ダイキン工業(6367)株価・配当まとめ│世界首位級エアコン企業の安定高収益成長【2025年5月最新】

銘柄分析
※本記事にはアフィリエイト広告が含まれています。

ダイキン工業(6367)は、日本を代表する空調機器メーカーです。家庭用・業務用エアコンで世界トップクラスのシェアを持ち、グローバル市場で存在感を発揮しています。M&A戦略も積極的に展開し、アジアや欧米など海外売上が全体の8割以上を占めるなど、まさに“世界のダイキン”として事業を拡大しています。加えて、フッ素化学分野にも注力し、空調・冷凍と並ぶ成長の柱を育成中です。

ダイキン工業(6367)―世界シェア首位級の空調と増配が注目、海外売上8割超のグローバル優良株

株式データ

【銘柄名】ダイキン工業
【銘柄コード】6367
【上場】1949.5
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】機械
【17業種区分】機械
【株価】17,260 円
【PER】19.67倍
【PBR】1.89倍
【EPS】877.7
【BPS】9,154.5
【配当利回り】1.85%
【配当性向】36.5%
【1株配当】320
【営業CF】3,995億円
【投資CF】-2,271億円
【財務CF】-1,296億円
【現金等】6,340億円
【自己資本比率】53.6%
【有利子負債】9,158.99億円
【時価総額】46,722億円
【ROE】10.7%
【ROA】5.3%
【公式サイト】https://www.daikin.co.jp/
【株主優待】株主優待なし

株価・指標の注目ポイント

ダイキン工業の株価は17,260円と高水準で推移しており、時価総額は4兆6,722億円と、国内機械セクターでトップクラスの規模です。PER(株価収益率)は約19.7倍となっており、グローバルな成長期待を織り込んだ水準といえるでしょう。PBR(株価純資産倍率)も1.89倍と、海外展開力やブランド力など無形資産への評価が反映されています。

ROE(自己資本利益率)は10.7%、ROA(総資産利益率)は5.3%と製造業としては高めの水準を記録しており、効率的な経営がうかがえます。営業キャッシュフローは3,995億円と安定しており、積極的な設備投資(3,114億円)、研究開発投資(1,224億円)も継続。自己資本比率53.6%と財務の健全性も目立ちます。

配当利回りは1.85%と決して高配当とは言えませんが、配当は安定して増加傾向にあり、配当性向も36.5%と無理のない水準です。株主優待はありません。

業績推移・配当動向のポイント

近年の業績を振り返ると、ダイキン工業は着実な成長を続けています。2022年3月期の売上高は3兆1,091億円、純利益は2,177億円。2023年3月期には売上高が3兆9,815億円、純利益が2,578億円へと大幅増収増益となりました。2024年3月期も売上高4兆3,953億円、純利益2,603億円と過去最高を更新しています。

2025年3月期の会社予想は売上高4兆5,000億円、純利益2,570億円を見込み、さらなる成長基調が続く見通しです。中期的には2026年3月期に売上4兆7,500億円、純利益2,720億円と増収増益を計画しています。四半期ベースでも堅調な推移が確認できます。

配当面では、2023年3月期は年間140円、2024年3月期は315円(中間185円・期末130円)と増配。2025年3月期も年間295円(中間135円・期末予想160~165円)、2026年3月期も増配方針が示されています。連続増配と安定配当が魅力です。

ダイキン工業の特徴と注目ポイント

ダイキン工業は、空調・冷凍機事業で世界最大級のシェアを誇り、国内外で圧倒的な存在感を持っています。特に業務用エアコン分野は日本国内で“ダイキン一強”とも言える状況です。海外売上比率が84%と高く、インドや北米など新興国・先進国いずれにも強固な販売網を構築。M&Aで現地企業を取り込みながらシェア拡大を図っています。

  • 海外展開力: 売上の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業。
  • 空調事業の安定性: 世界的な省エネ・環境規制強化も追い風。
  • 研究開発投資の積極性: 年間1,200億円超を投入し、次世代技術へ挑戦。
  • 財務体質の強さ: 自己資本比率50%超、有利子負債も十分コントロール。
  • 株主還元: 増配傾向だが配当利回りは高くない、優待はなし。

直近ではアメリカの冷媒規制変更の影響でシェアを落とす局面もありましたが、営業体制強化や合弁会社設立などで巻き返しを図っています。また、フッ素化学分野も新たな成長ドライバーとして期待されています。

財務・キャッシュフローの分析

財務面では、現金及び現金同等物が6,340億円と潤沢で、自己資本比率も53.6%と安定感があります。有利子負債は9,159億円と大きいものの、営業キャッシュフローの大きさから見て十分にコントロール可能な範囲です。

営業キャッシュフローが堅調な中、設備投資や研究開発投資も積極的に行っています。投資キャッシュフローは-2,271億円と大きいですが、これは将来の成長に向けた先行投資と考えられます。財務キャッシュフローは-1,296億円で、主に配当や借入返済によるものです。総じて、財務基盤は非常にしっかりしているといえるでしょう。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

ダイキン工業は、空調機器需要の世界的な拡大、省エネ・環境規制の強化といった長期的な追い風を背景に、今後も着実な成長が期待されています。一方で、一時的な原材料高や海外規制の影響、新興国市場の変動、為替リスクなども無視できません。配当利回りは高くありませんが、安定増配と財務健全性は魅力。初心者にもわかりやすいBtoB・BtoC両面の事業構造と、グローバル企業ならではの「分散効果」も安心材料でしょう。

今後はアメリカやインドなど海外市場での巻き返し、フッ素化学事業の伸び、環境対応技術の進化などが注目点となります。株主優待がない点と配当利回りは人によって好みが分かれるかもしれませんが、世界的な企業の「安定した成長性」を重視する方には注目されやすい銘柄です。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 3/5
    海外展開や研究開発投資に積極的だが、直近の増益幅はやや控えめ。
  • 🏛 財務健全性: 4/5
    自己資本比率が高く、キャッシュも豊富で安定感がある。
  • 🎁 株主還元: 2/5
    増配傾向だが、配当利回りと優待の有無でやや物足りない。
🌟 総合評価:3/5

投資分析、ゆっくり学んでみたい方へ

   本記事でやっているようなファンダメンタルズ分析をしっかり学びたい方には、 投資初心者向けのオンライン学習講座「Grow」がおすすめです。
講師と直接やり取りできるカリキュラムで、 3ヶ月で一生使える投資スキルが身につきます。
空いた時間に自分のペースで学べるスタイルなので、忙しい方でも安心です。

→ Growの詳細はこちら

投資分析ができるようになることで、銘柄選定の精度が上がり、情報に振り回されずに自分で判断できる自信がついてきます。
学びながら実践できる環境で、一歩先の投資家を目指してみませんか?


※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

アバター画像
ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。