アマノ(6436)―配当利回り4%超・最高益更新が続く老舗パーキング&就業管理メーカー
アマノ(証券コード:6436)は、長年にわたり就業管理システムやパーキングシステムの分野で高いシェアを誇る機械メーカーです。近年は売上・利益ともに過去最高を更新しており、株価指標面でも注目度が高まっています。特に配当利回りが4%を超え、安定的な財務体質を背景にした株主還元にも関心が集まっています。この記事では、アマノの最新業績・財務状況・注目ポイントを分かりやすく解説します。
株式データ
【銘柄名】アマノ 【銘柄コード】6436 【上場】1961.10 【市場区分】東証プライム 【33業種区分】機械 【17業種区分】機械 【株価】4,263 円 【PER】16.88倍 【PBR】2.24倍 【EPS】252.6 【BPS】1,906.85 【配当利回り】4.22% 【配当性向】71.3% 【1株配当】180 【営業CF】237億円 【投資CF】-102億円 【財務CF】-182億円 【現金等】516億円 【自己資本比率】69.7% 【有利子負債】8.85億円 【時価総額】2,975億円 【ROE】10.6% 【ROA】7.1% 【公式サイト】https://www.amano.co.jp/ 【株主優待】株主優待なし
配当利回り4%超・高ROEが目立つアマノの株価指標
現在の株価は4,263円、PER(株価収益率)は16.88倍、PBR(株価純資産倍率)は2.24倍と、同業他社と比較してやや割高感があるものの、配当利回りは4.22%と高水準。自己資本比率も約70%と健全で、有利子負債も少ない点は安心材料です。ROE(自己資本利益率)は10.6%と、資本効率の良さも魅力となっています。
- 配当性向71.3%と高めで、利益の大部分を株主に還元する姿勢が見られる
- 時価総額は約3,000億円と中堅規模
- 営業キャッシュフロー(本業の稼ぐ力)は237億円と安定
株主優待制度は導入していませんが、配当による還元が手厚いのが特徴です。
アマノの企業概要と事業の特徴
1945年創業のアマノは、就業管理システムを国内外に展開する老舗企業です。タイムレコーダーや勤怠管理クラウド、駐車場の自動精算機・管理システム、さらに環境機器(集塵機・清掃ロボット)など多角化が進んでいます。
特にパーキングシステム分野は、国内はもちろん、海外でも積極的に事業を展開しており、売上全体の約4割が海外からとなっています。
- 主力の時間情報システム(勤怠・就業管理等)とパーキングシステムで収益の大半を占める
- 駐車場関連は新紙幣対応特需の影響で直近業績が上振れ
- 環境関連(集塵機・清掃ロボ)は堅調推移
また、最新の開発では「ナンバープレート認識による非接触入退場システム」や、新しい就業ソフトなど、時代のニーズを捉えた商品開発にも注力しています。
業績推移と成長性のポイント
直近3年の業績を見ると、売上高・純利益ともに毎年増加しており、2024年3月期には売上高が1,528億円(前期比+15%)、純利益は131億円(同+16%)と、いずれも過去最高を更新しました。2025年3月期も増収増益を予想しており、成長が持続しています。
- 2022年3月期 売上高:1,184億円/純利益:97億円
- 2023年3月期 売上高:1,328億円/純利益:113億円
- 2024年3月期 売上高:1,528億円/純利益:131億円
- 2025年3月期(予想) 売上高:1,730億円/純利益:170億円
中長期的にはDX(デジタルトランスフォーメーション)化やペーパーレス化の進展、海外での事業拡大、新紙幣対応や工場の自動化需要などが成長ドライバーです。今後もインフラとしての安定性と成長性を兼ね備えたビジネスモデルが続くと見られています。
財務・キャッシュフローの健全性
アマノの財務体質は極めて健全です。自己資本比率は69.7%と高く、有利子負債も約8億円と少額。本業で稼ぐ力も強く、営業キャッシュフローは237億円を記録しています。現金及び現金同等物も500億円超と、手元資金に余裕があるのも特長です。
- 投資キャッシュフローは-102億円(積極的な設備投資・開発投資)
- 財務キャッシュフローは-182億円(主に配当など株主還元)
- 総資産:約1,838億円、純資産:約1,281億円
研究開発費も年間27億円規模で投入しており、持続的なイノベーション体制を構築しています。
今後の見通しと投資家へのメッセージ
2025年3月期も売上・利益ともに増加を見込んでおり、連続最高益の更新ペースが続く見通しです。新紙幣への対応特需は一巡するものの、就業管理やパーキングシステムの保守・メンテナンス分野は引き続き安定収益が期待されます。また、DXや自動化への社会的ニーズが高まる中、アマノの技術力と顧客基盤は強みとなりそうです。
一方で、国内外の景気動向や人件費・原材料価格の上昇、為替変動による影響には注意が必要です。配当性向が高い分、業績が鈍化すると減配リスクもゼロではありません。株主優待がない点も、優待重視の投資家には物足りなく映るかもしれません。
総じて、安定成長と高配当を両立する中堅メーカーとして、今後も注目される存在と言えるでしょう。
かぶポスト的スコア
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🌱 成長性: 5/5売上・純利益ともに毎年過去最高を更新し、今後も安定成長が期待できるため。
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🏛 財務健全性: 5/5自己資本比率約70%・手元資金も潤沢で、有利子負債が極めて少ないため。
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🎁 株主還元: 3/5配当利回りは高いが、配当性向の高さや優待なしなどを考慮しやや中立評価。
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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。
ひーくん
かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。


