東急不動産ホールディングス(3289)―増収・増益トレンドと魅力的な株主優待、多角化が進む総合不動産大手
東急不動産ホールディングス(3289)は、東急グループの中核企業として、都市開発を中心に多彩な事業領域を展開する総合不動産会社です。ビル賃貸やマンションの販売、リゾート開発、再生可能エネルギー、介護・福祉事業など、幅広い分野に取り組み、その成長性と安定収益基盤が注目されています。
近年は渋谷エリアの再開発やリゾート施設の拡充、再エネ事業の拡大など、時代のニーズに応じた投資を積極的に進めており、業績も堅調に推移しています。加えて、充実した株主優待制度も個人投資家からの人気を集めています。
株式データ
【銘柄名】東急不動産ホールディングス 【銘柄コード】3289 【上場】2013.10 【市場区分】東証プライム 【33業種区分】不動産業 【17業種区分】不動産 【株価】1,033.5 円 【PER】10.11倍 【PBR】0.94倍 【EPS】102.2 【BPS】1,099.06 【配当利回り】3.29% 【配当性向】33.3% 【1株配当】34 【営業CF】1,564億円 【投資CF】-1,781億円 【財務CF】977億円 【現金等】2,462億円 【自己資本比率】25.1% 【有利子負債】16,423.64億円 【時価総額】7,052億円 【ROE】9.6% 【ROA】2.3% 【公式サイト】http://www.tokyu-fudosan-hd.co.jp/ 【株主優待】 権利確定月:3月 9月 権利付最終日:次回:2025/09/26 前回:2025/03/27 ・ホテルハーヴェストや東急ステイなどの宿泊優待券(保有株数に応じて枚数が増加) ・ゴルフ場・スキー場で利用できるスポーツ優待共通券 ・会員制シェアオフィス「ビジネスエアポート」の月額プラン優待券 ・JR東日本グループホテルとのコラボ優待券(3月のみ、500株以上) ・長期保有でポイント付与(株主専用Webサイトで商品や施設利用券と交換可能、保有株数・保有年数に応じてポイント増加。10,000株以上は「東急こすもす会」入会資格付与)
株価・指標の注目ポイント
東急不動産ホールディングスの株価は1,033.5円(2024年6月時点)で、PERは10.11倍、PBRは0.94倍と、不動産セクター内でも割安感が目立ちます。自己資本比率は25.1%と業界水準で、有利子負債は1兆6,423億円と大きいものの、安定したCFと資産規模を背景に堅調な財務運営がなされています。
ROE(自己資本利益率)は9.6%、ROA(総資産利益率)は2.3%と、効率的な資本運用も実現しています。また、配当利回りは3.29%と東証プライム市場の中でも魅力的な水準にあります。配当性向は33.3%で、今後の増配余地も期待できそうです。
株主優待の魅力と特徴
東急不動産ホールディングスは、不動産銘柄の中でも特に充実した株主優待制度が特長です。ホテルやリゾート、スポーツ施設、シェアオフィスなど、多彩な優待メニューを保有株数に応じて受け取ることができます。さらに長期保有者にはポイント付与もあり、ポイントに応じてグループ施設の利用券や産直品などと交換できる仕組みです。
- 100株以上でホテルやリゾート施設の優待券・スポーツ優待などがもらえるため、個人投資家にも人気
- 500株、1,000株、5,000株…と、保有株数が増えるほど優待内容がグレードアップ
- 長期保有(3年以上・5年以上)でポイントもアップし、より魅力的な商品やサービスと交換可能
- JR東日本と連携した限定コラボ優待も用意
優待を活用して、ホテルやゴルフ、スキー、シェアオフィスなど、東急グループの多彩なサービスを体験できるのが魅力です。
財務・キャッシュフローの現状
2024年3月期の売上高は1兆1,030億円、純利益は685億円と、ここ数年で安定した成長を実現しています。2025年3月期予想は売上高1兆1,400億円、純利益730億円と、さらなる拡大を見込んでいます。
営業キャッシュフローは1,564億円を確保し、積極的な投資活動(投資CF:-1,781億円)も進めています。現金等は2,462億円と十分な流動性を保ちつつ、財務CFも977億円と堅実な資金調達を実施。有利子負債は大きいものの、不動産業界では珍しくない水準です。
自己資本比率は25.1%と、不動産セクターの標準的な範囲内に収まっており、財務体質にも極端な懸念は見られません。
今後の見通しと投資家へのメッセージ
東急不動産ホールディングスは、ビル賃貸やマンションの価格上昇を背景に安定した収益成長を継続しています。渋谷の再開発プロジェクトやリゾート事業の拡大、再生可能エネルギー分野への投資強化など、グループの多角化戦略が今後の成長エンジンとして期待されています。
一方で、不動産業界全体としては金利動向や景気変動の影響を受けやすい点、巨額の有利子負債を抱えている点は継続的な注視が必要です。また、都心部のオフィス需要やマンション市況の変化もリスク要因となり得ます。
株主優待や配当など、長期保有のインセンティブも強く、グループのサービスを実際に利用したい方や、中長期的な資産形成を目指す投資家には検討に値する銘柄と言えるでしょう。今後の事業拡大や増配方針、優待内容のアップデートにも注目です。
かぶポスト的スコア
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🌱 成長性: 5/5ビル賃貸やリゾート事業、再エネ分野の拡大など、多角化による収益成長が明確。
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🏛 財務健全性: 4/5有利子負債は大きいが、着実なCFと資産規模でバランスは保たれている。
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🎁 株主還元: 4/5配当利回り・優待ともに水準は高く、長期保有インセンティブも強い。
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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。
ひーくん
かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。


