【2026年最新】新NISAの成長投資枠で買いたい高配当株おすすめ10選

by ひーくん

「新NISAの成長投資枠で何を買えばいいんだろう…」「高配当株をNISAで持つのってお得なの?」

結論から言うと、新NISAの成長投資枠と高配当株の相性は抜群です。通常なら配当金に約20%かかる税金がゼロになるため、利回り4%の銘柄なら実質的に0.8%分のリターンが上乗せされるのと同じ効果があります。

僕は投資歴20年以上、保有株式の評価額は2億円超。その中から新NISAの成長投資枠に特におすすめの高配当株を10銘柄厳選しました。約1.5万円から買える超少額銘柄から、利回り4%超の本格銘柄まで、投資額別に選べるラインナップでご紹介します。

新NISAの成長投資枠とは?高配当株との相性

成長投資枠の基本

新NISAの成長投資枠は、年間240万円まで個別株やETFを非課税で保有できる制度です。つみたて投資枠(年間120万円)がインデックスファンド向けなのに対し、成長投資枠では個別の高配当株が購入できます。

項目 成長投資枠 つみたて投資枠
年間上限 240万円 120万円
対象商品 個別株・ETF・投信 投資信託のみ
非課税期間 無期限 無期限
生涯上限 1,200万円 全体で1,800万円

なぜ高配当株×NISAがお得なのか

通常の特定口座では、配当金に20.315%の税金がかかります。たとえば年間10万円の配当をもらっても、手取りは約8万円。でもNISA口座なら10万円がまるまる受け取れます。

年間の非課税メリット(100株保有の場合):

銘柄 投資額 年間配当 通常口座の税金 NISAで節税
エクセディ 約61万円 30,000円 6,095円 6,095円お得
MS&AD 約43万円 15,500円 3,149円 3,149円お得
積水ハウス 約38万円 14,400円 2,925円 2,925円お得

配当利回りが高いほど、NISAの恩恵が大きくなります。「高配当株こそNISAに入れるべき」というのが僕の考え方です。

成長投資枠で高配当株を選ぶ3つの基準

1. 配当利回り3.5%以上を目安に

NISAの非課税メリットを最大化するなら、配当利回りは高いほど有利です。3.5%以上を目安にすると、税金の節約効果が実感できます。

2. 長期で減配リスクが低い銘柄を選ぶ

NISAは非課税期間が無期限なので、長期保有が前提です。業績が安定していて、過去に大きな減配がない銘柄を選びましょう。景気に左右されにくいディフェンシブ銘柄は特に相性が良いです。

3. 投資額が成長投資枠に収まるか確認する

成長投資枠の年間上限は240万円。100株あたりの投資額が大きすぎると、1銘柄でかなりの枠を消費してしまいます。分散投資も意識して、1銘柄あたり30〜50万円以内が使いやすい目安です。

新NISAの成長投資枠で買いたい高配当株おすすめ10選

ここからは、新NISAの成長投資枠に特におすすめの高配当株を投資額の小さい順にご紹介します。すべて2026年2月26日時点のデータです。

1. NTT(9432)|約1.5万円から始められるNISA入門株

指標 数値
株価 152円
予想配当 5.3円
配当利回り 3.48%
PER 12.89倍
PBR 1.36倍
決算月 3月
100株の投資額 約15,200円

2023年の株式分割で超少額投資が可能になったNTT。約1.5万円から高配当株投資をスタートできるのは大きな魅力です。通信インフラという景気に左右されにくい事業基盤を持ち、配当も安定的に増配傾向。NISAで最初の1銘柄に迷ったら、まずNTTから始めるのがおすすめです。

2. ソフトバンク(9434)|少額×高利回りの最強コンビ

指標 数値
株価 211円
予想配当 8.6円
配当利回り 4.09%
PER 18.46倍
PBR 3.88倍
決算月 3月
100株の投資額 約21,100円

約2万円で100株購入でき、配当利回りは4%超え。NISAなら配当金が非課税になるため、少額でも着実に配当を積み上げられる銘柄です。携帯通信事業はストック型ビジネスのため収益が安定しており、長期保有に向いています。

