コンコルディア・フィナンシャルグループ(7186)―連続増配&高配当利回り、地域密着で注目の地銀大手
コンコルディア・フィナンシャルグループ(以下、コンコルディアFG)は、神奈川県・東京都を中心に展開する大手地方銀行グループです。傘下には横浜銀行や東日本銀行などを持ち、地域に根ざした金融サービスで知られています。ここ数年は連続増配や株主優待の魅力、そして安定した収益基盤が個人投資家の注目を集めています。2025年10月からは「横浜フィナンシャルグループ」へと商号変更も予定されており、今後の動向が見逃せません。
株式データ
【銘柄名】コンコルディア・フィナンシャルグループ 【銘柄コード】7186 【上場】2016.4 【市場区分】東証プライム 【33業種区分】銀行業 【17業種区分】銀行 【株価】927 円 【PER】11.08倍 【PBR】0.82倍 【EPS】83.7 【BPS】1,128.09 【配当利回り】3.67% 【配当性向】40.6% 【1株配当】34 【営業CF】-22,174億円 【投資CF】374億円 【財務CF】-510億円 【現金等】40,259億円 【自己資本比率】5.1% 【時価総額】10,508億円 【ROE】5.4% 【ROA】0.3% 【公式サイト】https://www.concordia-fg.jp/ 【株主優待】 権利確定月:3月 権利付最終日:次回:2026/03/27 前回:2025/03/27 - 1,000株以上:神奈川県・東京都などの特産品・体験型ギフトなどを選べるカタログギフト(3,000円相当)。2026年は6カ月以上、2027年以降は1年以上継続保有が条件。 - 5,000株以上:同様のカタログギフト(6,000円相当)。2026年は6カ月以上、2027年以降は1年以上継続保有が条件。
株価・指標から見る注目ポイント
株価は927円(2024年6月時点)となっており、PBR(株価純資産倍率)0.82倍と、いわゆる「1倍割れ」の水準です。これは市場からの評価がやや控えめである一方、資産価値に対して割安感があると捉えることもできます。PER(株価収益率)11.08倍も銀行株としては標準的な数字となっています。
配当利回りは3.67%と高めで、銀行株らしい安定した配当政策がうかがえます。配当性向は40.6%と無理のない範囲で増配が続いている点も特徴です。
- 高配当&連続増配:2023年3月期の配当9.5円から、2026年3月期予想では14~16円に増配見込み。
- 地域密着型の経営:横浜銀行・東日本銀行を中心に、首都圏の個人・中小企業向け融資が強み。
- 株主優待:地元特産品や体験型ギフトのカタログギフトがもらえる。長期保有を促進する条件も設定。
初心者向けのポイント解説―なぜ注目されている?
コンコルディアFGは、神奈川・東京という人口の多いエリアを中心に業務を展開することで、安定的な収益基盤を築いています。銀行業界では金利動向が業績に大きな影響を与えますが、2023年以降の日本銀行の金融政策の変化(マイナス金利解除・金利上昇基調)により、貸出金利と預金金利の差(利ザヤ)の拡大が期待されています。これが業績の押し上げ要因となっています。
また、配当利回りが高く、さらに長期保有で株主優待もグレードアップする仕組みは、個人投資家にとって魅力的なポイントです。
PBRが1倍を下回っていることは「割安」とみなす投資家も多く、実際に業界全体でPBRの改善を目指す動きも活発です。
財務・キャッシュフローの特徴と業績推移
財務面では、自己資本比率5.1%とやや低めですが、これは銀行業界特有のバランスシート構造によるものです。自己資本が分厚いわけではありませんが、現金等保有額は4兆円超と高い流動性を確保しています。
営業キャッシュフローは短期的には大幅なマイナス(-2兆2,174億円)となっていますが、これは銀行業の会計上、融資や預金の増減による資金移動が大きく影響するため、必ずしも資金繰りの悪化を意味するものではありません。
業績推移を見ると、2024年3月期の売上高は3兆5,830億円、純利益は669億円と安定した水準。2025年3月期は売上高3兆7,500億円、純利益785億円の増収増益を見込んでいます。2026年3月期もさらに増収増益の予想です。連続して増配が進んでいる点も注目です。
今後の見通しと投資家へのメッセージ
今後も日本の金利正常化の動きや、地域経済の回復が追い風となる可能性があります。地元密着型の強みや、着実な増配、優待政策などが投資家にとっての安心材料となる一方、自己資本比率の低さや地銀業界全体の競争激化には注意も必要です。
業界再編や金利の急変動、また不動産市況の悪化などがリスク要因となり得るため、分散投資や最新の決算情報チェックが大切です。地方銀行株は中長期の視点でじっくり付き合う銘柄と言えるでしょう。
かぶポスト的スコア
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🌱 成長性: 4/5貸出残高の増加や利ザヤ拡大で増収増益が続いているため。
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🏛 財務健全性: 2/5自己資本比率が低く資本の厚みが課題となっているため。
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🎁 株主還元: 4/5連続増配と優待制度の充実で個人投資家に魅力的な還元があるため。
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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。
ひーくん
かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。

