レジル(176A)株価・配当まとめ│急成長中の再エネDXで安定収益を狙う企業【2025年5月最新】

銘柄分析
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マンション一括受電の代行事業を主力とし、再生可能エネルギー小売やエネルギーDX支援サービスも展開するレジル(176A)は、2024年4月に東証グロース市場へ上場した新興のエネルギー企業です。法人向けの電力サービスやマンション管理会社向けのソリューションを通じて着実に事業領域を広げており、特に再エネ電力の提供拡大や防災サービスの導入といった持続的なビジネスモデルの強化で注目を集めています。

レジル(176A)―高ROEと成長投資で注目、マンション一括受電・再エネ小売の成長性を探る

株式データ

【銘柄名】レジル
【銘柄コード】176A
【上場】2024.4
【市場区分】東証グロース
【33業種区分】電気・ガス業
【17業種区分】電力・ガス
【株価】1,867 円
【PER】16.07倍
【PBR】3.95倍
【EPS】116.2
【BPS】472.7
【配当利回り】1.93%
【配当性向】31.0%
【1株配当】36
【営業CF】37.98億円
【投資CF】-6.43億円
【財務CF】-5.95億円
【現金等】47.58億円
【自己資本比率】46.5%
【有利子負債】50.14億円
【時価総額】440億円
【ROE】27.4%
【ROA】11.3%
【公式サイト】https://rezil.co.jp/
【株主優待】株主優待なし

株価・指標から見るレジルの特徴

現在の株価は1,867円で、PERは16倍台、PBRは約4倍と、新興市場らしい成長期待が織り込まれた水準です。自己資本比率は46.5%とバランスが良く、ROE(自己資本利益率)は27.4%と非常に高い水準を維持しています。これは、資本効率の良さや高収益体質を示しており、成長企業の特徴が色濃く表れています。

一方、配当利回りは1.9%前後と東証グロース上場銘柄としては比較的高めですが、配当性向は31%とやや控えめ。今後の成長投資や財務体質強化も意識した配分となっています。

業績推移と注目ポイント

レジルの業績は、この数年で大きく変化しています。2022年6月期には売上高が約310億円、純利益が15億円台と安定した規模でしたが、2023年6月期には売上高が488億円と大幅に拡大する一方、純利益はやや減少。しかし、2024年6月期は売上高が387億円、純利益が19億円と、再度増益基調に戻っています。今後も2025年6月期に売上高440億円、純利益22億円、2026年6月期には売上高500億円、純利益25億円と、着実な成長が予想されています。

  • マンション一括受電事業は他社からの乗り換えが進み、契約数の拡大が続く
  • 再生可能エネルギー分野の契約増加で、粗利率が改善傾向
  • 防災サービスの付加価値提案や、法人向け再エネ小売で収益源を多様化
  • 2026年6月期にはM&Aで譲受した事業の通年貢献が期待

このように複数の成長エンジンを持っており、特に再生可能エネルギー需要の拡大や、電力DX(デジタルトランスフォーメーション)支援など、時代のトレンドに乗った事業を展開している点が特徴です。

配当と株主還元について

レジルの配当は、2023年6月期までは1株1,100円超と高水準でしたが、2024年6月期から株式分割等を経て1株あたり43円、2025・2026年6月期予想で36円前後となっています(予想配当利回りは約1.9%)。配当性向は31%と堅実な水準で、成長投資を優先しつつも一定の株主還元を意識している姿勢がうかがえます。なお、株主優待制度は現在設けられていません。

レジルのビジネスモデルと初心者向けポイント

レジルは、主にマンション向けに一括で電力を調達し、各戸へ販売する「一括受電代行」サービスを主力としています。これは、マンションの管理組合や管理会社と契約し、電力コスト削減やエネルギー管理の効率化を提案するものです。近年は防災サービスの導入や、法人向けの再生可能エネルギー小売、エネルギー事業者へのDX(デジタル化)コンサルなども拡大中です。

また、電力自由化の流れや脱炭素化の社会的要請に対応し、再生可能エネルギーの提案力や顧客基盤の広さが強みとなっています。M&Aによる事業拡大や、横浜市など自治体連携も積極的に進めている点も注目です。

財務・キャッシュフローの状況

財務面では、2024年6月期の自己資本比率が46.5%と、グロース市場上場企業としては安定した水準です。有利子負債は50億円ですが、現金等保有が47億円あり、手元資金の厚みが感じられます。営業キャッシュフローは38億円と堅調に積み上がっており、毎年の投資キャッシュフロー(約-6億円)や財務キャッシュフロー(約-6億円)と比較しても十分な余裕があります。

設備投資は年10億円前後と、成長に合わせた無理のない水準。減価償却費もほぼ同程度で、投資の回収も着実に進んでいる印象です。資本効率や財務健全性の観点からも、現時点で大きな懸念点は見当たりません。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

今後もマンション一括受電や再生可能エネルギー関連の需要拡大、M&A効果の本格寄与が業績を押し上げる見通しです。特に、NTTグループから譲受した一括受電事業が2027年度以降に本格貢献することから、中長期的な成長期待が高まります。防災サービスや自治体との連携など、社会課題解決型ビジネスへの展開も堅実に進んでいます。

一方で、電力市場の動きや仕入先・販売先の価格変動リスク、競合激化といった課題も無視できません。上場間もない新興企業であるため、事業規模の急拡大に伴う運営体制強化やコスト管理も注視ポイントとなります。

成長余地の大きい分野で強みを発揮する一方、安定配当や優待重視の投資スタンスにはやや物足りなさもあるため、事業成長と財務バランスの両面を見守っていきたい銘柄です。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 3/5
    一括受電や再エネ分野の拡大余地は大きいが、競争環境や事業拡大に伴うリスクも考慮。
  • 🏛 財務健全性: 4/5
    自己資本比率や手元資金が厚く、有利子負債の水準もコントロールされている。
  • 🎁 株主還元: 2/5
    配当は一定水準を維持するが、株主優待などの還元策は設けられていない。
🌟 総合評価:3/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。