THK(6481)株価・配当まとめ│安定配当と堅実成長の注目株【2025年6月最新】

銘柄分析
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THK(6481)―高配当利回りと世界シェアNo.1が光る機械部品メーカーの今を分析

THKは、直動案内機器(LMガイド)で世界トップシェアを誇る、日本発のグローバル機械部品メーカーです。1971年の創業以来、主力のLMガイドは産業機械や半導体製造装置、自動車部品など幅広い分野に採用され、同分野でのシェアは50%を超えるといわれています。海外売上比率も7割に迫るなど、真のグローバル企業へと成長。近年は半導体需要の波を受けつつも、財務の強さと高い配当利回りが注目されています。

株式データ

【銘柄名】THK
【銘柄コード】6481
【上場】1989.11
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】機械
【17業種区分】機械
【株価】3,957 円
【PER】24.62倍
【PBR】1.25倍
【EPS】160.7
【BPS】3,157.34
【配当利回り】6.22%
【配当性向】153.1%
【1株配当】246
【営業CF】284億円
【投資CF】-342億円
【財務CF】-226億円
【現金等】1,382億円
【自己資本比率】67.6%
【有利子負債】965.14億円
【時価総額】4,876億円
【ROE】2.8%
【ROA】1.8%
【公式サイト】https://www.thk.com/jp/ja/
【株主優待】株主優待なし

株価・指標から見るTHKの注目ポイント

現在のTHKの株価は3,957円で、配当利回りは6.22%と、東証プライム市場の中でも高水準です。PERは24.62倍とやや割高感があるものの、PBRは1.25倍と標準的。自己資本比率は67.6%と非常に高く、財務基盤の強さがうかがえます。ROE(自己資本利益率)は2.8%とやや低めで、利益率面ではやや課題が見られる状況です。

  • 高配当利回り:6%台は魅力的。ただし配当性向は153.1%と、今期は利益に対して配当が多く、今後の持続性には注視が必要です。
  • 自己資本比率の高さ:67.6%は業界内でも上位水準。財務リスクは低いといえます。
  • 有利子負債も約965億円と、現金等(1,382億円)を大きく超える水準ではありません。

THKの特徴と初心者向けポイント解説

THKの最大の強みは、世界的な直動案内機器メーカーとしてのブランド力とグローバル展開です。主力のLMガイドは、工作機械や半導体製造装置など、ものづくりの根幹を支える部品で、景気動向や産業構造の変化に連動しやすい特徴があります。海外売上比率は約7割に達しており、米州・欧州・中国などグローバルに販売網を展開。近年は半導体市場の波を強く受けていますが、自動車向け部品や生産改革によるコスト削減など、多角的な事業運営も行っています。

また、THKは株主還元にも積極的で、DOE(株主資本配当率)8%基準を掲げています。業績に応じて増配・減配を機動的に行う方針ですが、2024年12月期は1株当たり配当128.5円、2025年には年間220円前後の配当が見込まれています。今期の利益水準から見ると配当性向は高めですが、中長期的な還元姿勢は評価できます。

財務・キャッシュフローから見る企業体質

財務面では、自己資本比率67.6%と健全で、現金等も1,382億円と潤沢です。営業キャッシュフローは284億円、設備投資(キャッシュアウト)は342億円と積極的な投資姿勢がうかがえます。研究開発費も64億円を確保し、次世代技術への取り組みも怠っていません。有利子負債は965億円と一定規模ですが、現状の財務バランスなら過度なリスクとは言えない水準です。

また、2029年度までに営業利益400億円超、ROE10%超を目標に掲げており、自己株取得や資本効率の改善にも注力。安定した財務基盤を生かし、攻めと守りのバランスを取った企業運営が特徴です。

業績面では、2020年12月期に一時赤字(純損失約100億円)となったものの、翌年以降は回復。売上高は2022年の約3,940億円をピークにやや調整局面ですが、2026年には再び3,900億円規模までの回復が予想されています。純利益も2,000億円台前後の着地が続く見通しで、景気の波を受けつつも安定した収益基盤がうかがえます。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

THKの今後のカギは、半導体・FA(ファクトリーオートメーション)分野の需要回復、そして生産改革や事業ポートフォリオの多様化による収益性向上です。短期的には半導体需要や中国経済動向への依存度が高いため、業績変動リスクもありますが、中長期ではグローバルな産業構造変化に合わせて成長余地も大きいと考えられます。

高配当利回りは魅力ですが、今期の配当性向が高めである点や、ROEの低位安定には注意が必要です。今後は経営目標(ROE 10%超など)の達成に向けた利益成長や資本効率改善がどこまで進むかが注目されます。安定した財務と世界的なシェアを背景に、景気循環を超えた成長軌道に乗れるかが投資家にとってのポイントとなるでしょう。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 2/5
    直動案内機器の世界シェアは高いが、業績は景気や半導体市況の影響を強く受けやすい。
  • 🏛 財務健全性: 5/5
    自己資本比率67%超、現金等も潤沢で財務リスクは低い。
  • 🎁 株主還元: 3/5
    DOE基準の高配当は魅力だが、現状の配当性向は高めで持続性には注視が必要。
🌟 総合評価:3/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
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企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。