3. 王子ホールディングス(3861)|約10万円で買える安定配当

指標 数値
株価 980円
予想配当 36円
配当利回り 3.67%
PER 17.49倍
PBR 0.87倍
決算月 3月
100株の投資額 約98,000円

製紙業界最大手の王子HD。約10万円で100株購入でき、PBR0.87倍と割安水準です。段ボールや包装紙はEC市場の成長とともに需要が拡大しており、景気変動に強いディフェンシブ銘柄としてNISAでの長期保有に適しています。

4. ヤマハ発動機(7272)|世界が認める二輪車メーカー

指標 数値
株価 1,223円
予想配当 50円
配当利回り 4.09%
PER 11.86倍
PBR 1.05倍
決算月 12月
100株の投資額 約122,300円

二輪車で世界トップクラスのシェアを誇るヤマハ発動機。東南アジアやインドなど新興国での成長余地が大きく、配当利回り4%超え×成長性を兼ね備えた銘柄です。PER11.86倍と利益面でも割安。NISAで長期保有するなら、こういったグローバル企業は心強い存在ですね。

5. 飯野海運(9119)|堅実な中型海運株

指標 数値
株価 1,626円
予想配当 55円
配当利回り 3.38%
PER 11.95倍
PBR 1.15倍
決算月 3月
100株の投資額 約162,600円

外航海運と不動産の2本柱で安定した収益を上げる飯野海運。大手海運3社(日本郵船・商船三井・川崎汽船)に比べて株価のボラティリティが低く、NISAでの長期保有に向いた堅実な海運株です。僕のポートフォリオでも含み益率+45%超と、長期保有の成果が出ています。

6. 川崎汽船(9107)|海運セクターの高利回り株

指標 数値
株価 2,503円
予想配当 120円
配当利回り 4.79%
PER 13.76倍
PBR 0.94倍
決算月 3月
100株の投資額 約250,300円

大手海運3社の一角。配当利回り4.79%は今回紹介する10銘柄の中でも高水準です。PBR0.94倍と割安感もあり、NISAで保有すれば年間約2,400円の税金が節約できます。海運株は景気敏感ですが、コンテナ船事業を統合会社に移管しており、以前より収益の安定性は向上しています。

7. キャリアリンク(6070)|人材サービスの成長株

指標 数値
株価 2,781円
予想配当 120円
配当利回り 4.31%
PER 13.76倍
PBR 2.25倍
決算月 3月
100株の投資額 約278,100円

BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)を手がける人材サービス企業。自治体や官公庁からの受注が安定しており、マイナンバー関連の需要も追い風です。配当利回り4.31%と成長性を兼ね備えた、NISAの成長投資枠にふさわしい銘柄です。

8. 積水ハウス(1928)|安定増配の住宅メーカー

指標 数値
株価 3,800円
予想配当 144円
配当利回り 3.79%
PER 10.62倍
PBR 1.30倍
決算月 1月
100株の投資額 約380,000円

住宅メーカー最大手の積水ハウス。10期以上連続で増配を続けている安定配当銘柄です。PER10.62倍と割安で、国内外の不動産開発にも注力。NISAで10年、20年と持ち続けるなら、こういった増配銘柄は配当金が雪だるま式に増えていく期待があります。

僕も長期保有している銘柄の1つですが、買った当時からの増配で、取得ベースの利回りはさらに高くなっています。NISAの長期非課税とは本当に相性が良いですよね。

9. MS&ADインシュアランスグループ(8725)|メガ損保の安定感

指標 数値
株価 4,289円
予想配当 155円
配当利回り 3.61%
PER 8.99倍
PBR 1.47倍
決算月 3月
100株の投資額 約428,900円

三井住友海上とあいおいニッセイ同和を傘下に持つメガ損保グループ。PER8.99倍は業界平均と比較しても割安水準で、保険料値上げの効果で業績は好調が続いています。損害保険は景気に左右されにくく、長期で安定した配当が期待できるディフェンシブ銘柄です。

