www.ebara.com/
【株主優待】
権利確定月:12月
権利付最終日:次回:2025/12/26  前回:2024/12/26
  ・「荏原 畠山美術館」招待券1枚(100株以上保有で1枚、2名まで利用可能)

株価・指標から見る注目ポイント

荏原製作所の株価は2,300円台で推移しており、時価総額は1兆1,300億円超と、設備機器・部品業界の中でもトップクラスの規模です。PER(株価収益率)は約14.85倍、PBR(株価純資産倍率)は2.27倍と、成長性と安定性をバランスよく織り込んだ評価となっています。自己資本比率は47.1%と高く、財務内容も健全です。

ROE(自己資本利益率)は16.2%と、製造業としては非常に高い水準です。これは資本効率よく利益を出せている証拠で、収益力の高さを示しています。配当性向は36.4%で、今後も安定的な配当が期待できる水準です。配当利回りは2.4%台と、機械メーカーの中では標準的ですが、連続増配が続いている点がポイントです。

荏原製作所の注目ポイントをやさしく解説

荏原製作所は、もともとポンプや送風機などの産業用機器で有名ですが、近年は半導体産業向け装置分野の成長が著しいです。AIやIoTの普及にともない、半導体需要が世界的に拡大するとともに、同社の精密・電子部門も売上を大きく伸ばしています。特に半導体研磨装置では世界トップクラスのシェアを持ち、今後の成長が期待されています。

  • 半導体関連事業が絶好調:AIやデータセンター需要を背景に、精密・電子分野の売上が大幅増
  • インフラ・環境分野も底堅い:国内外の上下水道・廃棄物処理設備など、社会インフラ関連事業が安定収益を支える
  • グローバル展開:売上の約66%が海外。世界中で多様な顧客を持つ
  • 連続増配:安定した利益成長を背景に、配当も着実に増加
  • 株主優待:「荏原 畠山美術館」招待券がもらえるのもユニーク

また、設備投資(586億円)、研究開発費(205億円)など、将来の成長に向けた積極的な投資も特徴的です。

財務・キャッシュフロー・業績推移

荏原製作所の業績は、近年右肩上がりで成長しています。2023年12月期の売上高は7,593億円(前年比+11.5%)、当期純利益は602億円(前年比+19.4%)と、いずれも過去最高水準を更新。2024年12月期も売上8,666億円純利益714億円を予想しており、今後も堅調な成長が期待されています

キャッシュフロー面でも、営業キャッシュフローが1,009億円と潤沢です。投資活動によるキャッシュフローは-485億円と積極的な投資姿勢を示しており、財務CF(-319億円)は借入金返済や配当金支払いなどに充てられています。現預金残高も1,710億円と十分な手元資金を有しています。自己資本比率47.1%、有利子負債1,504億円と、財務の健全性も高い水準です。

このグラフからも分かる通り、直近5年で売上高が2,000億円以上増加、純利益もほぼ3倍に伸びています。今後も半導体や環境関連需要の拡大を背景に、安定した業績拡大が見込まれます。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

荏原製作所は、世界的な半導体需要の拡大や、インフラ更新・環境分野の需要増を追い風に、今後も安定成長が期待できる企業です。連続増配や株主優待など、個人投資家にも注目されやすい工夫も見られます。一方で、為替変動や景気後退、主要顧客の設備投資動向などによる業績変動リスクもあります。また、一部では下請法違反に関する指摘もあり、今後のガバナンス対応にも注目が必要です。

「ポンプで社会を支える」という伝統を持ちながら、半導体や環境といった成長分野で存在感を強めている荏原製作所。長期的な視点で成長を狙う投資家にとって、今後も注目度の高い銘柄と言えるでしょう。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 5/5
    半導体・精密分野の世界的な需要増を背景に、業績が急拡大しているため。
  • 🏛 財務健全性: 4/5
    自己資本比率47%台と良好で、キャッシュも豊富な一方、有利子負債も一定規模あるため。
  • 🎁 株主還元: 3/5
    配当は増配傾向だが利回りは標準的。優待は美術館招待券と限定的。
🌟 総合評価:4/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。