10. エクセディ(7278)|利回り4.93%の自動車部品メーカー

指標 数値
株価 6,080円
予想配当 300円
配当利回り 4.93%
PER 16.46倍
PBR 1.21倍
決算月 3月
100株の投資額 約608,000円

自動車のクラッチやトルクコンバーターで世界トップシェアを持つ部品メーカー。配当利回り4.93%は今回紹介する10銘柄中でNo.1です。NISAで保有すれば年間約6,000円の税金が節約できます。投資額は約61万円とやや大きめですが、NISA枠240万円の中で高利回り銘柄を1つ入れておくと、ポートフォリオ全体の利回りが引き上がります。

投資額別のおすすめ組み合わせ

成長投資枠240万円を使い切るイメージで、投資額別の組み合わせ例を紹介します。

パターンA:少額分散型(10万円以下の銘柄中心)

銘柄 投資額
NTT(100株) 約1.5万円
ソフトバンク(100株) 約2.1万円
王子HD(100株) 約9.8万円
ヤマハ発動機(100株) 約12.2万円
合計 約25.6万円

残り約214万円でさらに分散投資が可能です。

パターンB:バランス型(高利回りと安定を両立)

銘柄 投資額
NTT(100株) 約1.5万円
ソフトバンク(100株) 約2.1万円
ヤマハ発動機(100株) 約12.2万円
飯野海運(100株) 約16.3万円
積水ハウス(100株) 約38万円
MS&AD(100株) 約42.9万円
合計 約113万円

6銘柄で4セクターに分散。NISA枠の約半分を使い、平均配当利回り約3.8%のポートフォリオが組めます。

NISAで高配当株を持つときの注意点

1. 損益通算ができない

NISA口座で出た損失は、特定口座の利益と損益通算ができません。つまり、株価が大きく下がっても税金面でのメリットがないということ。だからこそ、値下がりリスクが低い安定銘柄を選ぶことが重要です。

2. 配当金の受け取り方法を「株式数比例配分方式」にする

NISAで配当金を非課税にするには、配当金の受け取り方法を「株式数比例配分方式」に設定する必要があります。「登録配当金受領口座方式」や「郵便振替」では課税されてしまうので、証券会社の設定画面で必ず確認しましょう。

3. 生涯投資枠1,800万円を意識する

成長投資枠は年間240万円ですが、生涯の上限は1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円)です。毎年枠を使い切ると5年で上限に達します。長期で使うことを見据えて計画的に投資しましょう。

まとめ

銘柄名 コード 投資額 配当利回り セクター
NTT 9432 約1.5万円 3.48% 通信
ソフトバンク 9434 約2.1万円 4.09% 通信
王子HD 3861 約9.8万円 3.67% 製紙
ヤマハ発動機 7272 約12.2万円 4.09% 自動車
飯野海運 9119 約16.3万円 3.38% 海運
川崎汽船 9107 約25万円 4.79% 海運
キャリアリンク 6070 約27.8万円 4.31% サービス
積水ハウス 1928 約38万円 3.79% 住宅
MS&AD 8725 約42.9万円 3.61% 保険
エクセディ 7278 約60.8万円 4.93% 自動車部品

新NISAの成長投資枠は、高配当株投資家にとって最強の味方です。配当金が非課税になるというシンプルな仕組みが、長期で見ると大きな差を生み出します。

まずは約1.5万円から始められるNTTで「NISA×高配当株」の第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

高配当株ポートフォリオの全体的な組み方については、こちらの記事もご参考ください。 → 【2026年最新】高配当株ポートフォリオの作り方|初心者でも年間配当50万円を目指す方法

※本記事は筆者の保有銘柄に基づく情報提供であり、特定の銘柄の購入や新NISA口座での投資を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。株価・配当データは2026年2月26日時点のものです。NISA制度の詳細は金融庁の公式サイトをご確認ください。

ひーくん
ひーくん

FIRE達成のパパ投資家

投資歴は20年以上、保有株式の評価額は2億円を超え、不動産を含む総資産は3億円を突破しました。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。